WALKER’S 

歩く男の日日

32日目=ミニ西国と国際交流

2016-05-27 | 16年四国の旅

 16時18分、ビジネス旅館こまつに到着しました。シーパの朝食が7時からだったのでそれに電車の時間を合わせると大西駅の出発が8時15分で、かなりきびしいスケジュール、
 今日は人に合わせてゆっくり歩くことは出来ません。と思いながら歩き始めると歩いている人には全然会わない。時間の関係もあるし南光坊を飛ばしたことも原因かもしれません。仙遊寺の山門のすぐ手前で下りてくる男性とすれ違ったのが最初でした。仙遊寺でお参りを済ませ山門までの急な階段を下っていると脇の石仏に目が留まります。文字を見ると西国三十三観音、恥ずかしながら9回も来ていて全く気付きませんでした。登りはきつくて歩を前に進めるのに精一杯、下りは滑らないように足場を確認するのに精一杯、でも山門の下の舗装道の脇にもあったから、やはり忙し遍路の成せる業だったのかもしれません。写真は山門の下で撮った7番岡寺の観音様です(左)。山門の手前で写真を撮ろうとしたら、すぐ下で若い女性が水を汲んでいます。思わず、上でも汲めるところがありますよと声をか
ける。大きな荷物なので、野宿ですかと訊くとそうではない。なのに10キロ近くになってしまう、続けて今日の宿を訊くと、今治駅のあたりまで行けるとは思っていると、まだ決まっていない。じゃあシクロの家がいい、素泊まり2500円ですと言うと、それはいいと早速メモします。その後も決まっていないので名刺を渡してブログからHPに入るように説明して別れます。少しお話しできたせいかその後の足取りは快調そのものでした。国分寺までの区間も長い間ベストタイが出ていなかったのにベストを2分も上回ってしまいました。
 国分寺から宿まで18㎞以上あるのでゆっくりしていられません。三芳の1㎞ほど手前の屋根のない休憩所で少し休んで三芳の町に入っていくと、電気屋さんの店先が接待所になっていました。休んだばかりなのに、時間もないのに腰を下ろしてしまいました。置いてあったミカンを食べていると奥さんが帰って来て冷たいお茶を入れてくれさらに栄養ドリンクも持ってきてくれました。

 
 そこからすぐのところに通夜堂があることで知られている
光明寺がありました。入り口にトイレありますと書かれていたので入っていきます。用を済ませ、通夜堂に貼られている注意書きを見ていたら、中に外国人がいる。向こうも気がついて出てきました。ノルウェーから来た21才の青年クリスチャン、少し話してお得意の、ドゥユーマインドイフアイテイクユアフォトを使って写真を撮らせてもらって名刺も交換、もうちょっとゆっくり、はっきり喋れたらなあと改めて思います。