恒例行事

先日予告した通り、これより出立の為、柄にも無い時間の更新となります。
次の更新は戻り次第になりますが、生来の無計画人間の為、未定とさせて下さい。

今年一年を振り返ると、世間的には文字通りの大きな揺れがあり―それは未だに影響を
残しているわけですが、それとは別に一私人としてはとにかく多忙で、山ばかりが
逆に平らと感じる程の妙な安定状態でした。
感覚としてはあっという間だったのですが、振り返ってみると実は結構前の部分から
今年だったりして、何だかんだ言って色々やってきたなァというのが全体の感想です。
去年の今頃に上げた公約のようなものは何一つ達成されていないのは、ツッコミを
待つまでもありませんが…。それに関しては来年に持って行くという事で。

ともあれ、明日から新しい年になりますが、これからもどうかよろしくお願い致します。
皆様良いお年を。

ふりきる誘惑

『スカイリム』のせいで色々と手に付かず、いっそ投げ出してしまおうかという
誘惑に駆られたゑのです。とりあえず嫌な予感がするので、年明けまで封印しようと
思います。おそらく年末年どころか、しばらく廃人を生み出し続けそうな予感のある
恐ろしいゲームです。受験生などは特に気を付けて下さい。

我が家ではPS3版をやっているのですが、まわりで言われているようなガクツキは
起こっておらず、まだ快適な状態です。言うほど進んでいないのが原因でしょうか。

さておき、年末という事でスーパーや百貨店の食品売り場が賑わいを見せており、
この時期に店に並ぶものを眺めているだけでも結構な楽しみがあります。
一応金額的には手が届くはずなのに、結局帰りのコンビニで食料を買ってしまうのは
蒲鉾のように板について離れなくなった貧乏性によるものでしょう。
エビやカニ、魚などはほぼ生ゴミが出るため、それを避けているといえば聞こえは
良いですが、ミカンは買っている（そして残った皮を腐らせている）ので、
どうにも言い訳のしようもなく貧乏性と言えましょう。

明日の午前中には実家へ発つので、年越しそば（110円の袋麺、具なし）も既に
食し、備えはそれなり。…絵を描かねば。

売り方の問題

踵がすり減り過ぎて、そこから浸水する程度になったので、いい加減に靴を買い替えに
行くが、そこで色々と思うところがありました。

靴屋で、特にセール品などはその靴の箱を積んで展示台替わりにしている事が多いが、
それが実に不便というか、買う側として迷う状況に陥るのではないかという点。
大体その展示台は複数の靴を並べていて、ついでに水平を保つように見受けられるので、
そこを崩して、展示している品以外の物を取るのは結構な抵抗が生まれてしまう。
さらにその台の側面に『○○大安売り！』的なポップが張り付いていたりした日には、
もうその台を崩してくれるな（買うな）と言われているとしか思えなくなる。
そしてついでに靴にはサイズがあり、試着もしたい為、ただ手にするだけで上のような
状態では、売れるものも売れなかろうと思った次第です。

それこそ家電量販店がやっているような、品札を持って行くスタイルにするか、店員が
マメに張り付くのが正解かと思うのですが、どうなんでしょう。
正直今まで、小さな靴屋に行くと店員が即座に張り付いてきて、少し煩わしいとすら
思っていたのですが、考えを改めます。あれはちゃんと仕事をしていたのだと。
今日行った店では、結局店員がその即席展示台を不器用に崩しながら品物を取って
くれましたが、個人的にはそこで気が付いて欲しいなあと僭越ながら思った次第です。

かように気の小さなお客の事も考えて、至った所が通販なのでは、と思うと中々に
感慨深いものがあります。

支度

年末の寒さを乗り切る為にはと、まず服を買いに街へ出たものの、ATMに列をなす
人々を見かけてその意思すら減退し、適当なものを買って結局帰宅したゑのです。
ともかく出鼻をくじかれた気分。
その他にも12/31締め切りのものがいくつかあったので、それらを処理し着々と
次の年への準備を進めているわけですが…年始用の絵を描くのを忘れていたり。
いざとなると、色々とやる事が多くて焦る事ばかり。

来年までに一体いくつこなせるのだろう。

浮くのは気分ばかり

連休明けの朝。オフィス街の道々はバブルスライムの死体のようなアレが大量に
こびりつく惨状を呈しており、かように寒い中打ち水でもなしに水を撒いている姿を
見かけるにつけ、皆はっちゃけ過ぎだろうと思う今日この頃です。
つい今夜も自転車に乗ってご機嫌に朗々と歌うおっさんが横を通り過ぎて行きました。

