マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

涸沢からの帰路

2011-07-18 06:00:00 | 登山・ハイキング

7月18日・朝4時半: 涸沢ヒュッテから眺める穂高連山。その雄大さと美しさ・・言葉もなく眺めました。

登山が大好き。自然が大好き

私も自然の一つ。
大自然の中に入ると・・先輩の大自然に教えられる。これが面白い
今回の登山でも教えられた。 考えさせられた。

穂高の雄大さと美しさ。そして、岩場に誰にも知られずに咲く小花の高山植物の美しさ。 ほれぼれする。
・・7月でも雪を降らせる、神の働きというか季節の厳しさを、沈黙のうちに、受け入れるしかない自然界。
・・小さな高山植物は、咲くまでに、地下で何年も、咲く準備をするとか。そして原色の花を咲かせる。

私も、穂高の雄大さと高山植物の美しさを持って、輝がやきたいものです。”あんな風になりたいな~。”あこがれる。
・・憧れを実現するには・・沈黙と、長年の地下の生活がいる。 含蓄ある日々の積み重ねがいる。 てことでしょうね?


山の朝は早い。 登山は、ある意味、命がけのところもある。
そんなこんなで、山小屋は睡眠を確保することが最優先。静寂を保つ。

私の上の部屋で寝ていた男性3人。 
3時半に起きて・・4時に山に登って行った。雪明りが道案内。受験の『蛍雪時代』参考書を思い出した!

私達3人。
4時起床。5時朝食。従業員男性にアイゼンの着装方法を教わった。役にたった。6時出発。


5時: 朝食。 ほとんどのアルピニストが食堂に集まっている。

涸沢ヒュッテ: 泊まり&夕食&朝食 9000円


5時:朝食 野菜の煮物。ウナギ入り卵焼き。 鯖塩焼き。 海苔佃煮。焼き海苔。漬物。味噌汁。ご飯(おかわりしました)

ちなみに昨夜の夕食(右側):メンチカツ。ポテトサラダ。野菜サラダ。ごぼうと人参の煮物。さわらの塩焼き。漬物。ご飯。デザート。


6時: アイゼンを着けて・・下山です。昨日登った道を降ります。 
 
     氷道・・所々・・穴が開いている。氷の厚さは5cm位。穴底に水が流れていた。


仲間も、昨日の経験から・・歩く姿に余裕があります。 可憐な花に・・心を向けます。
 


8時:本谷橋まで下山。ほっとしました 

  本谷橋の下を流れる・・穂高の清流。


本谷橋を渡れば・・残りは平坦な道が続きます。

   ゆれる ゆれる 

足音も軽やかに。。。昨日のしんどさが嘘のようです。


可憐な花々. 清流に打たれながら岩の裂け目に咲いています。



色鮮やかな花々。 登山道にひっそりと咲いています。アルピニストの心を慰めます。



9時半: 横尾に戻りました。 横尾橋の下を穂高連山の雪解け水が流れます 美しい。感動する。

横尾で一休みです。 30分のTEA BREAKE  贅沢な虎屋の羊羹で元気をつけて。


 更に・・2時間。歩け歩け


12時: 嘉門次小屋到着。 昼食:名物の『岩魚の塩焼き』900円 『山菜蕎麦』800円 

明治21年に上高地や穂高s連山の美しさを発見&世界に紹介した英国人宣教師ウエストン氏を案内した嘉門次氏。


『梓川右岸道』・・嘉門次小屋から・・『梓川の右岸道』に道を変えます。低草に包まれた木道の優しい道に変わります。
『梓川左岸道』・・昨日と今日の下山・・『梓川の左岸道』でした。深い原生林の道でした。
 


『梓川右岸道』・・木道が河童橋まで続きます。 笹を中心に低草が広がります。岳沢湿原
 

可憐な花々



1時半: 昨日の登山スタート場所・上高地河童橋 に戻ってきました

登り:7時間半  下り:7時間半 同じ道が、上り下りで、全く違う感動をくれました。


「お疲れ様でした!」「楽しかったね!」「カンパイ!」 上高地アルペンホテル 8925円 ハイカー用部屋は格安。
 
地ビールも格別の味です 河童橋から眺める穂高連山と同じ景色の見える 信州牛の陶板焼 信州サーモン 

  友情に感謝! 感動に感謝! 健康に感謝! 全てに感謝!感謝!                                                               

アルピニスト魂復活

2011-07-17 15:30:00 | 登山・ハイキング

7月17日・朝8時半:上高地河童橋からの穂高連山 雄大な姿が梓川とマッチして・・。

7月17日(日)
久しぶりのアルプス登山。胸が躍りました。
登山月例会の仲間2人と私。3人の涸沢カール7時間登山の始まりです。天気晴れ


8時50分:
河童橋からの眺めを尻目に・・涸沢カールへの入り口:横尾を目指して・・出発!GO!GO!

