prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「デアデビル」

2003年05月07日 | 映画
「バットマン」からか、アメコミ原作ものもノーテンキなのからダークなのが増えたが、これもそう。盲目という設定も、最初聖パトリック教会のステンドグラスにデアデビルの血が滴り、誰が血を流させたのかという謎かけから入っていく出だしからしてあまりヒロイックではない。そのくせビジュアルはやたらめぐるましい。

聴覚が異常に発達していてコウモリみたいに音で動きをつかむので大きな
音に弱いはずが、銃撃戦や爆発のそばにいて平気というのは変。サウンドデザイン(スタッフロールで割と大きく扱われている)は見事で、DVDが出たらオーディオマニアがチェックしそう。

香港のスタントチームが参加しているが、最近増えてきたせいかアメリカナイズされてきたせいか、あまり新味はない。
(☆☆★★★)


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