マリアテレジアの独り言

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聖ペトロの墓所・・・『バチカン』 そして 教会の一致のしるし・・・『聖ペトロの使徒座 祝日』

2018-02-23 03:37:15 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
今日は2月22日。

   『聖ペトロの使徒座 祝日』

 
『天の国の鍵を持つペトロ像』     バチカン聖堂

『今日の入祭唱』

『主はシモン・ペトロに仰せになった。

「わたしは、お前の信仰がなくならないように祈った。立ち直って兄弟たちを力づけなさい。」』
                  ルカ福音書 22-32


   イエスは、『最後の晩餐』の席で、弟子たちに話しました。

「上に立つ人は、仕える者のようになりなさい。食事の席に着く人と給仕する者とは、どちらが偉いか。食事の席に着く人ではないか。
しかし、
わたしはああなたあがたの中で、いわば給仕する者である。あなたがたは、試練に遭うわたしと一緒にとどまってくれた。
だから、
わたしの父がわたしに支配権をゆだねてくださったように、わたしもあなたがたにそれをゆだねる。
あなたがたは、わたしの国で、王座に座ってイスラエルの十二部族を治めることになる。」

               ルカ福音書 22章24-30節


『今日の詠唱』

『あなたはいわお、この岩の上にわたしの教会を建てよう。
 
『サン・ピエトロ大聖堂』


  地獄の門もこれに勝つことはできない。』 
     マタイ福音書 16-18

326年。 コンスタンティヌス1世によって『聖ペトロの墓所』とされたこの地に『最初の教会堂』が建てられた。

   12使徒の1人で、使徒の頭であった聖ペトロ。
キリストから、『あなたはペトロ。わたしはこの岩(ペトロ)の上にわたしの教会を建てる。』と言われ、
    『教会の礎としての使命』をゆだねられました。
ペトロは、教会の最初の司教として、アンチオキアに『使徒座』を置き、
    その後ローマへ宣教に行き、バチカンの丘に『使徒座の基礎』を築きました。


更に。

『今日の福音』

『イエスは、弟子たちに言われた。「あなたがたはわたしを何者だと言うのか。」
シモン・ペトロが、「あなたはメシア、生ける神の子です」と答えた。

すると、
イエスはお答えになった。
「シモン・バルヨナ、あなたは幸いだ。わたしも言っておく。
あなたはペトロ、わたしはこの岩(ペトロ)の上にわたしの教会を建てる。陰府(よみ)の力もこれに対抗できない。
わたしはあなたに天の国の鍵を授ける。」

       マタイ福音書 16章13-19節


古代ローマでは、
2月22日に亡くなった家族を記念する習慣があり、初代教会もその慣習を取り入れ、教会の礎である聖ペトロを記念していた。
4世紀。 聖アンブロジオは、『ペトロがいるところに教会がある。教会があるところに、キリストがいる。』としてこの日の意味を明確にし、
   『最高牧者としてのペトロの使命』を浮き彫りにしました。
  
『聖ペテロの使徒座』     バチカン聖堂

   
『聖ペトロの使命』は、今日まで代々の教皇(現在266代教皇フランシスコ)に、受け継がれているのです。


最後に。

『今日の祈願』

『わたしたちが、使徒ペトロの伝えた信仰を守り、
 
『聖ペテロの最期 逆さ磔』  
   カラヴァッジョが逆さ磔にされる聖ペテロを描き、バチカン聖堂入口の一角に置いた。

ペトロの導きに従って永遠の国に入ることができますように。教会の一致と平和の源となれますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
自分の人生の始まりも終わりも、計り知れない『摂理』の中にあるのですね。『今』を一生懸命に生きましょう。 お元気で!

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