歩く歩く・・明神岳を横目に見ながら・・梓川沿いに・・歩く歩く・・。


100kmウルトラマラソン鉄人の友人・・重い荷物を背負って・・体力はばっちり。グー
  友人2人の早いこと早いこと


10時:
1時間歩いて明神着。 分岐点。  徳本峠への向かう御夫婦。 私達は徳沢へ。


明神から・・更に・・梓川右岸を進むと・・道は深い原生林の中へ。

11時:
又1時間歩き、徳沢園到着。 井上靖の山岳小説 『氷壁』の舞台です。


左手はるかかなたに・・

今日目指す、雪を頂く涸沢カールが・・奥深くに見えてきました。


12時:
又々1時間歩いて12時・・出発地点・上高地から11km:3時間10分・・『横尾』到着。

計画通りに進んで安堵      昼食の「寿司」で勢力つけて・・。


12時半:
横尾の横尾橋を渡れば・・いよいよ涸沢カールへの山道。6kmの道のり。 

3人の仲間。 先頭がいちばん若い。 しんがりの私が年長者。年の順に進みます。


前穂高岳、北穂高岳、奥穂高岳、等が一層近くなり・・
 アルピニスト達の世界に踏み入れた実感がわいてきます。

ここから涸沢までは、一気に標高差690mの登りです。


『屏風岩』 が見えてきました。一枚の壁にも見える岸壁。
クライマー達の・・2cm程の大きさに見える姿。 一歩一歩と登る姿。
2565mの『屏風の頭』を目指して・・『屏風岩』の岩壁に張り付く姿が見えます。
(前回は見えました。今回は探しても見えなかった。台風が近いからかな?)
『屏風岩』のロッククライミングを』みたい人は、『こちら』、をど~ぞ!12時間半のクライミングです。


『本谷橋』を渡り・・一休み。

清流の流れで顔を洗い。穂高の山々から流れる清水を飲んで。 元気回復。

ガレ場が続く。  登ります・・・。

綱を頼りに・・回り込みます。


2時半:
横尾から2時間。上高地から中に入ること5時間半。

景色が、ガラッと変わります。アイゼン着装です。 雪が凍りついています。


凍りついた山道先に・・目指す山が見えてきました・・。

頼もしい先頭。 力の中間者。 足跡をたどる私。 ちょうど良いトリオです。

ひたすら・・氷道を上へ上へと・・。
行く手に・・今晩の宿『涸沢ヒュッテ』の屋根と4色の吹流しも見えてきました。


『涸沢ヒュッテ』と『涸沢小屋』の分かれ道の標識。左道へ。ここからが最後のがんばりどころ。

重い足を一歩一歩前に出し・・傾斜のきつい氷の道を・・
  
 先に見える山のふもとを目指して・・氷道を1時間。

3時40分:
涸沢カール到着。 カールの地形の広がる涸沢(2310m)に到着です
 今回の登山はここまで。 上高地出発後・・17km・約7時間半の登山でした。


目の前に開ける圧倒的な大自然の美しさ。穂高連山の景色。手前に広がる涸沢カール。

今日も・・アルピニストの宿。色とりどりのキャンプテント。
  何年か前に登った・・奥穂高岳。北穂高岳(見えない)。
まだ登頂していない・・西穂高岳。前穂高岳。  その雄大な姿を見せてくれました。
(穂高連山はもっとせまって見えました。手前から撮りすぎて山が小さい。写真不出来。失敗。)

もう一枚の写真(北穂高岳への道。右氷道)も見せちゃいます。 ちょっぴり嬉しいので。ね。

今晩の宿『涸沢ヒュッテ』のベランダの手すりの近くで・・

  かんぱ~い! かんぱ~い!かんぱ~い!
   
    やったね! お疲れ様! 嬉しいね!

