太田旅館の朝食は6時半からなのでその前に昨日できなかった津照寺のお参りを済ませておく。今回は納経はしないのでいつでもできる。宿は7時15分に出発。
7時58分、逆打ちの風景。
8時11分、ようやく黄砂の影響がなくなったかという感じ。
8時20分、最御崎寺に到着。太田旅館から62分、前回と同タイム。靴の中は完全に乾いて足の調子も5日前のいい感じのときに戻ってきた。だからといって無理にタイムを出そうとはしないようにする。境内には二人の歩きの男性。お参りを終えて下って行く途中でも女性と男性一人ずつ。岬の近くに宿をとる人はごく少数派だと思っていたけれど・・・
9時52分、ジオパークセンターのヘンロ小屋、ここまでに4人の日本人男性と一人の外国人男性。二人はまんぼうから。徳増とロッジおざき以外に泊まる人がこんなに多いとは。徳増から来た人に訊くとお遍路さんは4人だけ、仕事の人も泊まっていたとか。そしてこの後がすごかった。10人くらいの外国人と日本人の混合チームがやって来た。おざきにこれだけ泊まれるのか?ほかに宿はないからバスで移動してきたのか。こういう外国人の歩きのツアーは5年前にも屋島の下の橋の上で出会ったのを憶えている。
10時55分、逆打ちの風景。これも昨年と同じポジションから。この手前の椎名のタイムチェックポイントまで95分でベストより2分遅れ、でもベストを出した時は宿に入るのが遅くて必死で歩いたので、比較にはならない。
11時18分、徳増に到着。椎名から48分、ベストより3分遅れ。でも気分のよい理想的な歩き。
12時15分、佐喜浜のスーパーに到着。徳増から36分、今度はベストタイ。今日の宿は素泊まりなので食料を調達、アイスとカフェオレで昼食を摂る。外国人女性が通り過ぎて行った。12時40分出発。宿まであと2時間ちょっとだから予定通り15時には着けるだろうと思っていたけれど、そうはいかないのがお遍路の面白いところ。
13時22分、佛海庵に到着。この1kmほど手前で前から来る女性に呼び止められた。聞けば4年前になずなと恵で同宿になった十川さんだった。例によって顔の方はほとんど憶えてはいなかったけれどその時のことはよく憶えている。なずなで夕食の時に翌日の宿を紹介してその場で電話を入れた。その日の午前中種間寺からいっしょに歩いた女性にも同じように恵を紹介していたので二人は恵で相部屋になった。宿に着く前に船の中でいっしょになって宿が同じだということがわかって船の中ですでにお友達のようになって宿までずっと一緒に歩いたという。宿でも3人で食事をしてもう一人の新保さんからビールのお接待まで頂いた。翌日二人はおすすめしたそえみみずを歩かれて七子峠で出会ってとても良かったと言ってもらった。そのあと風自遊庵でもいっしょした。新保さんとは西尾自動車の先のお接待所でもいっしょでいろんな話を聞かせてもらって足摺テルメを紹介したのも憶えている。そして二人は今なお連絡をとりあって本当にお友達になっている。そのことが本当にうれしい。偶然とはいえその出会いのきっかけを作れたことがありがたいことだと思う。
14時01分、逆打ちの風景。東洋町に入る。
14時58分、ゴロゴロ休憩所に到着。ここまでも二人の男性にお話しを聞いたので、15時に宿に入れなくなった。これがお遍路です。
古い方の橋の上に工事車両が何台か停まっていて渡れないような感じだったので国道の橋を行く。
歩行者は通行可能のようです。
15時24分、まるたやに到着しました。ずっと一組限定の宿でしたが、4月下旬から3人が泊まれるようになりました。3月下旬からほとんど宿泊者が途切れないくらい。なので1階の部屋も使えるように申請したそうです。
Wi-Fi なし、素泊まりのみ4400円。ウォシュレットはあるけど作動しなかった。洗濯無料乾燥なし。