WALKER’S 

歩く男の日日

10日目 ゆるりと4ヶ寺おとなしい1日

2017-04-25 | 17年四国の旅

 14時52分、民宿まさごに到着しました。意識して早くしようとした訳ではありません。むしろ逆で今日はスピードをセーブしてタイムは気にしないようにしました。時速は5、9㎞前後というところでした。右の足首に近いところの筋がちょっと痛んできて、そこは前に何回かか痛んで深刻にはならないのですが、あえて無理をすることはない。
 続きはまた明朝です。


9日目 続き

2017-04-25 | 17年四国の旅

 昨日夕食に間に合わなかった人は結局キャンセルでした。朝から山に登るのはぼくとぼくの隣に座った人の二人、ぼくより20分ほど早くザックをおいて出ていきました。山登りに入ると明らかに野宿だと判る二人が続いて下りてきました。おそらく上の通夜堂に泊まったのでしょう。地道の山道に入ると男性に追い付きました。安芸の宿に泊まって登り口までバスで引き返してきた。下ってからもバスを利用して今日は30番まで行ってしまう。そのすぐ後で同宿の人に追い付き、一旦舗装道に出るところで下ってきた人に出会います。声をかけなかったのでどこから来てどこまで行くか判らなかったのですが、その後会わなかったから電車に乗ったのかもしれません。そのあとはお寺まで出会いはなく、下り始めの山門のところで上がって来たのは台湾の男性、いっしょに下ろうとしたバス利用の男性が教えてくれました、ここまで何度か出会っている。少し下ったところで会ったご夫婦は奈半利から、下ったあとはやはり電車で野市まで飛んで今回は大日寺で区切るそうです。この下から大日寺の手前まで32㎞電車で行けてしまうから利用する人は少なくない。
 そして道の駅まで来ると同宿だった吹田さん(名前を聞かなかったので仮称、吹田市在住であることは聞いた)と外国人カップルが歓談中、昨日出会って唐浜のビーチで野宿したことは承知していたそうです。暫くしていっしょに歩き始めたのですが、今日の野宿ポイントが気になって尋ねると何もあてはないというので、萩森を教えます。地図を出させてここから13㎞だというと、十分だと納得、その後も通夜堂や善根宿の場所を教えましょうかというと、ぜひにということで、頁をめくりながらペンでチェックを入れていきます。入れるのはカナダの女の子、めちゃめちゃ可愛い。男性はオランダ人でちょっとアラビア系の感じもしました。二人は四国に入る前に熊野古道も歩いて来たという。さらに20㎏はあろうかという男性のザックにはアジア10ヶ国以上のワッペンが貼り付けてあります。彼は刺青彫り師をしています。道後温泉のことを教えた時にタトゥーでも入れるかと気にしていましたが日本人二人して大丈夫ですと言う。外国人のそれはファッションとして多くの人が認知するところでしょう。そうして25分ほどかけてぼくの知るところをチェックし終えました。そして二人から納札をいただきぼくも名刺を渡しました。英語の宿情報は初日の2枚ではけてしまっていたのでこういうことになったのですが、これはこれで良かった、得難い経験だったと思います。その後は8人の歩きの人と出会って合計は17人、同宿は居ませんでした。