景色を眺めながら・・穂高の山々を登った日々が甦ります。懐かしい。がちょっぴり。
   アルピニスト魂復活。”又登りたい!”な~んてね


 苦しいけど楽しい山登り。仲間との最高の一日でした

子供の日

2011-07-15 23:34:18 | 娘と娘家族

『ちまき』を食べる風呂上りの孫息子

お口の中は葡萄がいっぱい。果物好き。右手もぶどうに向かっています!ちまきも葡萄も大好き!

『ちまき』といえば・・
端午の節句。5月5日。男児の無事を祈って・・ちまき。ですよね。
真夏の今日。7月15日。祇園祭は家内安全を祈って・・ちまき一色。娘家族とじいちゃんと私。『祇園のちまき』を頂きました。

今日は・・
正に、『子供の日』。子供DAYでした。子供奉仕の一日でした。

新幹線に初乗り在来線JRに初乗りイルカSHOW寿司屋贅沢な孫達の一日


「新幹線に乗りたいよ~。」おねだりです

「新幹線!乗ったね!」 「新幹線!早やかったね!」
    
地下鉄新神戸駅まで・・新神戸駅から『新幹線に乗って』たったの一駅・・西明石駅まで。ビュ~~ン

「チューチューチュレインにも乗りたいよ~。」もう一つおねだり。孫達。

車でどこにでも連れて行かれる孫達。「電車に乗ってみたい!」。てことです。


「海の見える電車にも乗ったね!」 「チューチューチュレイン!も早いよ!」

西明石駅から・・『山陽本線新快速に乗って』次の目的地・・須磨浦海岸駅まで。トコトコトコ


   「イルカショーを見たいよ~!」
「お魚が泳ぐのを見たいよ~!」 こちらも見せたい。

「すごいよ! 飛び跳ねたよ!」 「お空に飛んだよ!」
   
 須磨海浜水族館  (以上3枚。ネットより拝借)の電池切れ。写真撮れなかった

「いつものところでね!」 
 
夕方・・仕事を終えて・・あっちこっちから・・全員集合。おいしいね。てね。


「ママ大好き!」親亀の上に子亀が乗って~ 疲れたママ&ママJr,&パパJr、

 ママに甘えて・・  ママは体力勝負です



お子様のお気に入り           大人のお気に入り
 
  美味しい!


「じいちゃん!ばあちゃん! 大~好き!」
 


    長い一日『子供の日』 
 「歯み歯み」すませてお寝んねです

    明日にはお別れ。
 『又来てね!」 「又来るね!」 バイバイ  

来ました! 来ました!

2011-07-14 22:30:00 | 娘と娘家族

昨日お邪魔した京都・祇園 
孫娘の好きなピンク色とラズベリー模様の下駄。 見つけました。買わずにいられない
ばあちゃんも気に入った下駄。見つけました。 買ちゃいました。

大阪出張のパパとママと一緒に・・孫達が神戸に来ました!

「Golden Week以来だね。この年齢の成長は著しいね。」爺さん。
「爺さん婆さんの家の平均年齢が、ひさしぶりの、大幅ダウンですね。」私。

「下駄大好き!」と孫娘。家の中でも外でもカランコロン 

”やったね!”気に入ってくれると嬉しい

「このピンクのお花は、姉ちゃんのお花なのよ!」
「僕のお花も欲しいな~!」


やることなすこと・・一緒! 仲良し
弟のお話・・全てが姉のリピート! 真似っこ! すばらしい。面白い。 

風呂上りの2人。

髪が短くても・・姉の湯上りターバンの真似をする弟。

姉・・段々・・母の生き写し。ママの真似をします。ママは私の生き写し?てことは・・
弟・・益々・・姉の生き写し。姉の真似をします。てことは・・

祇園祭

2011-07-13 09:30:00 | 旅行。海外旅行。

    祇園祭2011年
山鉾の上に乗ってきました。上ってみたかった! 実現しました
 地上から約8m。下を歩く人が小さい。広さは約8畳とか。広いです。
      搭乗料金1000円(厄除けちまきも頂ける) 1鉾だけの計らいでした。

明日から・・いよいよ・・祇園祭の宵山。
今日13日までに・・全部の、32の・・山鉾が仕上げられる。
17日(日)・・山鉾巡行が執りおこなわれる。12㌧ほどもある山鉾を男達が運ぶ。壮大で雄大な山鉾巡行の景色が大好き

