麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第371回)

2013-03-16 20:44:13 | Weblog
3月16日


鈴木道彦新訳「嘔吐」を頭から通読。とてもいいです。以前にも書きましたが、セリーヌの影響がどこにあるのかが白井訳よりよくわかりました。本当はもっとくだけた文章なのでは、と思いますが、フランス語のフの字もわからないので、試すこともできません。

やはり、サルトルはいい。とくにこの小説はすばらしい。

とにかく、自分には才能は限りなく少ないけど、顔を向けている方向はこのままでいい、と思いました。私の仕事を続けて死ぬだけです。

では。

コメント
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