MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

「雨水」と「河津桜」と「はりぎり」と

2014年02月18日 | あらかると

きょうは二十四節季の一つである「雨水」で、
雪や氷が溶けて水となり、雪が雨に変わる頃との意味がある。
が・・・
関東地方はむしろ立春から雨水の時期に雪が降りやすい。

昨日今日と快晴で、風も弱く気温も10℃以上となって、
アウトドア派の私は当然あちらこちらの春の息吹が気になる。

ということで、
2月6日に開花を確認した「河津桜」のその後の開花状況を取材がてら、
こちらも久し振りとなる大町公園目指してポタリング。

2回の大雪で桜の開花もやや遅れ気味のようだったが、
2本の木とも十数輪の開花が認められ、
車窓からでも確認できる程度となっていた(巻頭の写真)。

他の蕾も膨らんでおり、
このまま日差しのある暖かな日が続けば、
週末には満開(八分咲き以上)になるのではないかと思われる。


北総線大町駅側の大町公園の入り口に到着。
駐輪場の自転車の台数から、
今日も散歩や散策やカメラマンが多そうである。
何か良い被写体があればと期待を胸に入り口へ・・・・・


なんと・・・・「臨時閉園」で門が閉じられていた。
にも拘らず駐輪場の自転車の多さは????
さらに、入り口を下ったところにある池周辺には三脚を立てたカメラマンや、
散歩中の人影がちらほら見えている。
で・・・・・
扉を観察してみると、地に這うようにすると簡単にくぐれる隙間があった。
その隙間から出入りしていたのである。


それにしても多すぎる無法者の数・・・というか、
「赤信号皆で渡れば怖くない」状態だったのには驚いた。
暫く見ていると数人のグループが地を這いながら何食わぬ顔で出てきた。

私は長い間「法を守る側」に所属していたので、
「ならぬものはならぬ」を旨とすることが多いのでくぐらずに、
数百メートル先にある別の入り口へ・・・。

半月ほど前に事務所に依頼していた樹木の名前を知りたく、
(園内の木なので事務所に調べに行ったが当日は担当者が不在で不明だった)
事務所のある鑑賞植物園の入り口に行ってみた。
入り口は開いており、公園への人の出入りは規制されていなかったので、
自転車を門外に止め事務所へ。

前回見つけた不思議な木の名前が判明した。
ネットや植物図鑑を探しても判明しなかった樹の名前は、
「ハリギリ」で、鑑賞植物園の資料にも載っていた。


前回も同じ資料を見ているが、
名前がわからず、冬場の樹木の写真もなかったので、
判明できなかったのである。
名前がわかると、ネット検索でも大量の写真に出会った。
が・・・
上記のような写真はなかなか見つからなかったのである。
若い芽は、タラの芽のように山菜として食べられても居た。
ということで、昨年末からの疑問のひとつが解明できた。
下の写真は鑑賞植物園の冊子から写し取った春の若葉。


今日のサンセット。
太陽の直ぐ左側はビルになっており、
我が家のベランダからの日没光景はあと数日で見えなくなる。
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