ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

野分

2012年09月30日 23時17分20秒 | Weblog
折角の休日も台風接近のため、外に出ることもろくに叶わず、同様に
外に出せない洗濯物が冷房に吹かれて出す湿気に、室内が外よりも蒸す
という不条理な環境にさらされ、悶々とした一日となりました。
唯一の救いは、前日に食料を買い込んでおいたために飢える事がなかった
という点。とは言え、徒歩数分の所にあったスーパーが潰れたダメージを
今更になって知った次第です。

そして九月ももう終わりです。10月のトップ絵を描かねば。
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文体とか

2012年09月29日 23時33分02秒 | Weblog
土曜日が完全に休息専用の日となってしまったゑのです。『寄生獣』の
ミギーのように、習性として定着してしまう日も遠くないかもしれません。
さておき、先日予告していた『文体について』と参りましょう。

“文体の一致”というのは文を書く上で結構重要なことだと思うのですが、
国語の教育上ではそれほど重要視されていないように思われます。
実際、高校までの国語の授業でそれについて言及された事はごくわずか
で、テストにも出ず、こういった手記形式の文を添削される機会もあまり
なかったと記憶しています。
なお、文体の一致が既になされていない当ブログにおいて、このような
内容を書く事についての是非は、この際問わないでください。

他人に何かを伝える事と、記録に残す事の両立として、文章がある訳ですが、
メールやブログなど情報化が発達して以降、爆発的にそれを必要とする層が
増えたと考えています。
文とは何かを伝える手段であり、少なからず表現の技術を要求されます。
往々にして、誰かが新しい表現を見出し、フォロワーがそれを広めたり、
洗練させたり、符丁としたりする流れで、これは絵画や音楽等、色々な
ものに当てはまるものだと思います。

国語の教科書に載っているような文学に影響を受けた国語の教師が、やはり
それの影響を受けた現代の作家に感銘を受けた中学生などを誉めそやし、
そうやって連綿と何かが続いていくのだと思っています。ただ、やはり
上に書いたようにきちんと添削する人がいなければ、それはあらぬ方向に
歪んでいくだけで、社会や本当に正式に必要とされる場において、ようやく
それに気がついて矯正を受けるハメに陥ります。
言葉遣いや、対人マナーなど一般的なものから、職業絵描きや職業作曲家
など、非常に多くのものがそれに当てはまるのではないでしょうか。

ただ、世間の風潮として“学生までは自由にやらせて良いよネ”“後から
ちゃんと教えればいいし、それは自分たちがやるから”というものが
昔からあるようで、何ともおおらかであると感じてやみません。
それが良いか悪いかは別としても、きちんと運用されていなければ破綻
して、駄目な事になってしまうのは明らかで、そしてついでに言うと、
このサイクルがここ最近弱まっているような印象を受けます。

上に書いた“学生まで”が無期限に延長されているような状態とでも
言いましょうか。そうなると、一体誰が教える事になるのでしょう。
そして、いずれは誰が教えられるのでしょうという話にもなりかねません。

文体という出発点から、いささか脱線を繰り返しましたが、基礎と
それをきっちり教える事のできる人は非常に大切です、という無理やりな
結論をもって着地点としたいと思います。
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枕元の覚書

2012年09月28日 02時16分51秒 | Weblog
先日はほぼバタンQだったゑのです。今日は何か書こうと思ったのですが、
長くなりそうなので寝ます。休日までに内容を覚えていたら続きを書く
事になるでしょう。
とりあえずお題目だけでも書いておけば忘れなかろうという事で、
『文体について』という予告を兼ねた覚書をば。

とは言え、早く床に就いたとしても、大体三時間位のところで勝手に
目が覚めてしまう不条理。もちろん睡眠は不十分なため、昼間の眠いこと。
睡眠とはうまく付き合いたいと思ってはいるものの、適度という所が
なかなか見つからない。肉体的な披露をあえて与えれば、多少はうまく
行くようになるのだろうか。
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職人ダークマター

2012年09月26日 02時24分18秒 | Weblog
美術系予備校や、美大のような、ものづくりをする環境下でよく出る
能力値の一つに『集中力』というのがあるが、色々と考えてみると結構
総合的な能力である事に気付く。

まず、誰かの受け売りで実験をしたわけではないが、一般に集中力の
持続限界は90分であるらしい。訓練や素養などで前後はするであろうものの
『集中持久力』が集中力の一翼を担っている事は間違いないだろう。

