マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

海の中に見え隠れする道・・・モン=サン=ミッシェルとエンジェルロード。 そして 『決められた道』

2017-08-19 05:30:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。

世界中で最も人気と言われる世界遺産:『モン=サン=ミッシェル』 
NHK特別番組:『2時間でわかるモン=サン=ミッシェル』を観ました。

海に浮かぶモン=サン=ミッシェル
 

ヨーロッパでも潮の干満の差が最も激しい所として知られる。潮の満ち引きの差は15メートル以上ある。
このため、
修道院が築かれた岩でできた小島は、満ち潮の時には海に浮かぶ。


陸とつながるモン=サン=ミッシェル
 

引き潮の時には、自然に現れる陸橋:『道』で、モン=サン=ミッシェルは陸と繋がる。
トンボロ現象 と呼ぶそうです。


日本にもありますよね。 

『エンジェルロード』
 

小豆島の前島から、沖に浮かぶ中余島を経て大余島へと続く、約500mの細長い砂州の『道』。
「天使の散歩道」とも呼ばれ、潮の干満により道があらわれたり海に消えたりする。トンボロ現象です。
このため、
1日に2回、干潮の時のみ渡ることができる。

『道』にもいろいろありますね。
私は、まだ、フランスの『陸橋:道』も、日本の『天使の散歩道』も行ったことがない。 行ってみたいものです。


そして。

今日は8月19日。年間第十九土曜日。

今朝のランニング途中で、プロテスタント教会の『掲示板』:『今週の一言』をチェックしました。

  『今週の一言』 は 『決められた道』  でした。

走りながら考えたのは、『使徒パウロの道』 です。 

使徒パウロ
 使徒パウロ に対する画像結果 
は語りました。

『世を去る時が近づきました。
わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。
今や、義の栄冠を受けるばかりです。正しい審判者である主が、かの日にそれをわたしに授けて下さるのです。』
   テモテへの手紙 4章6-8節

パウロは、
『自分の決められた道』が何であるかを、わきまえていたということですね。
そして
『決められた道』を走りとおすことが、自分の使命であると受け止めて、それに熱心に取り組ん だ生涯でした。

私たちも、
『決められた道』があるはずです。 それは、自分で決めるのでなく、与えられるものです。
『嬉しい道』もあり、投げ出したいほどに『苦しい道』であったり、『悲しい道』かもしれません。

英語の辞書では、『決められた道』 は 『Given the way』 と出てきました。
その意味は、『決められた道』とは、『与えられた道』、『神から与えられた道』 ということでしょうか。

確かに。
『道』を、どっちに行こうかな?と、自分で決める時もあります。 それは問題がないでしょう。
しかし。
『決められた道』は『与えられた道』であることが多いのです。 
それは喜ばしい道ではなく、”自分の道ではない”、”自分の人生はもっと別の道” と考えたり、
他人様の道がうらやましいかもしれません。

どうしたらよいのでしょう?

どんなにうらやましくても、『お人の道』を走るわけにはいきません。
ただひたすらに、
『自分の決められた道』を、ウロウロしないで、走り通していくしかないのです。
目標を目指して、定められた競争を、忍耐強く、走り通おすのです。

パウロは、
『わたしは、戦いを立派に戦い抜き、決められた道を走りとおし、信仰を守り抜きました。』と語りました。
私も、
マラソンランナーとして・・・・
大会で完走するために、日々節制して、苦しみを乗り越えて練習し、

そして。 
本番では、コースを『楽な道』に変えるわけにもいかず、コースを外れたら失格になります。

最後まで、時間配分を確かに量りながら、でも途中でへたりこん でしまっても、リタイヤしないで、
最後まで『決められた道』を走り抜いたら、『完走の栄冠』 を手に入れることができるのです。

パウロは、自分は『決められた道』があると語り、『決められた道を走り通した』と語りました。

パウロは、別のところでも語りました。

『あなたがたは知 らないのですか。競技場で走る者は皆走るけれども、賞を受けるのは一人だけです。
あな たがたも賞を得るように走りなさい。競技をする人は皆、すべてに節制します。
彼らは朽 ちる冠を得るためにそうするのですが、わたしたちは、朽ちない冠を得るために節制する のです。』
    コリントの信徒への手紙Ⅰ 9章24&25節

失格者にならないために、
節制=自己訓練の大切さ=走ることに集中する大切さ、もパウロは語るのです。

皆で励まし合いながら・・・・
それぞれの『決められた道』を走り抜きたいと思います。
よそ見をすることなく、集中して、『目標・ゴール』=『義の栄冠』=『イエス』=『神の国』=『エデンの園』を目指して、走り通したいと思います。

  以上。お粗末様でした

皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
私が毎日ブログを続けていくことができるのは、皆様の御訪問を頂けるからです。 
明日の日曜日も、皆で励まし合いながら、『決められた道』を走りましょう! お元気で!

***********
8月19日。雨続きで3日ぶりのラン。今日の走距離 12Km

5時半。ラン開始。 途中で、ラン師匠に、”頑張って!”と励まされた。8月中に200㎞は走りたい。頑張ります!

  8月の運動: ランニング 103㎞  階段上り下り 0回  登山 2回


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2 コメント

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Unknown (軟弱のリュウ)
2017-08-20 21:58:50
偶然に番組の途中から観ました。

◎ 初めて知ったこと・・・橋が架かっていることと、
   修道院だけと思ってたのに島に小さな村があること。
◎ 感心したこと・・・建築様式(よく重そうなテラスの
   石畳等を支えているもんだと。

上記以上の新たな発見??をマリアさんの
モンサンミッシェルレポートに期待してます~。
と、勝手に行き先を希望したりしてww
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Unknown (マリア)
2017-08-22 20:25:54
リュウ様。 お暑うございます。お元気ですか?
私もリュウ様と同じです。初めて知ったこと&感心したこと。そのうちに、モンサンミッシェル訪問レポートができるといいですね。
私は、修道院にとても興味があります。一生引きこもって生涯祈りをする修道会。自分で住まいを作ってしまう修道会。等。その存在を思うだけで、元気が出ます。
村上春樹の辺境シリーズの『雨天炎天・アトス』は小品で面白い世界です。『さて、本当はどっちがリアル・ワールドなんだろう?』と。ぜひお読みください。
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