マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

聖書100週間・聖書通読会・・・『ヨハネの黙示録』・・・『すぐにも起こるはずのこと、死者の裁かれる時を、キリストが僕ヨハネにお伝えになった。』

2022-09-30 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
9月30日。金曜日。晴れ。

今日は、
金曜日。
聖書100週間・聖書通読会です。

     『聖書100週間・聖書通読会 オンラインクラス』
  
  
      オンラインクラスは、どこからでも参加可能です。

        仲間は、全員、神戸の自宅からの参加です。
         私は、旅の途中で、東京から参加です。


       仲間全員の元気なお顔と、画面上での再会です。
         ITの世の中、ありがたいことです。
                感謝!感謝!



そして。

   今日の通読範囲は、『ヨハネの黙示録 1章~11章』です。
      
       『ヨハネの黙示録』の著者
       
       『聖ヨハネ』   エル・グレコ画


      ヨハネは、イエスに愛された弟子でした。ヨハネ19章26節

   ※イエス様が初めてヨハネをお呼びになった時は、18歳頃でした。マルコ1章16-20節
   ※磔刑のイエス様のおそばに、12人の弟子の中で唯一佇んだヨハネは、
        
         『キリストの磔刑』 ジョバンニ・べッリー作品 

         21歳頃でしたでしょうか。ヨハネ19章26節

    ちなみに、
    磔刑のイエス様のおそばに佇む母マリア様は、
    結婚なさったのは17歳頃と言われていますので、
    17歳+十字架上のイエス様の年齢は33歳頃=50歳頃でいらしたのでしょう。
  
   ※ヨハネは、兄弟ヤコブとともに『雷の子』とイエスに名付けられるほどに、マルコ3章17節
         その性格は激しい二人だったようです。

   ※ヨハネは、ペトロ、ヤコブとともに、『イエスの側近』の三人の一人で、
         重大な時期にはイエスと共にありました。      

   ※『黙示録』を書いたヨハネは、
    キリスト者迫害のあった第一世紀が終わる西暦90年頃、
                 60歳を迎える頃でした。


   『黙示文学』とは、
    殊な表現方法を用いて、
    『神の言葉』を人間に伝えようとするものです。

    旧約聖書の『黙示文学』では、
     エゼキエル書、ゼカリア書、ダニエル書などのユダヤ黙示文学の中に、
     黙示文学的な部分があります。
     そこでは、人々に神の民の歴史と使命を想起させ、
     同時に、現在遭遇している困難を乗り越えて存続し続け、
     神の民が発展することを強調しています。

   一方、

    新約聖書の『ヨハネ黙示録』では、
     ユダヤ黙示文学との決定的な違いがあり、
     そこでは、『イエス・キリストの復活』を述べるのです。    

    
   『ヨハネの黙示録』は、
    ☆『イエス・キリストの黙示。
     すぐにも起こるはずのことを、
     神が、その僕たちに示すため、キリストのお与えになり、
     そして、
     キリストが、その天使を送って、僕ヨハネにお伝えになったものである。』1章1節
    ☆イエス・キリストによって、
     神に民イスラエルの歩み、現在の旅する教会、天上の勝利の教会、
      過去、現在、未来、を一つに結ぶ壮大な神秘を語っているのです。
         


          『イエス・キリストの復活』
     ※復活したイエス・キリストは、
       屠られた子羊、人の子、大祭司、アルファとオメガである。
        すべてのものの初めであり、終わりである。
     ※宇宙のすべては、神の手にあり、
       歴史を支配し治めるのは、神と復活した神の子羊キリストである。
     ※キリストの復活によって、歴史はすでに終末の時代に入った。
       全世界において、古いものと新しいものが共存し、互いに争う状態にある。
     ※『時の終わり』に、復活したキリストは、裁き主として『神の裁き』を完成する。
       預言者たちの告げた『新しい天と新しい地』の約束を成就し、     
       万物は新しくなり、神の右に座る子羊キリストが『最終的勝利』をおさめる。
         こうして、告げられていた『主の日』は実現するのです。



       『ヨハネが見ると、
        「見よ、開かれた門が天にあった。
       
        見よ、天に玉座が設けられていて、
       その玉座の上に座っている方がおられた。
        その方の右の手には『巻物』があり、
         七つの封印でとじられていた。
    その周りには二十四人の長老がひれ伏して礼拝している。』黙示録 4章
                  


      『一人の長老がヨハネに言った。
       「ユダ族から出た獅子、ダビデのひこばえが勝利を得たので、
        『七つの封印』開いて、その巻物を開くことができる。』 黙示録5章 


    『ヨハネが見ていると、
      子羊が『第七の封印』を開いたとき、
        天は七時間ほど沈黙に包まれた。
      さて、七つのラッパをもっといる七人の天使たちが、
        ラッパを吹く用意をした。
      さて、第七の天使がラッパを吹いた。
      

         死者の裁かれる時が来た。
      そして、天にある神の神殿が開かれて、
    その神殿の中にある『契約の箱』が見えた。』黙示録8&11章

      『主の僕、預言者、聖なる者、御名を畏れる者には、
          すべてのものに報いが与えられる。
          そして、天にある神殿が開かれて、
         『契約の箱』が見えるようになる。』黙示録11章

             『契約の箱』とは、
                 旧約においては、『十戒』が刻まれた石版を収めた『箱』でした。
                 新約になって、イエスの『聖体』を収めた『聖櫃』となりました。


        こうして、イスラエルの歴史が裁かれます。
     『イエスの再臨』、『最後の審判』、『天の国の完成』の時です。

        世々限りなくすべてを支配する神は、 
      地上のどのような天国の権力者よりはるかにすぐれ、
        すべてのものの上に立たれるのです。



     今日も、
     仲間と共に、聖霊に満たされて、
     聖ヨハネに示された『黙示』を、嬉しく有難く読みました。
     正しく読み取ることができるように、励ましあいました。
                      感謝!感謝!



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日・金曜日から、4日後の火曜日まで、30度になるそうです。
朝夕の寒暖の差が大きいので、体調を崩さず、楽しい週末をお過ごしください。 お元気で!

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