これまた受け売りに近いが、極度に集中が深まると、体感時間に影響が
出たり、見えるわけもない微粒子の触感までをも得る事ができたり、
灰色のドームに突入したりと、物理法則を超えたような“ゾーン”に
入るという。昔一度だけ経験したことがあるが、さておきこのような
『集中深度』も集中力の一要素と言えよう。

そしてこれは最近気がついた感覚であるが、意識と手が程よく作業対象
に向かっていくような集中に至るまでには、差こそあれ時間がかかる。
いわば『集中加速性』とも言える要素があり、個人的には今後のトレンド
となりそうな集中力の一要素ではないかと考えている。

この三つの要素を総合したものが『集中力』というのが今回の結論。
ただこれら全てが人間の限界性能に達していたとしても、ハンドルや
ブレーキのない車のような、暴走の可能性を高めるため、高ければ良いと
いうものではない、というのが個人的な意見。
ついでに言うと、集中力は年齢や精神状態の影響を受け、しかも結構な
消耗を伴うため、そういった安全面からもやたらにアクセルをふかせば
良いというものではない。

しかも複合的な能力かつ比較してどうこうというものではないため、
客観的な価値になりづらいというのも案外厄介な部分である。
求める事も、与える事もできないのだ。
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万能無事・万事無能

2012年09月25日 01時24分14秒 | Weblog
何気なく『ガンダム』について考えていて、ガンダムとアムロのような
超人頼みのところとか、ジムのような変に汎用性ばかりを重視した結果、
ビグザムあたりにダース単位で溶かされるような雑魚を量産してしまう
ところに、こういう組織ってあるよネと思った次第です。
なお、ぼくの『ガンダム』についての知識はこれが最大レベルで、
嗜む程度のガンダムです。

結局作中ではそのような雑魚でも圧倒的な物量と物資で押し切って、大局
を制するのですが、翻せばそのようなやり方で大局を制するには、物量と
物資がなければ無理ということではないかと思うわけです。
上のビグザム乗りではないですが、『戦は数だよ』という話です。

戦争に限らず、何かしらの競争において、ヒーローは必然的に生まれ、
頼りにされ、時流を変えるかのような活躍を見せますが、やはりどうしても
頼るような力である以上は一人の力でしかなく、大局を制する事は
できないと思います。
しかし、上記のような組織は万能超人救世主様の到来を待たずにはいられ
ないのです。ハッキリ言って、負けが込んだ博奕打ちと大差がありません。
曰く『これが当たれば倍にして返せる』。
そして皆がガンダムになろうとしても、精々カスタムジム止まりで、
ブラウ・ブロあたりに一薙ぎにされる事はどのみち避けられません。

何が言いたいのかというと、ザクはいいとして、陸戦型ドムとか、ゾックや
ズゴック、ゲルググのような適材適所、もしくは場所に応じてとんがった
仕様のモビルスーツが個々の持ち場を発揮できる環境が色々と幸せなの
ではないか、という事です。
きっと連邦軍ではガンタンクやガンキャノンは一芸バカと言われていた
事でしょう。実に口惜しい。

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ゆく河の

2012年09月23日 23時32分55秒 | Weblog
すっかり秋めいて涼しくなった中を、日曜の魔から逃れるかのように
散歩がてらの日用品買い出しに出かける。
途中、大阪に来て以来お世話になっていたスーパーが潰れている事を
知った。それ以外にも日曜の午後だというのに、商店街は『貸店舗』の
張り札が乱れ並ぶ、ただの通り道になりかけている事にも気付く。

誰も彼もが生き馬の目を抜くような生活を、望んでか望まずか送り、
それを人として当然のように向上心の証として讃える世の中で、しかし
その結果がこの風景のようにも思え、季節のせいもあって薄ら寒く感じる。

まあ、日頃通販サイトのお世話になりきりの人間に言えた義理では無い
のだけど。

その後、画材店に行って雰囲気を堪能して帰宅する。画材のラインナップも
あまり目新しくなっていないのはなぜなのだろう。ぼくが予備校生から
学生になるあたりの間では、かなり色々な変化が各メーカーにあったと
記憶していたのだけど。かように需要のない場所の画材店だからだろうか。
いや、しかし、それで良い。それでいいんだ。
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甘いまま

