MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

そのブロッコリーは甘くて美味しかった

2014年02月27日 | たべもの・料理

子供の頃、自家消費用のキャベツ畑では、
季節になるとモンシロチョウが飛んでいて、
それはそれで面白かったのだが、
結果としてモンシロチョウの幼虫がキャベツに発生し、
虫嫌いの私はキャベツも嫌いになった。

また、子供の頃は食習慣として生野菜を食べる時代ではなく、
漬物や煮物など調理していたため、生野菜を食べたと言う記憶も無い。
で・・・・
子供の頃の食習慣はは大人になってからも続き、
とんかつ屋で食べるキャベツの千切り以外は余り食べない。

で・・・ブロッコリーは外食ではあまり出ないから、
初めて食べたのは数年前のことである。
茹でたのをマヨネーズを付けて食べたのだが、
マヨネーズの味が勝ち、美味しいと言うほどではなかった。
当然買って食べるほどのものではないと結論付けていたわけで、
興味すら示さなかったのだが・・・・・

先日の大雪の数日あと、近所のスーパーで何気なく見てしまったブロッコリー。
雪で生鮮野菜が品不足で高値が続いていたのに、
ひと目で新鮮と判るブロッコリーが150円前後の値で売っていたのである(巻頭の写真)。

買って来て適当に処理してマヨネーズで食べたが美味しかった。
特に芯の部分は後を引くような甘みと旨みがあり、
その甘さに驚きながらあっという間に食べてしまった。
後で調べてみると、
芯の太いものほど大地から栄養分を吸い上げているので美味しいのだと言う。

ということで・・・・翌々日も買ってきてたべた。
下の写真のように芯が太くて中身の詰まっているものがいい。


芯を半分に切ったときのみずみずしさが新鮮である証拠。


蕾の部分はそれなりの味なので、
芯の甘みを同時に味わうべく、下の様な切り方をして茹でた。。


水から投入して、沸騰後1分間茹でた(芯の下の部分は4等分にして2分)。
少量の水で蒸しあげるように茹でると、
栄養分が水に溶けずさらに美味しいと言うことをあとで知ったがまだ試してはいない。


茹で上がりをざるに上げて冷えてから食べたが、
余熱で全体に火が通っていた。
ちなみに塩を付けて食べても美味しかった。


味を知るために、安いものを別のスーパーで手に入れてきたが、
芯に穴が開いており、硬くて食べられるものではなかったし、
蕾の部分にも旨みはなくぼそぼそ感ばかりだった。


さらに食べたいと思ってあちこち探したが・・・・・
芯が太くてみずみずしさがあるブロッコリーには出会えていない。
甘みの増す冬が旬と言うブロッコリーはまもなく開花の時期を迎える。
コメント