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マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

第三の世界・・・『imageryの世界』 そして 『弟子は師にまさるものではなく、僕は主人にまさるものではない。弟子は師のように、僕は主人のようになれば、それで十分である。』

2020-07-11 10:00:00 | 娘と娘家族
7月11日。土曜日。曇り。


  『imageryの世界』・・・    『空飛ぶ魔法のほうき』
 
        空を飛ぶには『竹ぼうき』でなくてはなりません。
           私が10年以上も前に、『イメージの世界・空想の世界』を描いた『絵』です。

      空を飛ぶ世界は・・・
         識者?には、あり得ない世界です。
      でも。想像力豊かな・・・
  年少組幼稚園の生徒さんには ちゃんと自分の中にある世界なのです。


  中学一年生・孫娘の『国語教科書』
ある日の『子ども学』のシンポジュームで、
ジャーナリストが講演した『文章』が、『国語教材』としてでています。

   すばらしいお話です。 お楽しみください


『皆さんは、今、『二つの世界』 に住んでいる、と考えるでしょう。

一つは、  『リアル世界』で、 物理的に存在する、 『現実世界』です。
もう一つは、 『バーチャルな世界』で、 創造力・構想力・想像の所産である、 『空想世界』です。


学校や家で、顔と顔を合わせて、友達と話し、家族と話します。
     それは、 『リアル世界』 です。
一方。
スマホやコンピューター等の、 機器 を恐れを持たずに使いこなして・・・
お友達とおしゃべりし、 調べ物もします。
     それは 『バーチャルな世界』 です。

しかし・・・
私たちは、本当に、 『二つの世界』だけ に住んでいるのでしょうか?

私たちには、  『第三の世界』  は存在しないのでしょうか?


私は、 私の子どもが年少組幼稚園生だった時の
『経験』  を忘れることができません。


娘は、家で、ほうきにまたがって、 
 ”おかしいな! おかしいな!” と言っていたのです。
 ”お家のほうきは小さいから、 私がまたがっても空を飛ばないのかしら?”  と。

私は、すぐに、 娘を車に乗せて、 
     小さくても、歴史のありそうな『金物屋』を見つけて、
娘の望む、ぺたんこのほうきでなく、 『竹ほうき』 を探しました。
     ありました!

若い青年の金物屋さんは、 
   きっと何代目かの跡継ぎさんなのでしょう。
 竹ぼうきは、あまりにも大きくて、 抱えるにも手間取るため、
「大丈夫、もってあげようか」 と心配そうに声をかけてくれるのも聞こえぬ様子の娘。
   「竹ぼうきを何に使うの?」  「空を飛ぶ練習をするの。」
       何の屈託もない表情で答える娘。


    そして、ほんの一瞬あった。
金物屋のお兄さんは、にこっとして、娘に言った。

「そうか、そりゃいい。うちのはよく飛ぶからなあ!」
娘の顔が突然春を迎えた花のように、ぱっと大きく輝いた。
私たちは無事、車の後部座席に竹ぼうきを詰め込むと、エンジンをかけ、お兄さんに手を振った。

         
サンタクロースさえ商業化されてしまった現代、
金物屋のお兄さんは、一瞬のうちに静かに、
子供の『イマジナリ-の世界』を広げて見せたのだった。』

       以上。『バーチャルの世界』のパソコンで、
       孫娘が私に読んでくれた孫娘の『教科書』でした。

     そのままではなく編集?しています。 ご容赦ください。


         孫娘が学校で与えられた「質問」は、
   「お母さんや娘さん、そして金物屋のお兄さんの心をどのように思いますか?
          第三の世界はどんな世界だと思いますか?」
  でした。

       
            皆様は、いかがお考えですか?


    私が、『ほうきにまたがって空を飛ぶ 魔法使い 私』 を描いたときの『私の心』は、
      ”年を重ねたら・・・こんな想像の世界をただようのも良いな~!” でした。
          今は、10年ほど前の『自分の心』を忘れかけていました。
      年少組幼稚園生の女の子に、 『大切な心』を思い出させてもらいました。
                               ありがとうね。感謝!感謝!