釘を使わず・・伝統の工法で・・男衆達が力を出し切って作る山鉾。こおゆう伝統行事や伝統作業が大好き

今年は・・宵山でもなく。山鉾巡行でもなく。・・山鉾を組み立てる技術と山鉾を作る男衆の姿を見に行こうと決めました。
  行ってきました。32の山鉾の建築作業を見てきました。


まずは・・縄を組むところから始まりました。 

2本合わせて、ねじって、1本の縄にしていく。

年輩の先輩が・・若い衆を指導していました。山鉾ごとに・・同じTシャツを着た男衆。
 
「これは・・?」 「ああ!それはああしろ。こうしろ。」と。毛せんの上で塗り物を組み立てる役目の男衆。


綱を、美しく隙間なく、ゆるみなく・・力と技術で・・扱います。木材が、次々と、組み合わされていきます。
綱がゆるんでも駄目。 部品の一つでも間違うと組み合わされない。 伝統技術、見ていて、ほれぼれします

上に上に、どんどん、組み立てられます。内部や外の飾りのために・・山鉾と家が橋でつながれます。
  
  両写真・・今にも山鉾と家がつながれる橋の架かるところです。
橋を通って・・飾り物が運び込まれます。うまく出来ています。感動です! 大きい!!
  

私の背より高い車輪が組み入れられる時は・・祈らずにはいられない。「うまくいきますように



緞帳というか・・絨毯を貼り付けます。山鉾毎に物語のある絵柄。32種の緞帳を見るのも感動です。

最後の仕上げの綱の切りそろえ担当の男衆はは外人さんでした(左の方)。
  背の高い外人さんより高い車輪です。雄大!


こちらは『鯉山』(←未完成) 鉾には、『鉾』と『山(鉾より小ぶり)』があります。全部で32鉾。

祇園祭のクライマックス・山鉾巡行見学・・でなく・・
祇園祭を支える・山鉾作り見学。最初~最後の行程。その部分部分の見学。大満足の一日でした。


   山鉾巡行
スタート:17日(日)の朝9時半
長刀鉾の中から稚児(真ん中に立つ男児)が綱を切って・・山鉾巡行の始まりを告げます。
(Wikipediaより拝借)
31鉾・・「くじ取り式(7月2日)」のくじで決まった巡航の順番で、長刀鉾に続きます。
最終鉾(今年は南観音山)・・新町御池地点からのスタートは13時25分予定。
ゴール:夕方4時頃予定。南観音山が・・街をめぐり・・新町御池地点に戻るには2時間半程要します。

  祇園囃子(はやし)
鉦(鉦)・太鼓・笛の3楽器で構成される祇園囃子には、各山鉾オリジナルの曲目がある。
共通のものを含め各山鉾で30曲以上演奏されます。
人から人へと伝承されてきた音色に耳を澄ませるのも、祭りの一つの楽しみ。 
  伝承がすばらしい。京都らしい。ほれぼれ


   祇園祭
始まりは貞観11年(869年)です。
1142年の伝統を有する八坂神社の祭礼です。 
起源は疫病退散祈願です。
貞観11年(869年)に京の都をはじめ全国各地に疫病が流行し、当時の国数にちなんで66本の鉾を立て、さらに神輿をかついで、疫病退散を祈願して始められた「祇園御霊会」が起源。


『ちまき』疫病災難除け。目に入りやすい門口などにつるす。来年の祇園祭に新ちまきと取り替える。

買ちゃいました。両方。お菓子の『亀屋良長のちまき』もね。


「楽しかったね!」 「来年は、山鉾巡行の角を曲がる男衆の戦いを見に来ましょうね!」

私・・『宇治金時』  相棒・・『柚子氷』  7時間の作業見学。大満足

登山準備

2011-07-12 10:00:00 | 登山・ハイキング

前庭の植木鉢に咲くミニばら  つぼみも沢山ついて 

登山準備①
後庭の野菜の鉢・・前庭に移した。

前庭に移された野菜たち・・

私の留守中・・爺さんが水をやらなくても・・日陰なので大丈夫でしょう。


狭い敷地の我が家の小さな庭
更に狭く分かれて・・前庭と後庭の二つになっている。

前庭は玄関側で日当たりはいまひとつ
前庭の水やりは私の仕事。 
前庭の花々はたっぷり水をもらう。私があげちゃう。

後庭は朝日も当たる。日当たりの必要な野菜は裏庭に。
後庭の水やりは爺さんの仕事。
後庭の木々も野菜もなかなか水をもらえない。水やりをさぼる爺さん。
爺さんは、水をあげる代わりに・・賛美歌をのたまう。
命ある全てのものに神は食物を恵まれる~。とね。「必要な時期に神は雨を降らせるのさ。」と言うのです。

