鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

紅白歌合戦

2005-11-18 | Weblog
 NHK紅白歌合戦の総合司会がみのもんたに決まった。各紙の報道によると、このところの紅白の視聴率も下降気味で、度重なる不祥事で、ここは視聴率ナンバーワン、みのもんた氏しかいない、ということだそうだ。
 紅白歌合戦は戦後の荒廃期から続けられ、年末の恒例行事、その年に流行った歌を知るには紅白を見ないと話題に乗り遅れる。一時は90%もの視聴率を誇り、お化け番組とまで言われてきた番組。いわば、NHKの看板でもある。
 その総合司会に「ミスターテレビジョン」と称してみのもんたをもってくるとは、NHKの首脳も狂った、としか思えない。NHK職員2万人のなかにみのもんたに対抗できるだけの人がいない、と白旗を掲げたようなものではないか。NHKの職員の気持ちになったら、やってられないだとう。今後の番組づくりの志気にも関わってこよう。
 みのもんたはそれなりに有能なアナウンサーであるのは認める、としてもいまは朝から晩まで8つのレギュラー番組を掛け持ちし、番組放送中に居眠りしているのではないか、とまで言われている。TBSの朝の「朝ズバ」が視聴率8%で朝のワイド番組群のなかで最高だ、とはいってももう賞味期限切れ寸前まできている。
 そんな御仁にくさっても天下のNHKが手をさしのべることはないのではないか。一連の不祥事への対応といい、今回の件といい、NHKには経営者不在状態が続いている。こんなことでは視聴料を払いたくない輩が続出することは避けられない。いずれ、公共放送の看板も下ろさざるを得なくなる時がくるだろう。 
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