麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第205回)

2010-01-10 22:09:05 | Weblog
1月10日


立ち寄ってくださって、ありがとうございます。

「未成年」、夕方5時半ころに読み終わりました。
今回の読書で、ほかの四つの長編と同じように、この作品も私の心に根をはりそうです。もっとも理解が難しかったところは、ヴェルシーロフの「ロシアとヨーロッパ」論の部分ですが、抽象的には、それでも理解できたつもりです。それ以外は、どの設定も、どの文も不明瞭なところはまったくありませんでした。とてもとてもおもしろかったです。読んでいていくつものメモを書きましたが、それはいつか創作のために使いたいと思います。

昼食を食べていつもの古本屋に寄ったとき、新潮社版のドストエフスキー全集の「未成年」の上巻だけが出ていて、今回読んだ文庫と内容はまったく同じなのに、なんとなく買ってしまいました。500円でした。



大塚ひかり訳「源氏物語」が完結しました。こちらは、かなり怠けていてまだまったく進んでいません。いつか集中して読みたいと思います。



「トム・ソーヤー」と「ハックルベリ・フィン」の2冊でずっと止まっていた角川文庫のマーク・トウェイン完訳コレクションにようやく第3弾が出ました。「アーサー王宮廷のヤンキー」です。有名だけどまだ読んだことがありません。いつ読めるかわかりませんが買ってきました。



カメラマン宮島径氏が、3回目の写真展実現に向けて動き始めました。これ以上、私をあせらせる知らせはありません。なんとか「友だち」だけでも今年は書きあげたいと思います。



では、また来週。
コメント
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