ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

伸ばさないということ

2017年11月30日 23時49分48秒 | Weblog
『○○おじさん』と世間一般で呼ばれている人の生年を見て、1980年より
新しいと言いようのない悲しさに包まれる。

今週のモーニングでついに『へうげもの』が完結したが、13年間くらい
続いていたということに少々驚く。しかし何かにつけて美味いものは長く
久しく続けようと伸ばす傾向のある最近の物語の中で、しっかりと有終の
美を飾れたということが何よりも嬉しく感じる。
続くことは粋だが、伸ばすのは野暮である。
そこは以前にも書いたが、伸ばすくらいならば外伝を出せば良いのである。

歴史や複数人の人生を追うような大河ものでさえ30巻程度でお腹一杯と
感じるのだから、普通の物語であれば18巻程度で十分と感じる。

とにもかくにも、本棚のスペースを確保しておこう。
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思いの他高級品

2017年11月28日 23時29分29秒 | Weblog
先の休日、スーパーで酒を買い、それの肴にと缶詰コーナーを
色々と見てみたが、サバとサンマと鶏肉以外のものが存外高価で、
カニやらホタテやら牛肉の缶詰は高級品なのだと思い知らされる。

個人的な感覚として、缶詰は庶民的な、廉価な、悪く言えば
チープな食品というイメージがあった。なればこそ40を間近に
控えた独身男性の休日の晩酌の供に相応しかろうという思いも
あった訳であるが、実際の所はカニとかホタテになると結構な
高級品で、気の利いたワイン蒸しとかアヒージョのような
味付けがなされたものはさらにそこから高くなり、酒の肴のくせに
外食で腹を満たせる程のお値段になる。

そのような体験を経て、個人的な感覚としてあった缶詰へのチープな
印象は払拭され、デパート食品売り場の総菜以上の高級品として
認識されるに至った。本当は自分で調理するのが一番の安上がりで
あろうが、今のところは諸々の手間も考え、スーパーの半額になった
総菜が財布的にも舌の満足度的にもちょうど良い位置に収まっている。

保存のきくものや、いつでも食べられるもの等、そういった付加価値の
あるものはその分値段が高いのである。つまり同じコンセプトである
カップ麺も実際はそれなりの高級品であると言えよう。
あまり気を使い過ぎてもケチになるばかりで却って割に合わないが、
趣味に割くお金を増やすと考えて、もう少しそこは気にしていこうと
思った次第である。
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大体猫っぽい

2017年11月26日 23時45分24秒 | Weblog
比較的近所にあることが判明した海洋堂の店に散歩がてら寄り、
店舗限定らしい黒のツチノコのソフビを購入する。
何の因果か分からないが、海洋堂はツチノコをはじめ、河童や
ネッシーなどのUMAが大好物のようで、件(そう言えば海洋堂製の
件:くだん のフィギュアってまだ作られていないような)の
ツチノコも何度目だという具合の年季の入った作りで満足。
ついでにちょうどいい具合に存在感のある大きさ(小さめの
サツマイモくらいの大きさと太さ)で、何かあったらにぎにぎ
したくなるのも良い。

ただ、色々とよく見ていくと、鱗の配列的にアオジタトカゲとか、
とにかくあまり蛇っぽくない感じで、まず間違いなく木には登れ
なさそうだとか、腹の鱗があまり発達していない関係で、直進では
なく、体をくねらせることによる蛇行が移動の主手段なのだろうか
とか、それにしては体が太すぎるとか、と言うことは伝承の一つ
にある、ジャンプしたり転がって移動するという説を取り入れた
解釈になっているのか…などと色々と読み解けて面白い。

あとは、面構えが完全に毒蛇のアレで、ご丁寧にピット器官まで
付いている。顔についてはクサリヘビ系の、顎の力が強く、毒腺も
大きい関係で頬の部分が大きく膨らんだ、上から見て三角形の
ものであるが、じっくり見てみると何だか猫っぽい。
どこかのホビーショウの写真か何かで、今後これの白いバージョンも
出るらしいとのことであったが、そちらは輪をかけて猫っぽい。

顎の力の強い生き物は概して目の横から下あごにかけてが大きく
張った、下膨れで目鼻口が顔の下中心に寄り気味のバランスのものに
なるという。パンダとかオオカミウオとかが好例であるが、猫の
顔のパーツのバランスもそっち寄りで、それで猫っぽく見えて
しまったのだろう、と勝手に納得する。
これで一部のガラガラヘビのように目の上に突起があったら、さらに
猫っぽくなるだろうにとか考えたりもした。

他にもこのシリーズのオオサンショウウオも欲しかったが、残念
ながらその店にはなかった。また来た時に入荷していることを願う
ばかりである。あと、このシリーズで馬か犬を出して欲しい。
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ガッと来てパッと去る

