WALKER’S 

歩く男の日日

ごめん・なはり線を歩く (6~8日目)

2016-05-11 | 16年四国の旅

 昨年、田野駅と西分駅と夜須駅のマスコットの写真を何気なく撮ったけれど、全ての駅にいるのだから全てのマスコットを撮影しないことには話にならないだろうと、今回は、全ての駅を訪ねることにしました。線路は大体遍路道の近くを走っているので、日程を増やす必要はありません。
 

 14時30分、奈半利駅に到着。奈半利駅には4年前、別格めぐりの時に一度来たけれど、その時はバスを降りてすぐ駅に登ってしまったのでりこちゃんには気づきませんでした。終点の駅だから当然駅員さんのスタイル、解説を見なくても判ります。
 今日の宿はここから1km半ほど先の田野駅の近くですが、さらに一つ先の安田駅まで歩きます。安田駅は遍路道からかなり離れているので時間に余裕のある今日のうちに押さえておきます。


 15時24分、安田駅に到着。やすだアユ君、です。ちょっと見つけるのに手こずってあたふたしてしまいました。駅の登り口のちょっと手前で、少し高いところにあったので、すぐ下を通っていながらスルーしてしまいました。電車に乗って田野に戻るので、時間がぎりぎり、何とか間に合いました。
 解説によると近くの安田川はアユ釣りでよく知られたところだということです。


 15時41分、電車で一駅戻ってきました。この近くでは幕末に活躍した多くの志士を輩出したそうです。ナジャさんが浸かりに行った二十三士温泉もそれにちなんだネーミング。昨年は唐浜から電車にのってその時もあたふた。来年はもう乗らないで済むようにします。


 翌日の9時21分、昨年時間がなくて撮ることのできなかった、とうのはまへんろくん、です。ここは27番神峯寺をお参りして4km弱下ってきたところ、次の28番大日寺まで38kmほどあって、その間の遍路道沿いに(野市まで)この電車が走っているのでここから電車を利用するお遍路さんも時折見られます。ぼくが4年前に乗ったときも数人見かけたし、別の年にも電車に乗ったという人に数人会いました。それにしても、見れば見るほどかわいいというか、気持がすっきりするようなへんろくんの佇まいです。自分も常にこのような感じで歩けたらなあ、と思います。


 

 9時59分、下山駅に到着。ぼくの地図ではこの駅に来る道が書いていないので、ずいぶん手前で国道を離れて迷ってしまいました。何も考えず普通に国道を歩いていたらちゃんと案内標識が出ていたのに、ホント、下手の考え休むに似たり、とはよくいったものです。
 しもやまちどりちゃん、はこの近くの大山岬に浜千鳥の歌碑があることに由来いるようです。ちどりちゃんは下りのホームに立っていて、上りのホームまでわざわざ上がって撮影しました。