私の留守中・・私のテリトリーの水やりを、爺さんに頼まない。
水やり・・やってくれればそれは嬉しい。やってくれなくてもそれで良し。どちらでもいい。


登山準備②
爺さんの好きな食事作りに精を出しています。

卵豆腐。揚げナスの煮浸し。切り干し大根煮つけ。ピザ。ハッシュドビーフ。ちらし寿司。等々。
私の留守の間に、爺さんに食べてもらうのではなく・・
ご機嫌よく送り出してもらうために・・出発前数日は爺さんの好物づくしとなる。私のとっておき作戦。爺さんには内緒!


登山準備③
家中の大掃除。 昔から、泊まりに出かける時は大掃除をする。何が起こるかわからないので。飛ぶ鳥後を濁さず。ちょっと違うたとえかな?

ここまでの三つの準備は完了 一安心です

登山準備④
出かけるまでには、どうにかなるでしょう! いつもギリギリ。



*********

朝散歩の前  爺さんのこだわり水

北海道納沙布岬の店からのお取り寄せ・根昆布3枚を一晩漬け込んだ水。
爺さん・・毎晩自分で作る。なぜか?茶托をコップの上にかぶせ食器棚にしまう。

朝ランの前  私のこだわり水
スーパーヴァーム
私・・起きてすぐに飲む。ボトル1杯分の水も。30分後に走り出す。

今日(12日)のラン距離:14km  7月のラン距離合計:80km 



モーゼの人生(出エジプト記)・・完結編

2011-07-11 05:00:00 | 大学。大学院。本。コンサート。ラジオ。映画。

『モーセ』ホセ・デ・リベーラ作1638年 神が書かれた十戒の石板を持つモーセ  

先週の「モーゼの入門編」に続き・・今周は「モーゼの完結編」。大学院クラス。


『わたしは、エジプトにいるわたしの民の苦しみをつぶさに見、追い使う者のゆえに叫ぶ彼らの叫び声を聞き、その傷みを知った。
それゆえ、わたしは降って行き、エジプト人の手から彼らを救い出し、この国から、広々としたすばらしい土地、乳と蜜の流れる土地へ彼らを導き上る。』
                  (出エジプト記3章7~8節)

「出エジプト記(モーゼの人生)の結論は、一言で言えば、上記の聖書の箇所、に要約される。」 と先生。


神は、民(人類)の苦しみを見て、じっとしていられなくなった。
神は、上の方に鎮座する存在ではなく、上の方で人類を見つめている存在ではなく・・『我と汝』の関係、関係し合い連帯し合う両者になろうと決められた。
そのために・・
神は、『民のところに降りていこう。』と決められた。
降って・・
『強者とではなく、小なる者と連帯する。』(申命記7章7節)弱者の傍らに立つ。弱い者に味方する。弱い者の傍に、常に、寄り添う。と決められた。
  神のケノーシス=神の謙遜。

創世記で、万物を創る神として、ご自身が愛する対象として、自分の似姿の人間まで創られた神。
出エジプト記では、愛する対象の人間を、とことん愛するために、ご自身を低くして、人間と同一地平まで降りてこられた神。

モーゼは・・
神の謙遜(ケノーシス)を知り・・それに連鎖して・・神に似て・・エジプト王子の身を捨て・・自己を捨てた。
小さき弱き民と共にいることを決めた。弱者の傍らに立つ。同一地平の連帯のために働いた。ということでした。


『神のケノーシス』
・・旧約聖書に、こんこんと、流れている思想です。
『キリストのケノーシス』
・・新約聖書に、こんこんと、流れている思想です。
キリストは、人間の形をとることにより神性放棄=クノーシスし、人間と同一地平で、人間に寄り添いました。。

『モーぜの脱自』
・・モーゼも、神のクノーシスに連鎖し、隣人のために、謙遜を貫きました。
隣人に寄り添い・・『広々としたすばらしい土地、乳と蜜の流れる土地へ彼らを導き上る。』ことに成功しました。

『人間の脱自』
聖書を読む私達は、神のクノーシスに連鎖し、モーぜに倣い、どこまで、隣人のために謙遜になれるのか? どこまで、苦しむ隣人と寄り添えるのか? 問われています。