2017年11月23日 23時45分21秒 | Weblog
随分前からチマチマと買い続けていた『野望の王国』をついに全巻
読み終える。最終巻は一足早く買って読んでいたので結末は
知っていたが、それでもなお楽しめるほどに終盤の盛り上がりと、話の
収束具合(主要人物がZガンダムばりに死んでいく)が凄まじかった。

話や展開自体ははっきり言って荒唐無稽で、ともすれば力み過ぎて
滑っているようにも感じられる登場人物の行動に、冷静に考えてみると
肝心なところで失策ばかりしている主人公サイドや、いちいち説明
口調のモブの台詞など、ツッコミどころが満載であるのだが、それらが
すべて些細な、どうでもよいことと感じるほどにこの作品には勢いと
熱があり、何かにつけて読み返しているような状態である。

個人的に漫画やアニメで重要な要素として"勢い"があると感じている。
最近は特に限られた時間の中で漫画やアニメを観ることが増えたので、
殊更にそう感じるのだと思う。確かにじっくり味わって独語の余韻すら
噛みしめるような作品も好きではあるが、至極シンプルにのど越しだけ
で勝負して後には何も残らないような作品の方が、今の自分自身の
環境的に合っている(心地よい)と感じる。

さて、次なる面白い作品を探さねば。
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行くがまま

2017年11月21日 23時46分58秒 | Weblog
たまたまなのか、ここ数年で身の回りで転職を考えている人が
結構な数に上っている。その人達は大体同年代なので30前半から
後半くらいまでの年齢的開きはあるが、転職とか新天地を目指すとか
そういったチャレンジは概ね30までにしておかないと色々と社会的に
大変だと刷り込まれてきた身空としては、結構な驚きでもあった。

確かにこの年で転職を考えている人の多くは手に職を持っていたり、
十分なキャリアを積んできているので、じっくり話を聞けば十分に
堅実な計画の上に成り立っているのが分かる。
そういった中で、己自身がいかに硬直した環境で生活しているかが
思い知らされるようで、もっとやりたいことをやるべきだとか、
何かを始めるにあたってこの歳では手遅れというようなものは
思っているよりも少ないのかも知れない、と思うに至った。

あとこの先どれくらいの時間があるのかなんて、誰にも分からず、
さりとてのんびりしていられるほどの時間がある訳でもない。
なればこそ、己にもっと正直になった方が良いのだろう。
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解釈と可能性

2017年11月19日 23時35分11秒 | Weblog
神羅万象チョコの、前の弾(十三章二弾)の箱絵には女性キャラが
大きく描かれているのであるが、そこの股の部分にごく小さな領域が
あることに気付く。

パッケージにも同じ絵はあるが、そちらでは小さすぎて潰れており、
判別できず、スカートでギリギリ隠れているようにしか見えない。
箱絵の方に確認できた件の領域はスカートと同じ色で、スカートの翻り
によって裏地が見えたと解釈できなくもないが、その解釈が通るならば、
某ジャンプのギリギリを攻める漫画のように『パッと見スカートの中身が
見えているようだが、実際の所はスカートの裏地なんです』という
言い訳が通るのではなかろうか、と思い至る。

言葉ばかりで説明するのも何なので、折角だからサンプル画像をざっくり
作成してみる。(この角でこの尻尾は無い、とか細かいことはこの際は
抜きにして)つまりは、そういうことである。折角なので胸回りも
誤解を招くようなパーツ配置にしてみた。まともに考えて、至極まっとうな
格好とポーズであり、下着など見えていないし、ボディラインも特に
おかしな出方はしていない。二次元においては、"描いていないものは
存在しない"の法則が適用できるので、そうでないものはそこには無い、
と言い切ることが出来る。

神羅万象チョコが素晴らしいのは、基本的に妙にフェティッシュで、対象年齢
程度の子供に性の芽生えを生じさせかねないほどのエロスの香りが秘められて
いる所にある。
これを描いている当人としては多分グラマラスな女の子など本当は大して
描きたくもなく、ロボットと東洋風の出で立ちのヒーローを描いていたい
のであろうという気配が所々に見られるが、結局何を描かせてもどこかしらに
フェチ的な要素(ロボならば背骨むき出しとか)が織り込まれるので、
琴線に触れてしまった人は心を掴まれるという、何とも言えない状態になる。

そう言えば、神羅万象のイラストの人の描く、本格的な西洋甲冑キャラって
まだ見たことがない気がするが、何か『絶対に描かねえぞ』という意地のような
ものが働いていたりするのだろうか。
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急ぎ冬支度

2017年11月16日 23時52分24秒 | Weblog
冬も近づき、明け方に寒さで目を覚まされることが増えた。
という訳で、寝床を早くも冬仕様に置き換え、それ以外にも足元を
温める用の暖房器具を、扇風機と入れ替える形で用意した。

