WALKER’S 

歩く男の日日

黒坂歯科診療所

2017-04-14 | 日記

 今日は月に一度の歯科検診、片道4.5kmですが練習がてら本番用のザックを担いで遠回りして9.5km歩いてきました。帰りはそのまま4.5km。靴の感じ、靴下の感じ、ザックの重心の感じ、特に問題はないのですが、これくらいの距離と本番の距離では差が大きいので、安心はできません。この旅は過去の経験があまりあてにならない、経験が自信をよりも不安をより多く生み出す。考えすぎて逆効果になったこともあるから本当に楽に歩く方法など何処にもないという感じすらします。そういう何度歩いても迷いばかりが増えていくというところこそがこの旅の魅力なのかもしれません。


瀬戸の花嫁

2017-04-14 | 日記

ちちんぷいぷい、歌碑ものがたりが終了、あとを受け継いだ駅メロものがたり、2回目はぼくもよく知っている、瀬戸の花嫁。ただしぼくが聞いていた岡山駅でも高松駅でもなく宇野駅がその舞台でした。岡山駅より高松駅より今治駅より早く宇野駅で最初に瀬戸の花嫁が流れました。宇野駅前で出会った女子高生たちはそのメロディが流れているのはもちろん認識しているけれど、それが何の歌か全く知らないのでした。45年前の歌だからとはいえ、ちょっと寂しい。小柳ルミ子といえば私の城下町か瀬戸の花嫁、星の砂、がよく知られていますが、ぼくは春の訪れと恋にゆれての方が当時は好きでした。でも、やっぱり一番の思い出に残っているのは瀬戸の花嫁、大学時代の先輩や同期の友人の結婚披露宴で何回か演奏させてもらいました。お色直しで新婦が再入場の時のBGMとして使うことが多かった。披露宴ではいろんな曲を指揮させてもらったけれど、やっぱり瀬戸の花嫁が一番です。現役時は吹くことも指揮することも一度もなくてOBになってから指揮できたのもさらにうれしかったことです。現役OBの寄せ集めバンドで人数も練習も十分ではなかったけれど、ある意味現役の時以上に生きた音楽ができていたという感じもします。聞いてくれる人々の心を動かすことができなければそんな音楽などどれほどの価値があるのだろう、逆に大してうまくなくてもその場にいる人の気持ちを盛り上げることができたのだとしたらその音楽は大いに意味も価値もあったのだとぼくは思っています。