2月13日に見学したシーピープラス(CP+)は、
午前中は業界などの招待者のみで、一般の見学は12時からだった。
上野駅で友人と9時45分に待ち合わせ、
上野から京浜東北線に乗って「横浜パシェフィコ」のある、
桜木町に着いたのが10時30分だった。
桜木町駅舎は工事中で、改札口付近には、
根岸線(桜木町駅→磯子駅)開通当時の古い写真が貼られていて、
なんともノスタルジックなその写真は1964年ごろに撮られたものであった。
下の乗車券券売機の写真は注釈に1969年撮影とあったが、
そのころの国鉄(現JR)の初乗り運賃は30円だったということが、
その写真から判明した。
なんでもないような写真が、歴史を重ねると貴重な記録写真になるわけで、
カメラを趣味とする者として、何でも撮るということは意外と大切なことなのかもしれない。
桜木町駅周辺で、モーニング珈琲を飲んだり、
美味しいパン屋さんで好みのチョイスをしての昼食などで時間をつぶし、
昼過ぎにCP+の会場に向かった。
が・・・・
友人も私も昨年と同じ道を通るのは好まず、
当初観覧を予定していた横浜美術館(当日は休館だった)経由で、
周辺の町並みなどを撮りながら・・・会場へ(巻頭の写真)。
下の写真は横浜美術館。
美術館前の広場。
風が冷たく長居出来そうもなかったが、
池の周囲に座ってランチを楽しんでいる人も見受けられた。
春爛漫の暖かな日だったら、こんな場所でのランチも楽しいかもしれない。
展示場に入ったのが13時少し前で、2時間強見学の後、
15時30分頃CP+会場を後にし、横浜港周辺の逍遥開始。
まず見えてきたのが「横浜ベイブリッジ」。
赤レンガ倉庫の前を素通りし、
大桟橋やベイブリッジの見える「象の鼻公園」へ。
下の写真奥に見えるのが大桟橋で、
その手前に見える「くるりと曲がった防波堤」が「象の鼻」。
人の歩いている場所が象の鼻公園で、
写真右下にはカラフルな「子象」がみえていて、
この近くを通ったはずなのだが、
波止場のパイロット船の出航に気をとられてしまった。
気温が低く風もあって体感温度は零度近くだったことに加え、
どんよりと雲っていたこともあって観光写真的になってしまったが、
その時間そこに私が存在していたという証でもある。
何を撮っても「観光写真」になりがちなのが「メリケン波止場」なのかもしれない。