『神のクノーシス。そして人間の脱自。』聖書全体に、こんこんと、流れる思想です。

 
 モーゼは、一言でなら、こんな風にまとめられました。 先生の講義でした。



*********

友人宅・・隣の駅にあります。
先日・・友人宅に帽子を忘れた。翌朝の朝ランで友人宅に帽子を取りに行った。
昨日・・友人は私の家にスケジュール帳を忘れた。今朝の朝ランで友人宅にノートを届けた。

友人宅往復は、毎日のコースより、短い。10km。
今日(11日)のラン距離:10km  7月のラン距離合計:66km 

唐沢カール登山まで、残すところ5日間。少々焦る。 
登山訓練を加えた。5階建てSOGOビルの階段・・10往復。




スポーツ談義

2011-07-10 19:00:00 | スポーツ・ランニング・自転車・水泳・ゴルフ・散歩・・・

大阪湾ぞいに・・トライアスロン用競技自転車が並ぶ 壮観!

猛暑の今日
息子・・大阪湾を泳ぐトライアスロン大会  泳いで自転車そして走った
爺さん・・ローンボール大会  カーリングのようなゲーム。 まっすぐにはいかないボール。


息子・・必死に泳いで・・次には自転車が待っている。・・さらに走らなくちゃ!

必死に泳ぐ選手達。止まることも休むことも出来ない過酷な世界。この姿に、いつも、私は涙涙
限界に挑む鉄人達に感動する。声も出る。頑張れ~!頑張れ~!

爺さん・・9~12時 昼食をはさんで 1時~2時 最後まで勝ち残った。

完走の喜びの息子 泳いだ大阪湾を背に・・。

強者たちが最高の自力を出した自転車も片づき・・日常の大阪湾に戻ります。

息子の挑戦:6月19日のトライアスロン。7月になって・・3日のアクアスロン。そして今日10日のトライアスロン。挑戦は続きます。


息子と爺さん
大会の結果は後ほど。猛暑の中頑張りました。ご苦労様

爺さんと私
夕食時に、ビールを飲みながら、スポーツ談義に花咲かせました。

『スポーツをする理由』は何だろう?って。 
今日のような、ちょっと歩くだけでも汗汗汗汗の日。でも、『強者をとりこにするスポーツをする理由』、は何なんだろう? てね。
楽しいから? 達成感? 満足感?・・????・・格好付け?


総理府の 「体力・スポーツに関する世論調査」を見つけた。
 「スポーツをする理由」
30歳台(息子):①楽しみや気晴らし68,7% ②友人仲間との交流47,4% ③健康体力づくり38.8%
60歳台(爺さん:①健康体力づくり70,9%  ②楽しみや気晴し51,6%  ③運動不足解消37,4% 

爺さんと私
あれやこれやと話しながら・・総理府の「体力・スポーツに関する世論調査」を見ながら・・
「いや!ちょっと違う。」と。楽しみや気晴らしではない。まして友人仲間との交流ではない。個人で自己との戦いです。
スポーツ談義は続きます。
半端でないスポーツをする、『鉄人のスポーツをする理由』。一般論、世論調査結果で出るようなものではなかろう。と同意。ガッテン


『鉄人を、過酷なスポーツに駆り立てるエネルギーは何だろうか?』とも話は広がる。

「スポーツ後に生まれる、心の開放感。心の自由。全てを受け入れられる心の広さ。』は大きい理由でありエネルギーかもしれないね。
精神的にも強者になった自分」を見つける。
 ・・・とかね。いろいろ。経験談からの答を生み出したりして・・・。

『永遠の謎』をひも解くスポーツ談義・・結論が出ないので・・ビール量が増えます

登山月例会・・7月編計画

2011-07-09 21:00:00 | 登山・ハイキング

涸沢カールと穂高連峰         (ネットより拝借2007年8月撮影)

「今も雪が残りアイゼンが必要ですよ。」と涸沢ヒュッテ(写真左下の赤い屋根)の方。

今日も35度を越す猛暑
登山7月例会・・関西の山は無理です。暑すぎます

まだ雪と氷の残る涸沢カール
登山7月例会・・穂高連邦登山の中継地点の涸沢カールを目指すことになりました。 涼しい。
氷河期にできた渓谷です。
7~8月まで大きな雪渓があり、夏スキーのゲレンデにもなります。
以前は、私の登山伴侶と、カールから穂高連邦に登りました。 今回はカール止まり。


