マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

友の愛・・・『あんみつ』 そして 『正義を洪水のように、恵みの業を大河のように、 尽きることなく流れさせよ。』

2020-07-01 10:00:00 | 日々のこと。 世界のこと。
7月1日。水曜日。曇り。

                     『あんみつ』 
 
      
             何年ぶり?  いや  何十年ぶり?
         昨日の、友からの『愛』:『コロナ陣中見舞い』 で作ってみました。
            辛党の私には、とんと縁が遠のいていたお味です。 
               懐かしいお味。 おいしいです。


              今日から7月です。
         19年12月  中国・武漢で初のウイルス感染者の報告。
         1月16日   日本国内で新型肺炎患者の発生を厚生労働省が確認。
         1月21日   米国・ワシントン州で米国初の感染者の報告。
         1月24日   仏国で欧州初の感染者の報告。

              コロナ禍が始まって丸半年が過ぎました。

半年は長い。
小学校を卒業する孫娘にも長かった。
半年の間・・・授業も、卒業式も、中学の入学式も、
正規の形で行われることはなかった。
気づかぬままに、
失うものが大きいかもしれない。


        半年のコロナ禍で、長年の世界の問題も浮き彫りになって・・・
                  これから歴史的変換を見るのだろうか。
           コロナ収束の兆しが・・・世界問題の正しの兆し、となりますようにと祈ります。

         孫娘は、祖母の私が知っている「昔」の卒業式も入学式も知らないのである。
           半年のコロナ禍が作りだした「新しい」卒業式や入学式や時差授業が、
                孫娘には、当たり前のことなのである。

     ここまで考えた時、

                  コロナ後の『新しい生活』とは
           今までとはまるで違う、今の『現実』を淡々と受け入れていくことであろう。
            そこには、今まで知らなかった『世界』広がっているかもしれないと、
                     『希望』を持つのも楽しい。
                      と考えたりしています。
         


そして。

今日は7月1日。年間第十三水曜日。

          『使徒ペトロ岐部司祭 と 一八七殉教者 記念日』
     
              『使徒ペトロ岐部司祭 と 信徒』

            今日記念する 188人の殉教者は、
江戸時代初期の1603年~1639年 の  徳川幕府のキリスト教に対する厳しい禁教政策のもとで
          信仰を守りぬき、  日本全国各地で殉教した人々です。

   その出身地は、新潟・東京・京都・大阪・広島・福岡・長崎・大分・鹿児島の9教区におよんでいる。
        188人のうち、司祭は4人、修道者1人、他の183人は、男女の信徒であった。
          これらの信徒は、武士・農民・漁師・町人・家庭の主婦・伝道士など
                さまざまな社会的立場の人々です。

そのなかには、全員が殉教した家族、 名前も年齢もわからない奉公人、 体の不自由な人々も含まれている。

   2008年11月24日。  キリストの福音を勇気をもってあかしした188人は、長崎で列福されました。
             全員が日本人であります。  ここに今回の列福の特色があると思います。

        わたしたちも殉教者にならい、 力強く信仰を証したいと思います。
     そのための恵みをペトロ岐部と187殉教者の取次ぎによって祈り求めましょう。  
                『東京教区ニュース第244号』より


『今日の入祭唱』

         『主に従う人の救いは主のもとから来る。
      災いがふりかかるとき、砦となってくださる方のもとから。』

               詩編 37章39節


昨日に続き・・・

       『今日の第一朗読     アモスの預言』
     

        今日も、 厳しくも、 反省を促す、 『預言』:『神の言葉』 です。


             『善を求めよ、悪を求めるな  
              お前たちが生きることができるために。

           そうすれば、
   お前たちが言うように、 万軍の神なる主は、お前たちと共にいてくださるだろう。



     悪を憎み、 善を愛せよ また、 町の門で正義を貫け。 
           
           あるいは、
    万軍の神なる主が、 ヨセフの残りの者を憐れんでくださることもあろう。



         お前たちの騒がしい歌を  わたしから遠ざけよ。
                竪琴の音もわたしは聞かない。


         正義を洪水のように  恵みの業を大河のように
             尽きることなく流れさせよ。
』 
               アモス書 5章14-15節&21章24節


           神が目指すのは  『人間の幸せのゴール』  です。
           『この世の命』を終えた後の・・・神の国で生きるための 
              『永遠の命』 『神の国での命』 です。


     預言者アモスは、
     北王国イスラエルに出かけて、 礼拝所で、人々に、
     神からの厳しい 『警告』 を伝えました。

        『神を忘れ、 神の戒めをなおざりにし、 人々に不平等を強いている。
              それらをやめないと、神のを招くことになる。
                  永遠の滅びを招くことになる。』


     
     北王国イスラエルの人々は、
     ”聞きたくない!”  耳をふさぎ、 警告するアモスを追放しました。

     預言者アモスは、
     自分の町に戻り、 『神の言葉』 を書き残しました。

           預言者アモスは、 『最初の記述預言者』 です。
         『神の預言』は、 『神の人類への愛のメッセージ』 なのです。

  旧約時代。
        預言者たちは、 何度も同じように、 『神のこらしめ』 を厳しく警告します。
         同時に。
        人の死を望まない神は、 『警告』と同じように、 
              励ましと希望を与える『言葉』を、預言者に告げさせたのです。

  新訳時代。
        神は、 『警告』ではなく・・・
                   人間の罪の贖罪となってくださる
               『救い主・キリスト』 を私達に与えたのです。
                               感謝!感謝!
     


『今日の祈願』
 
   『いのちの与え主である神よ、
     使徒ペトロ岐部と一八七人の殉教者の記念日にあたり、祈ります。
  わたしたちが揺るぎない愛をもってあなたにとどまり、 あなたによって生かされ、
         あなたに向かって歩むことが出来ますように。』



皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
コロナ禍で、今年の半年が終わりました。今年の後半も同じようでしょうか。
色々の面で、賢く、辛抱強くなりましょうね。 お元気で!