拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

♪長崎は今日も晴れだった

2022-11-05 14:23:10 | 音楽

久しぶりに外でお酒をたくさん飲んだらその効果はてきめん!電車を乗り過ごしてタクシーで帰る羽目になった。この痛い出費が、最近欲しくて仕方がないアラジンのトースターの購買意欲に与える影響について考察する。
可能性その1。痛い出費をして財布が涼しくなったんだからあきらめる。
可能性その2。タクシーに出費をしたんなら、なおさらトースターに出費をすべきと考えて購入する。
さあ、私はいずれの道を選ぶのであろうか。

博多弁に敬語はないんだと。へー。英語やドイツ語と同じじゃん。因みに、日本人が外国で引っ込み思案なのは江戸弁を標準語にしたからだ、という人がいる。例えば、大阪弁が標準語だったら、もっと外国人とフランクに付き合えたはず、と言うのである。

その英語の「cool」は「涼しい」と習ったが、いまでは「かっこいい」「イケてる」という意味に使われることが多いそうだ。すると、「クール・ファイブ」は「イケてる5人」という意味か。だが、その命名は半世紀前である。当時の辞書に「イケてる」と意味が載っていたかどうか。因みに、私は社会人になるとき、会社に入ったらカラオケに行かねばならないらしい、カラオケでクラシックを歌うわけにはいかない、と思ってクールファイブのカセットテープを買って「長崎は今日も雨だった」を持ち歌にした。得意先にはなかなかに好評だったが、毎回これを聞かされる同じ課の先輩たちは、「イージマは今日も長崎だった」と飽き飽きした風情だった。今やっているカセットのデータ化作業において、そのカセットテープが出てきて、久しぶりにに本家の「長崎」を聴いてみた。カセットテープは今でも十分聴ける。なかなかいい音である。それに引換え、MDなんかは、エラーが生じると全滅である。ソニーが次々と発売するデジタルの新製品に踊らされず、ずっとカセットテープに録音していればよかったと思う今日この頃である。なお、長崎は、実際は晴天が多いそうだ。すると、正しく歌うとこうなる。♪ああああ~、ながさきぃは~、きょうも~、はれえ~だぁったー……「はれえ~」の「え~」(一番の高音)を延ばすのがかっこよく聞かせるコツである。「冷たい手」(プッチーニのボエーム)で「ラーア、スペーエ~ランツァー」の「エ~」(ハイC)を長く伸ばすごとしである。ただし、耳の肥えたスカラ座の天井桟敷の人々は、このハイCだけではなく、その直後の「ラン」(B♭)もしっかり延ばさないと「ブラヴォー」と言ってくれないらしい。