麻里布栄の生活と意見

小説『風景をまきとる人』の作者・麻里布栄の生活と意見、加えて短編小説。

生活と意見 (第149回)

2008-12-07 00:06:13 | Weblog
12月7日


立ち寄ってくださって、ありがとうございます。

ブログを読み返してみると、やっぱり、嘘をついて、自分をそのときの自分より深く見せようとしていることが多々あるのに気づきます。それは、書く時点までに日常がうまく消えていかなかったからで、おそらくなにか仕事などで、軽く自尊心を傷つけられる場面があり、自分の中でバランスをとる必要が生じて、「俺にはもっと深い世界がある」というふりをしようとしているのでしょう。そういう状態のときには、書かないことが一番なのかもしれませんが、この場所で書くことをやめてしまったら、くたばらないでやっている意味はもうほとんどなくなるので、そういうわけにもいきません。まあ、言い訳するまでもなく、そういう状態なのは、読んでくださる方には明らかにわかることだと思うので、結果的には嘘にはなっていないのかもしれません。



うたた寝から目覚めて、すぐ、「俺の人生は失敗の見本だ」という言葉が浮かび、一日中そこから抜け出せませんでした。



では、また来週。
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