拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

ガスのことPart2

2024-05-03 07:00:21 | 日記

奥地の家のプロパンガスは○○ガスに決めて、コンロ等の取替もここににお願いすることにした、と書いた。「まだまだ端緒についたばかり。具体的なことは何も決まってない」とも書いたが、それから半月しか経ってないのに既にガスボンベが設置され、コンロと換気扇は新しくなった。

最初にリフォームの相談をした家電量販店の見積もりマンは「コンロを取り替える前提として、コンロ下のガス管をあーしてこーしなければならない。その工事はご自分で(業者を見つけて)やって下さい」と言ったのだが(それがネックになって、ここには頼まなかった)、その「あーしてこーしなければならない工事」は、○○ガスの工事人さんが当たり前のようにやってくれていた。今回、ガス会社に設備のことまでお願いした目論見はまさにこの点にあった。大当たりであった。

バスタブに水を張ると水位が下がったから給湯器との間のパイプの水漏れを疑ったが、○○ガスのサービスマンがちょこちょこっといじったら直ってしまったことも書いた。で、今回、ボンベが設置されたので、本格的に給湯器を稼働してみると、ちゃんと動く。お湯をはった後、もしやまた水位が下がるのではないか、と何度も確認に行ったのは当初の水漏れ疑惑が私に与えた不安の大きさを物語っているが、もはや水位が下がることはなかった。因みに、上記の家電量販店の見積もりマンは、私の疑惑を検証することなく肯定して給湯器の取替を見積もりに入れていた。そうしてはじき出された金額は、今回の○○ガスの見積額の倍であった。

今回、プロパンガスのボンベを設置するにあたり、教わったことは、設置場所にあるメーター等々はガス会社の所有物であり、ガス会社を変える際は、メーター等々を返さなければいけない、ということ。最初に問合せをした××ガスが「前に契約していたガス会社がどこだか教えてくれ」と言ったのは、このことと関係がありそうである。だが、○○ガスのサービスマンは、ぱっと見ただけで「前のガス会社は△△ガスのようですね。そことはこちらで話をつけておきます」と話は簡単。××ガスの人は見ただけでは分からないのだろうか。さらに「前の会社によっては供給できない」とも言っていたが、それってどういうことだろう?「え?あんたの前の恋人ってあの人だったの?あんな人と付き合うような人とは付き合えない」って手の話なのだろうか。まあ、無事にガスが引けた今となっては、どうでもいい話ではある。

とにかく、まるっきり知り合いのない奥地で、どことどういう話をすればよいかでずっと頭を悩ませてきた。今書いた通り相手によって全然違う話になるんだから、私が頭を悩ませたのは故あることであった。結果的に最良の選択ができて、ほっと一息どころか百息ついた気分である。

余談その1。工事人さん達の仕事ぶりには惚れ惚れした。だから、ずっと見ていたら、古い換気扇をはずして開いた穴の中に何かを見つけたらしい。工事人さんが一瞬場を離れた隙に覗いてみると、

蜂の巣の残骸のようであった。

その2。古いガスコンロをはずしたところにゴジラではないGの死骸があって、二人の工事人さんのうちおじさんの方が「おれ、Gはダメなんだよ」と尻込みしてるから、私が「掃除機で吸い取りましょうか?」と聞くと、若い方が、お客さんにそんなことをさせてなるものかとばかり「大丈夫です」と。因みに、「おじさん」と言った方も私より歳下かもしれない(最近、えてしてありうることである)。

その3。コンロを新調したのに鍋・やかんの類いが一個もなければ話にならない。だから、とりあえずステンレス製の鍋を現住所から持っていった。

この鍋君は、現住所ではフッ素樹脂加工の鍋にその地位を奪われ戦力外通告を受けていたが、今回、新天地での可能性が見込まれ現役復帰した代物である。せっかくのチャンスである。活躍してほしいものである。

その4。最近のコンロって押し回しじゃないんだ!とびっくりしている私はかなりの浦島太郎である(マッチで点火したことすらある)。考えてみれば、現住所のコンロは40年前にしつらえられたもの。魚焼き器はとうに使用不能になっている。本物(?)の浦島太郎だって、玉手箱を開ける前後の歳の差は40くらいだろう……と思ったら、700年だって(ウィキペディア情報)。因みに、新しいコンロには魚焼き器を絶対つけてください、と注文しておいた。魚焼き器で焼くハンバーグは旨いのだ。