2012年09月22日 23時41分19秒 | Weblog
思い立って街へ出て、作りもしないプラモなどを買っていたら、結構な
出費になり、案外に豪奢な生活を送れているのものだと半端に実感する。

そのような中で立ち寄った某マンガ専門店にて、これらを描いている
作家さんの半数以上は自分よりも若いのだろうなとふと思い、ついでに
周りを見回してみて、やはり自分より若い人ばかりなのを見るにつけ、
このままで良いのだろうかという得体の知れない不安に駆られる。

とは言え、このままではない生き方などまるで分からず、この場(エロ本
を購入している現場)を会社の同僚に目撃された際に『嫁に頼まれて…』
と言い訳すれば良かろうなどと、根も葉もない以前の考えにふける辺り、
迷走感が否めない。
このまま肉体的な故障がない限りは、基本今のような暮らしぶりは
変わらないだろうし、変える気も本心の所では存在しないのだ。
渋くなんて、きっと望むべくもない。
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狩人の智慧

2012年09月21日 02時41分56秒 | Weblog
※本日は恒例の虫の話のため、その手の話が苦手な方はここから先の
閲覧をお控えください。


今日も今日とて、またGハンターレベルが上がった気がする。
・索敵能力があがった!
・トラップ捕獲成功率があがった!
・消毒用アルコールスプレーで動きを鈍らせてからの各種連携攻撃の
 効率があがった!

その他にも、奴に比較的大きめの衝撃を加える(捕獲した状態で2~3回
シェイクしてやる)と簡単に気絶し、大体10分くらいおとなしくなるという
知識を手に入れたりした。この辺りはさすがに昆虫といったところ。
体の大きさに比して、さらに大きい面の打撃を与えると一時的に機能停止
するのは、ハエやハチ、コガネムシなどと共通である。
奴らを飛行中に叩き落としたりすると、しばらく麻痺し、その後回復する
というのは子供の頃から見てきている。

でも、正直もうこれ以上レベルを上げたくはない。
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意識の夜の海

2012年09月20日 01時46分39秒 | Weblog
先日、ネタがないような旨の内容で書いていたのですが、今回も過去の
話と過去に何度か書いたような内容をお届けしようと思います。

先週末、深夜残業の帰り、終電はとうに去り、店もあらかた閉まった
丑三つ時も近いオフィス街を歩いていたのですが、おかしな事に人が多い。
そのような中で、向かいから歩いて来て、目の端に入った黒い人影に
対し、言い知れぬ強い不吉な予感を覚えたのでした。
曰く、こいつと目を合わせたらまずい。と。

深夜のテンションと、ほとんど目をそらしていた為に基本は思い過ごしでは
ありましょうが、不吉な予感の正体が何だったのかについてはやや興味の
沸くところではありました。
現在の仮説ではありますが、人間は互いの存在を見たり聞いたりする
以外の、『何となく』の領域で察知する機能があり、それは無意識、
無作為に送受信状態にあるという、ごく個人的な説がまず一つ。
しかしながら、先週のアレはそれにおける『送信』部分が一切感じられず、
つまりは、互いに見える距離にありながら、片一方だけこちらを認識
している気配がまるでない、というのが不吉さの正体なのではないかと
いうところに落ち着いています。

ただ、これもまた自論ではあるのですが、人間恐怖に支配されると、
悪い方向で何でもアリな状態に陥る為、こういった分析もどきも、
徒に恐怖を増幅させないための防衛策なのだと考えています。

不吉、不安、不明は恐怖の入口。恐怖に打ち勝つことなど出来るかどうか
分からないが、やり過ごすことくらいなら何とかなる。 はずである。
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晴れず降らず

2012年09月19日 02時05分18秒 | Weblog
近所のコンビニで帰りがけに買う食べ物で、特にめぼしいものがなく、
結構な時間悩む。そして特に見たいテレビもなく、通販サイトを見ても
新刊の漫画も新作のフィギュアもゲームもない。
手持ちの3DSは先日にようやく充電がなされ、それまでは沈黙していた。
天気も良くもなければ悪くもない。降ったりやんだりの繰り返し。
海の向こうでは、いささか大変な事になっているが、向こうによく出張に
行っている友人の安否が気になる程度。

とにもかくにもこれというような、話題がない。
朝の出社時には色々考えることも多いが、だいたい帰る頃には忘れていたり、
一般性を欠くものだったりする。
こんな日もある。そう思うことにする。
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