先日、ネタがないような旨の内容で書いていたのですが、今回も過去の
話と過去に何度か書いたような内容をお届けしようと思います。
先週末、深夜残業の帰り、終電はとうに去り、店もあらかた閉まった
丑三つ時も近いオフィス街を歩いていたのですが、おかしな事に人が多い。
そのような中で、向かいから歩いて来て、目の端に入った黒い人影に
対し、言い知れぬ強い不吉な予感を覚えたのでした。
曰く、こいつと目を合わせたらまずい。と。
深夜のテンションと、ほとんど目をそらしていた為に基本は思い過ごしでは
ありましょうが、不吉な予感の正体が何だったのかについてはやや興味の
沸くところではありました。
現在の仮説ではありますが、人間は互いの存在を見たり聞いたりする
以外の、『何となく』の領域で察知する機能があり、それは無意識、
無作為に送受信状態にあるという、ごく個人的な説がまず一つ。
しかしながら、先週のアレはそれにおける『送信』部分が一切感じられず、
つまりは、互いに見える距離にありながら、片一方だけこちらを認識
している気配がまるでない、というのが不吉さの正体なのではないかと
いうところに落ち着いています。
ただ、これもまた自論ではあるのですが、人間恐怖に支配されると、
悪い方向で何でもアリな状態に陥る為、こういった分析もどきも、
徒に恐怖を増幅させないための防衛策なのだと考えています。
不吉、不安、不明は恐怖の入口。恐怖に打ち勝つことなど出来るかどうか
分からないが、やり過ごすことくらいなら何とかなる。 はずである。
話と過去に何度か書いたような内容をお届けしようと思います。
先週末、深夜残業の帰り、終電はとうに去り、店もあらかた閉まった
丑三つ時も近いオフィス街を歩いていたのですが、おかしな事に人が多い。
そのような中で、向かいから歩いて来て、目の端に入った黒い人影に
対し、言い知れぬ強い不吉な予感を覚えたのでした。
曰く、こいつと目を合わせたらまずい。と。
深夜のテンションと、ほとんど目をそらしていた為に基本は思い過ごしでは
ありましょうが、不吉な予感の正体が何だったのかについてはやや興味の
沸くところではありました。
現在の仮説ではありますが、人間は互いの存在を見たり聞いたりする
以外の、『何となく』の領域で察知する機能があり、それは無意識、
無作為に送受信状態にあるという、ごく個人的な説がまず一つ。
しかしながら、先週のアレはそれにおける『送信』部分が一切感じられず、
つまりは、互いに見える距離にありながら、片一方だけこちらを認識
している気配がまるでない、というのが不吉さの正体なのではないかと
いうところに落ち着いています。
ただ、これもまた自論ではあるのですが、人間恐怖に支配されると、
悪い方向で何でもアリな状態に陥る為、こういった分析もどきも、
徒に恐怖を増幅させないための防衛策なのだと考えています。
不吉、不安、不明は恐怖の入口。恐怖に打ち勝つことなど出来るかどうか
分からないが、やり過ごすことくらいなら何とかなる。 はずである。