7月の登山例会
仲間の男性はパス。女性3人の登山です。
お2人は初めてなので・・私が案内です。頑張ります。
久しぶりの涸沢カール。6年ぶりだろうか? 胸踊ります

誰もが愛する・・上高地河童橋からの穂高連邦の景色

初日:
8時半 河童橋スタート

河童橋~明神橋明神橋~徳沢(2時間)
河童橋の雑然としたにぎわいを後ろに・・大好きな大自然の世界に入ります。

徳沢~横尾~本谷橋(2時間)

横尾から・・直進すると槍ヶ岳への道。槍ヶ岳に登りた~い。NO!NO!間違えたら大変!
横尾から・・左へ曲がり・・少々揺れる横尾橋を渡ると涸沢カールへの道。今回の私達の道です。
今まで平坦な道だったのが、急に登りになります。

本谷橋~涸沢(2時間)

本谷橋本谷橋は、横尾橋より・・さらに揺れてスリル満点。
いよいよ! 急勾配。しんどい登りです。

涸沢カール着
3時半予定。 高山登山としては少々遅い到着。 天候の変化がないように祈ります。

初日の行程
お弁当の時間を入れて・・7時間の登山。
涸沢ヒュッテ泊・・ヒュッテのテラスでビールを飲みながら美しい穂高連邦の景色を目の前に眺める。登った者が味わえる醍醐味です
ハードを求めて・・走り。ハードを求めて・・登山。ハード好きの私。ハードを求めて・・婆ちゃん頑張ります


最終泊:
登山を終えて・・標高差1500mを降れば・・待っててくれる上高地アルペンホテル

下山後の温泉  想像するだけでも・・気持ちいい~

私の山好き
小学校時代から始まりました・・父に連れられて六甲山の山山を廻り。
高校時代・・男子校の中の登山クラブ。しごかれました。
学生時代・・ワンダフォーゲルクラブ。世の中の楽しいことに目覚めさぼりがち
結婚後・・自然の好きな夫とあちこちと。今では爺さんは登山は無理のよう。というかしんどいよう。ちょっぴり寂しい私。
登山伴侶との出会い・・経験豊かな登山愛好家の女性との出会い。私の高山登山好きにに火をつけられました
現在・・月例登山の仲間に恵まれ・・続きます。山好きは、迷いなく、私の人生の喜びとして続きます


『梅雨明け10日』
登山者の合言葉です。梅雨明け10日は・・山の天気が落ち着くとか。安心な時期。信州も、今日、梅雨明けです。 

梅雨明け後の私達の登山7月例会。天候と安全に恵まれますように

体の糧

2011-07-08 12:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。


鳥の丸焼き。寿司。パエリア。豚肉煮込み。大根飯。ロールキャベツ。野菜料理。肉じゃが。サラダ。漬物。ケーキ。等々。
     全部手作り。

  ポトラック・パーティー

お酒も沢山・・スパークリンワイン。ワイン。ウイスキー。ビール。焼酎。

 何を食べてもおいしい。 何を飲んでもおいしい。

 

 『人はパンだけで生きるものではない。』
         マタイ福音書3章4節

食べるだけでなく・・おしゃべりも沢山しました。
 まじめな話。冗談。ひやかし。ほめ言葉。等々。
どんなおしゃべりも楽しい。どんな冗談にも笑える。


体は・・・
①パンがいる。ご飯がいる。野菜がいる。魚も肉もいる。
 食べてこそ大きくなる。健康にもなる。気力も体力も育つ。
②神の言葉がいる。人の言葉もいる。愛もいる。友情がいる。感動がいる。
 言葉かけがあり、人から愛されてこそ前に進める。希望がわく。勇気がわく。本もいる。心が育つ。
  
体は・・
肉体の糧と心の糧がいる。 両方がいる。片方だけでは死ぬ。

食べた物が、体でどお働くかは分からない。でも・・食べると、確実に、肉体は育つ。
読んだ聖書も聞いた言葉も、後になれば、忘れている。でも・・読んだり聞いたり、愛されたり愛すると、確実に、心は育つ。



今日は聖書通読クラス

今日は
聖書の御言葉の分かち合いではなく
・・友情の再確認をし、そして深める・・心の糧と肉体の糧の、両者を頂く集いをしました。
聖書の御言葉:『人はパンだけで生きるものではない。』
・・実地検証の一日でした。



  神の言葉に感謝! 友情に感謝! おいしい食事に感謝!