      今日もおばあちゃんをネット訪問して楽しませてくれる孫娘にも、 感謝感謝です。
                                        ありがとうね。

            皆様もお楽しみいただけましたでしょうか?



そして。

今日は7月11日。年間第十四土曜日。

『今日の入祭唱』

    『主はそのような人を祝福し、救いの神は恵みを与える。
   それは主を求める人、ヤコブの神よ、御顔を訪ね求める人よ。』

           詩編 24章5&6節

そして。

『今日の福音 イエスの御言葉』

   先生と弟子の関係。 イエスと使徒たちの関係。
イエスは、宣教に派遣する弟子たちに、心構えを教えました。



      『そのとき、イエスは使徒たちに言われた。
 


  「弟子は師にまさるものではなく、 僕は主人にまさるものではない。
弟子は師のように、 僕は主人のようになれば、 それで十分である。

     
 家の主人がベルゼブルと言われるのなら、 その家族の者はもっとひどく言われることだろう。

  人々を恐れてはならない。
            覆われているもので現されないものはなく、
         隠されているもので知られずに済むものはないからである。

       わたしが暗闇であなたがたに言うことを、明るみで言いなさい。
         耳打ちされたことを、屋根の上で言い広めなさい。


体は殺しても、魂を殺すことのできない者どもを恐れるな。
     むしろ、  魂も体も地獄で滅ぼすことのできる方を恐れなさい。


二羽の雀が一アサリオンで売られているではないか。
だが、その一羽さえ、あなたがたの父のお許しがなければ、地に落ちることはない。
あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。

             だから、 恐れるな。
        あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。

     だから、だれでも人々の前で自分をわたしの仲間であると言い表す者は、
      わたしも天の父の前で、その人をわたしの仲間であると言い表す。

         しかし、人々の前でわたしを知らないと言う者は、
         わたしも天の父の前で、その人を知らないと言う。」』
             マタイ福音書 10章24-33節

    
   イエスは、 弟子たちに、 『ご自分の経験』を、 重ね重ね、 話されました。
        そして、  『恐れるな!』
  と励まされたのです。


 『私はベルゼブル(悪魔)と言われた。』
        私たちの活動に賛成する人もあれば、反対する人もあるものである。 
        兄弟と思ってくれる人があれば、かえって敵にする者もいる。
        あなたがたは、私よりももっとひどく言われることだろう。 恐れるな!

 『私は、御父・神に派遣されて、この世に来た。』
        キリストも、弟子たちを、世界に派遣します。
        キリストは、どんな時でも、弟子たちを守ります。 恐れるな!

 『私は、私の思いではなく、御父・神の思いを語った。』
        神はキリストに、『神の思い』を託したのです。
        キリストも弟子たちに、『神の思い』を託しました。
        私キリストが語ったことを、皆に語りなさい。 それで十分である。
        弟子は師にまさるものではなく、僕は主人にまさるものではない。
        弟子は師キリストのようになれば、それで十分である。  恐れるな!

 『私は、弟子たちを、神の御前で、仲間であると、宣言します。』
        弟子たちも、世にいて、キリストは私の仲間です! と宣言しなさい。 恐れるな!


  恐れるべき方は、私たちの心も行動も知っておられる、 御父お一人のみなのです。

 
           私たちも、キリストの弟子です。
         キリストに従っていくことに、価値があるのです。
     キリストに支えられた信仰生活を、恐れることなく、実行してまいりましょう。


『今日の祈願』
 
   『恵み豊かな神よ、
        わたしたちがすべてに越えて神を愛し、
    そのおきてを、惜しみない心で守ることができますように。』


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
皆様、子どもの頃の豊かな感性を失うことなく、いつまでも瑞々しくいましょう。
         お元気で!