鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

気になる女優、小池栄子の英断

2007-09-08 | Weblog
 最近、気に入った芸能ニュースは女優、小池栄子の婚約発表である。8歳年上のプロレスラーの坂田亘と婚約し、記者会見の席上、「5年我慢したので、うれしい」と心情をあっからかんと吐露したのである。普通、独身の女優が結婚すると、人気が下がるのではないか、と少しは遠慮するものだが、そんなプロダクション側の心配はどこ吹く風、といった面持ちであったのが愉快である。小池栄子はとびっきりの美人女優ではないが、テレビ東京の「カンブリア宮殿」で村上龍と司会を務め、時に鋭い突っ込みを見せ、単なる女優ではないところをみせるなど個性派俳優として評価していたので、勇気ある英断だと思った。
 鈍想愚感子はそれほどプロレスに詳しくないので、坂田亘なるプロレスラーがどのくらいのランクに位置されるレスラーか、知らないが、好きなプロレスを応援し、ひと目惚れした相手とゴールインしてしまう小池栄子という女優はいわゆる並みのタレントとは違うようである。当初はおっぱいのでかいグラビア女優の印象しか持っていなかったが、どっこい自らの主義主張を貫く女優であることがはっきりした。
 女子アナウンサーにしろ、女優にしろ、プロ野球選手ヤサッカー選手、実業家と華やかな職業に憧れるのが多いなかで、プリレスラーを選んだのはたまたまフィーリングが合っただけとはいえ、プロレス業界関係者にとってはうれしいことだろう。
 坂田亘は記者会見で見たところ、若い女の子がキャーキャー騒ぐようなイケメンでもないし、プロレス業界の大スター、というわけでもなさそうな感じである。小池栄子と婚約しなければ、地味なプロレスラーとしてそんなに注目を集めることもなかったことだろう。
 そんな人物に一途に突き進んだ小池栄子は素晴らしい。たまたま女優になっただけで、俳優は単なる職業のひとつ、とでも思っているのだろう。世間的な思惑、見栄、打算などは顧慮することなく、自らの心情に則って決めたのだろう。
 それにしても5年も前から決めて、付き合ってきていたのによくも芸能記者に嗅ぎつかれなかったものだ。小池栄子なる女優がそれほどの色恋沙汰のニュースバリューがない、と見られたのか、あっけらかんとしていて、却って追いかけられなかったのか、事情はよくわからないが、不思議といえば不思議なことである。
 もうひとり、同じイエローキャブとかいうプロダクションに所属している佐藤江梨子も気になっている女優であるが、彼女がどんな相手ちお結婚するのか興味がある。
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