MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

春の陽気に「ハナアブ」飛び始める

2014年02月26日 | 21世紀の森と広場で(松戸)

「河津桜」の発見地の河津川両岸の河津桜が満開を迎えたと言う。

当地でも昨日今日(15℃)と春のような陽気で、
ハナアブたちが蠢き始めていた。

巻頭の梅の花を撮っているときに小さな虫が飛んできて止まった。
が・・・
直ぐにどこかに飛び去って行った。

標準レンズで撮ったので写っていても判別できないだろうと確認すると、
ハナアブが確認できた(巻頭の写真中央)。

近くには先日の雪で埋もれていた菜の花畑があり、
もう少しハナアブを見ることができるのではと・・・


目を凝らして探していると・・・
まず小さなヒラタアブを発見。


用心深いヒラタアブは、
花に止まる前に、
花の前で危険がないかを確認するかのようにホバリング(空中静止)する。


2mぐらいの場所から私がカメラを向けているので、
なかなか止まらなかったが、根気良く待ち続けるとやがて止まった。


次に現れたのが、やや大きめの「ナミハナアブ」で、
こちらのほうは多少近付いても逃げることはなかった。


吸蜜しているのか花粉を食べているのかは不明だったが、
ナミハナアブのすぐ近くに「キスネクロハナアブ」らしき一匹が現れた。


さらに、「ルリハリバエ」らしき真っ黒な固体が現れた。


昨日も同じ菜の花畑に行っているが、
昨日は一匹も発見できなかったから、
今日がハナアブのこの春の飛翔日だったのかもしれない。

やがて蜜蜂やマルハナバチの蜂類や越冬蝶なども出陣してくることだろうが、
虫達の蠢きは撮影対象の増加ともなり、日々の逍遥も充実することだろう。
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