今回の旅の目的、わらべ館に到着。正面はかなり古い感じの建物だけど、裏は近代的な建物になっている。入館料は500円。先ずは、エレベーターで3階へ上がる。3階はおもちゃの展示館、14のテーマに分かれた2000点のおもちゃがきれいに判りやすく展示されている。区分の仕方が適切で、量が多すぎず、とても見やすい展示になっている。2階はおもちゃ工房とあそぼう広場、ぼくなどは遊べないので、ざっと横目に見て通り過ぎる。1階が本当の目当て、童謡唱歌の部屋。
わらべ館の手前に検察庁が隣接している。その門の周りに20~30人のカメラを持った人たちがたむろしていた。白いワンボックスカーが入ってくると、動きが俄然慌ただしくなった。車の窓に必死になって照明を押しつける女性、その横でシャッターを切ろうとする男性、怒声を浴びせながらそれらを阻止しようとするガードマン。車の動きは一瞬止まったものの、すぐに門の中に滑り込んでいった、記者たちは車を追いかけて裏門の方に散っていった。唖然としてぼくは一瞬立ちつくす。こんな田舎でいったいどんな事件が・・・・・ 、鳥取といえば、あああの事件かと、すぐに気がついた。