麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第183回)

2009-08-09 17:52:49 | Weblog
8月9日


立ち寄ってくださって、ありがとうございます。


「響きと怒り」は、同じところで止まったままです。
先週は、読みすすめる時間がどうしてもとれませんでした。

今日は、突然思い立って「友だち」に手を入れてみました。
一人称だったのを三人称にかえて、数十行書き加えました。少し見えたかも。
たぶん、最終的には、落語のような感じになるんだろうなと思います。つまり、それは「何度も読める」ということです。
誰にも望まれていないのはわかっていますが、なんとか仕上げてみたいものです。



ここにすわっていて、しかし、ここにすわっている理由がなにもないのがしみじみと感じられます。
どこか穴があいていてそこをふさがないといけないのにどこだかわからない。
ただすーすーとその穴から「自分」が漏れていく。尻ではなく、背中のあたりのような気がするのですが。



では、また来週。
コメント
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