マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

オンライン家庭教師 そして 『わたしは神であり、人間ではない。聖なる者。怒りをもって臨みはしない。』

2020-07-09 17:24:24 | 娘と娘家族
7月9日。木曜日。曇り。

  昨晩。8日夜。

                『オンライン家庭教師』
 
       『オンライン宿題をヘッドホーンを付けて聞き取る孫娘』        Myスケッチ作品


          孫娘から、 『オンライン』 への呼び出しがあった。
            「オンラインで、
          英語の宿題のディクテーションのスペルを教えてね。」
            『オンライン家庭教師』 の臨時雇いです。

              
今日の、中1の孫娘の英語の宿題は、
ヒヤリングもディクテーションも兼ねているようです。
  紙面ではなく、
『オンライン宿題』 のようです。
コロナ対策のための先生方の知恵でしょうか?

”時代は変わったな!”
なんて考えることが、時代遅れのようです。
私には、驚くことでも、
孫娘には、当たり前のことなのです。


         自宅で、 大きな画面のモニターを、 孫娘は見ている。
   モニターの、 半分は『宿題』が映り、 半分は『おばあちゃん』が映っている。
       ヘッドホーンからは 『先生の声』 が聞こえているようです。
      こんな『時代の流れ』に、 おばあちゃんはただただ驚くのです。


         「Wheather 、  Rainy season、  のスペルは?」 
           家庭教師?の私へ、 質問がとどきます。
    先生が英語で話す『天気に関する文章』 をディクテーションしているようです。


          「オンラインで私が勉強中は、 おばあちゃんはでしょ?
                空いた時間で
        おばあちゃんのモニターに写る私をスケッチしてみせて。」

            ということで、
      『オンライン勉強中の孫娘』 の走り描きスケッチと相成った次第です。


孫娘の中学校は、
コロナ禍対策を色々模索して、
今は、『1時間遅れ登校、全授業再開』です。
待ちに待った中学生生活が始まった孫娘です。


        『オンライン家庭教師』 は必要ではなかったけれど、
      『オンラインおばあちゃん訪問』で、 私を楽しませてくれたのでしょう。
           『お人に優しい人』に育ってほしいと、
              オンライン画像の孫をスケッチしながら、 
           切に願う 『臨時雇い家庭教師』 のおばあちゃんでした。


そして。

今日は7月9日。年間第十四木曜日。

『今日の入祭唱』

        『神に仕える者よ、  喜び歌え。
 
   主を賛美せよ、恵み深い主を。 喜ばしい御名をほめ歌え。』

        詩編 135章1&3節

そして。

     『今日の第一朗読  預言者ホセアの預言』
 

     ホセアは、 熱烈なる『普遍の神の愛』 を宣言します。


         『主は言われる。

       まだ幼かったイスラエルをわたしは愛した。
       エジプトから彼を呼び出し、わが子とした。


    エフライムの腕を支えて歩くことを教えたのは、わたしだ。
    しかし、わたしが彼らをいやしたことを彼らは知らなかった。


      わたしは人間の綱、 愛のきずなで彼らを導き
         彼らの顎から軛を取り去り
         身をかがめて食べさせた。

    

      イスラエルよ  お前を引き渡すことができようか。
 アドマのようにお前を見捨て ツェボイムのようにすることができようか。

      わたしは激しく心を動かされ 憐れみに胸を焼かれる。
        わたしは、もはや怒りに燃えることなく
        エフライムを再び滅ぼすことはしない。


       わたしは神であり、人間ではない。
       お前たちのうちにあって聖なる者。
        怒りをもって臨みはしない。』

            ホセア書 11章1-4&8-9節    


 紀元前745-730年。  
 
北イスラエル王国は、
  15年の間に、
ヤロブアム二世の後~4人の王が交代して、陰謀と内乱の時代でした。  
この時代に、アモスは、預言者として活躍しました。

北イスラエルと南ユダは、
北はアッシリア、南はエジプト、の大国に挟まれて、
大国の属国となるか? 挑戦して滅亡するか?
二者択一を迫られる苦境にありました。

紀元前721年。

預言者ホセアの活躍後、
ついに、北イスラエルとサマリアの都は滅亡します。

    
         預言者ホセアは、
          私生活では、
     愛する妻ゴルメの不忠実に苦しみながらも・・・
     ホセアの妻に対する 『強い愛』は『許す力』 となって、
       不忠実な妻を受け入れるのです。

      ホセアは、 『妻との苦しい生活体験』 の中で・・・
 
         『ホセアと妻ゴメル』

      『神のイスラエルへの熱烈な愛』 を次第に悟っていくのです。

   神は、
  『イスラエルへの変わらない愛』 を 『親子の愛とその結びつき』 にたとえるのです。


       『「この息子は、死んでいたのに生き返り、
     いなくなっていたのに見つかった。」と祝宴を始めた。』

 
 親子の愛とその結びつき・・・『放蕩息子の帰還』    レンブラント作品
           ルカ福音書 15章11~32節


   ホセアは、 改心しないイスラエルの民のために、『宣言』するのです。

 神は、 一方的に、 『神の愛』で、イスラエルを愛して、 滅ぼすことはしない。 
 神は、私たちに対して、 熱情の強い愛を持っていて、 一方的に、 愛しておられる。
 『神の愛』は、 人間の自由を尊重しながら、 最後は、
       神の愛にふさわしい者となるように、 罪多い私たちを清めてくださる。         


       神の愛は、 いかなるわたしたちの罪をも、 許すのです。
      そんな『神の普遍の愛』を信じることが、 『信仰』 なのです。

   

『今日の祈願』


  『私たちの神である父よ、
 心を尽くしてあなたに仕え、すべての人を愛する恵をお与えください。』



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