麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第253回)

2010-12-11 20:04:10 | Weblog
12月11日


立ち寄ってくださって、ありがとうございます。

みなさんそうだと思いますが、
年末進行で余裕がまったくありません。

そんな中、20年くらい前に買っていままで読まずにいた、ナボコフの「マルゴ」を読んでいます。あと80ページくらい(午後10時読了しました)。

すごすぎる。うますぎる。

まあ、なにもうまく作れずに、ここまできた人間としては、
「こんなに上手いものを書いてなんになるっていうんだ? 上手いからといってなんだというんだ」とでも吠えておきましょう。やれやれ(村上春樹ふう)。

ナボコフはご存じのとおり、「ロリータ」の作者です。



ちくま文庫から深沢七郎コレクションが2冊で出ています。
若いころ、しばらく深沢七郎しか読めなくなった時期がありました。
とくに「人間滅亡の唄」は何度も読みました。心にしみ込んでいるはず。
小説では「東京のプリンスたち」が好きです。
新編集もいいけど、文庫で絶版になっているものももう一度出してほしい。ほぼ全部持っていますが、紙が黄色くなってきたので。



ちょっと疲れています。
寝ようと思います。

では、また来週。
コメント
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