いつも本格的に寒くなるまでに、寝袋(冬用の寝具)を干しておこう
とか、扇風機の埃を掃除しておこうとか、敷布団を買おうとか思って
いるのだが、そうこうしているうちに寒くなって、それらの準備も
叶わずに使用せざるを得なくなる。
最終的に使ってみて、カビ臭いとか、やたらに虫に刺されたり、体が
痒くなったりとかそういうひどい目にあったことはないので、今の
ところ一応の安心を得られてはいるが、このようなループが後何度か
続くならばそんなことも言っていられなくなるであろう。

ここのところ急に寒くなったのだから、急に暖かくなる日があっても
良かろう。その日が休日であれば迷わず決行だ。
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コーヒー缶の角

2017年11月14日 23時48分21秒 | Weblog
毎日のように缶コーヒーを飲むようになって久しいが、そんな中で
非常にどうでも良い謎が湧いて出たので、ひとまず記すことにする。

世に缶コーヒーは数あれど、今回話題の種となるのはキリンの『FIRE』
シリーズで、更にその中の缶の表面に菱目模様の凹凸があるものに
関してである。
その菱目模様は缶の大体3/5程度を覆っているのであるが、種類によって
その模様の下から二段目(今のバージョンだと"突き抜けた香ばしさ"とか
書いてある辺り)が凹んでいないものがある。

最初は何かのミスなのか、もしくは全ての缶でそういうことになって
いるのではないかと考え、家にある空き缶を改めてみたが、それらの
どちらでもなく、『ファイア』の中のさらに細かいシリーズによって
あるものと無いものとがあるという事実にたどり着いた。
更によく見てみると、缶の下側の形状が末広がりになっているものは
二段目が凹んでおらず、下側が窄まっていて白いものは二段目が凹んで
いるようだ。

もしかしたら他にも差があるのかも知れないが、問題はこの差が何の
為にあるのかということである。視力障害のある人のための識別用か
とも思ったが、それにしては分かり辛過ぎる。

底面の形状の違いということから推測するならば、温冷両用か冷専用か
の分類用とかだろうか。とりあえず、分かったところでさしたる役に
立つわけでもなさそうなので、後は気の向くまま調べていくばかりである。
こういうのはやっている過程が一番楽しい。
答えや理由なんて、極端な話、無くても良い。
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出会いを求めなば

2017年11月12日 23時24分59秒 | Weblog
近所のショッピングモールから少し歩いたところに、フィギュアなども
扱う古本屋があることを知り、足を伸ばす。果たして店内は思った以上に広く、
品揃えも結構なものであったが、いかんせん値段が高く、めぼしいと感じるものは
結局見つからなかった。元々この手の店は偶然の出会いを求めて通うもので
あるから、欲しいものも定めず、気の向くまま運の向くまま、またの機会を
楽しみにすればよいだけの話であろう。

とは言え、最近は大手古本屋もネットなどでの"相場"に寄せてきている印象が
強く、掘り出し物は基本的に見つからないと考えてかからねばならないのが
残念である。従って、件の店においては、変にプレミアとかは付いていないが、
個人的に興味をそそり得るもの、が購入対象品ということになる。
趣味とか興味のストライクゾーンを広げればそれなりに楽しいのかも知れないが、
最近はその辺が狭くなってきているのか、結局成果無しで立ち去ることが多い。

旧居のように古本屋まで徒歩五分、くらいであれば縁のようなものや、新たな
興味の芽生えに気付くこともできたのかも知れないが、今の家からはいかんせん
そういった古本屋からは遠い。せめて会社帰りに寄れる場所であれば良いので
あるが、今のところそのような条件に合致している所はない。

結局ネットオークションを色々探したり、ある程度欲しいものがハッキリして
いる場合は新品を探したりする方が有意義ということになり、古本屋巡りは
散歩のついでくらいの立ち位置に収まっているのが現状である。
と言うか、ここ最近は古本屋での出会いよりも普通の本屋での出会いの方が
断然多い。今日も普通の本屋で一冊ジャケ買い。
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行くのは道ばかり

2017年11月09日 23時43分02秒 | Weblog
街はハロウィンから、早くもクリスマスへと模様替えを始めている。
毎年思うことではあるが、何とも忙しいことだ。
とは言え、個人的にはそんな世間の風情を、新幹線の窓から見るような
感じで過ごしているから、むしろ忙しいのは己自身なのかも知れぬ。
寒くなってきた、と思ったら春になっていた、という状態が笑い話でも
例え話でもなくなりつつある。

そして新居に越してきて大体ちょうど一年目。大きな問題なども特になく、
箱から解き放たれたフィギュア達も誰一人足を挫くことなく夏を越し、
何かが暑過ぎるとか寒過ぎるとか、溶けるとか凍るとか、詰まるとか
漏れるとかそういうこともほとんど無く、この調子で気が付けば数年
経っていたということになるだろうと思われた。

つまりは何だかんだで平和だ。
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