マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

涸沢からの帰路

2011-07-18 06:00:00 | 登山・ハイキング

7月18日・朝4時半: 涸沢ヒュッテから眺める穂高連山。その雄大さと美しさ・・言葉もなく眺めました。

登山が大好き。自然が大好き

私も自然の一つ。
大自然の中に入ると・・先輩の大自然に教えられる。これが面白い
今回の登山でも教えられた。 考えさせられた。

穂高の雄大さと美しさ。そして、岩場に誰にも知られずに咲く小花の高山植物の美しさ。 ほれぼれする。
・・7月でも雪を降らせる、神の働きというか季節の厳しさを、沈黙のうちに、受け入れるしかない自然界。
・・小さな高山植物は、咲くまでに、地下で何年も、咲く準備をするとか。そして原色の花を咲かせる。

私も、穂高の雄大さと高山植物の美しさを持って、輝がやきたいものです。”あんな風になりたいな~。”あこがれる。
・・憧れを実現するには・・沈黙と、長年の地下の生活がいる。 含蓄ある日々の積み重ねがいる。 てことでしょうね?


山の朝は早い。 登山は、ある意味、命がけのところもある。
そんなこんなで、山小屋は睡眠を確保することが最優先。静寂を保つ。

私の上の部屋で寝ていた男性3人。 
3時半に起きて・・4時に山に登って行った。雪明りが道案内。受験の『蛍雪時代』参考書を思い出した!

私達3人。
4時起床。5時朝食。従業員男性にアイゼンの着装方法を教わった。役にたった。6時出発。


5時: 朝食。 ほとんどのアルピニストが食堂に集まっている。

涸沢ヒュッテ: 泊まり&夕食&朝食 9000円


5時:朝食 野菜の煮物。ウナギ入り卵焼き。 鯖塩焼き。 海苔佃煮。焼き海苔。漬物。味噌汁。ご飯(おかわりしました)

ちなみに昨夜の夕食(右側):メンチカツ。ポテトサラダ。野菜サラダ。ごぼうと人参の煮物。さわらの塩焼き。漬物。ご飯。デザート。


6時: アイゼンを着けて・・下山です。昨日登った道を降ります。 
 
     氷道・・所々・・穴が開いている。氷の厚さは5cm位。穴底に水が流れていた。


仲間も、昨日の経験から・・歩く姿に余裕があります。 可憐な花に・・心を向けます。
 


8時:本谷橋まで下山。ほっとしました 

  本谷橋の下を流れる・・穂高の清流。


本谷橋を渡れば・・残りは平坦な道が続きます。

   ゆれる ゆれる 

足音も軽やかに。。。昨日のしんどさが嘘のようです。


可憐な花々. 清流に打たれながら岩の裂け目に咲いています。



色鮮やかな花々。 登山道にひっそりと咲いています。アルピニストの心を慰めます。



9時半: 横尾に戻りました。 横尾橋の下を穂高連山の雪解け水が流れます 美しい。感動する。

横尾で一休みです。 30分のTEA BREAKE  贅沢な虎屋の羊羹で元気をつけて。


 更に・・2時間。歩け歩け


12時: 嘉門次小屋到着。 昼食:名物の『岩魚の塩焼き』900円 『山菜蕎麦』800円 

明治21年に上高地や穂高s連山の美しさを発見&世界に紹介した英国人宣教師ウエストン氏を案内した嘉門次氏。


『梓川右岸道』・・嘉門次小屋から・・『梓川の右岸道』に道を変えます。低草に包まれた木道の優しい道に変わります。
『梓川左岸道』・・昨日と今日の下山・・『梓川の左岸道』でした。深い原生林の道でした。
 


『梓川右岸道』・・木道が河童橋まで続きます。 笹を中心に低草が広がります。岳沢湿原
 

可憐な花々



1時半: 昨日の登山スタート場所・上高地河童橋 に戻ってきました

登り:7時間半  下り:7時間半 同じ道が、上り下りで、全く違う感動をくれました。


「お疲れ様でした!」「楽しかったね!」「カンパイ!」 上高地アルペンホテル 8925円 ハイカー用部屋は格安。
 
地ビールも格別の味です 河童橋から眺める穂高連山と同じ景色の見える 信州牛の陶板焼 信州サーモン 

  友情に感謝! 感動に感謝! 健康に感謝! 全てに感謝!感謝!