話は変わり、本家サイトのほうもいつの間にか五年目を迎えておりました。
ここまでやってこれたのもひとえに皆様の応援あっての事と思います。これからも
ゆるいながらもしぶとく続けて行く所存ですので、どうかよろしくお願いします。

姿はあれど、重さは無し

大体半年振りくらいに会った友人は、結構な具合で痩せ、それは不健康なものでは
なかったものの、持病が一つ増えた状態であった。本人曰く久し振りに美味いものを
食ったという言葉通り、食べに行った鍋料理屋で胃とケンカしているのを目の当たりに
する。
その前の日の電車では、曖昧と見える老人がそれでもネクタイを締め、決まった駅で
降りている様を見、大体の年齢から生まれや若かりし頃を推察して、やや悲しい
気持ちになる。
色々と思うところはあり、不安もあるが、その友人の話を聞いていると確かに彼が
そこで生きている事は事実であり、そんな事実と不安という事実ではない要素を
比べれば、どちらがより重いかなど考えるまでもない。

未来とか、誰かがどうしたとかそういったものが発達した情報のアレコレにより、
手に取るように、かつ大量に日々流れてきているのだけど、それらは実際に起こった
であろう物事ではあるものの、事実そのものではない。

さらにその前の飲み会で『お前ら、ちゃんとリアルの人間と会話してるか？』という
話題が出てきたが、そこに問題の多くは潜んでいると思う次第です。
そう考えてみると、会社で行っている会話も殆どが業務上のものであって、個人的な
ものではない。ある環境においてのリアルではあるが、別の環境においてはそうではない。
それを踏まえて、今の生活を鑑みると実に寂しい状況と言えよう。

祝祭VS祝祭

飲み会が三連続で有るという、とてもありがたい状態。

彼女としっぽり飲むなどという事は全くなく、むしろ野郎臭の漂う酒席であるが、
それこそがありがたい状態である。そもそもなぜクリスマスやその前日が、いわゆる
本気（勝負）デートの日になったのか。それが分からない。
バレンタインのような企業の広告戦略でも無いのに、当たり前のようにその日に一人で
居るものを蔑み、あるいは当然のように高級な贈り物を要求したりと、やっている事は
ほぼ暴力的と言っても良いこんな日本に誰がした。というような話。

その昔、土着の農耕民族や、狩猟民族にありがちな豊穣、多産を祝う祭（乱交パーティ
のようなアレ）をことごとく駆逐し、悪の習慣と見做してきた歴史の有る例の宗教の
祭の日に、産めよ殖やせよ田を返せの豊穣祭が行われている事は、何かの皮肉としか
思えない。

ともあれ、そのような信仰心も特になく、単に連休でたまたま都合のついた友人と
面白おかしく飲んで食べるだけの、シンプルな、そんなお話。

建前というダシ

言葉というものは難しいもので、発生した気持ちとか心情を表すにはどうにも
痒い所に手が届かないと思う時が増えた。そんな片言の言葉を書き留める文という
ものも、実にどうしようもなく不自由である。感覚としては『モンスターハンター』を
ファミコンのコントローラでプレイしているような、そんな不自由さ。

そんなこんなで年末を迎え、自然と飲みに行く機会が増えています。来年までに
あと何度飲みにいくのか、正直分からないくらいです。
しかし、忘年会だとか言っても、大体忘れては困るようなタイミングで執り行われる
のが常であったり、他にも節目における飲みの口実（建前）が清々しいまでに守られ
ないのは、日本人の気質なのか、とふと思う。

細かい事はいいから楽しもう。というのが根本なのかも知れません。

繰り返し薄れ行く

先日の日記を書いた後、どうも昔に同じような事を書いたような気がしたものの、
過去のログを漁るのも億劫なので、別に良しとしたゑのです。多分一年以内には
書いていないはずですし、そんな記憶力に自信がある訳でもなく、思えば５年近く
やってきているので、かぶってないはずが無い。

でも、そういった異常なまでの記憶力を発揮するような人が、結構居るから恐ろしい。

さておき、そろそろ半ばかに思えた十二月も、気が付けばほぼ終わりという状態です。
去年も色々ありましたが、今年はもっと色々ありました。そんな反省を今更のように
行いつつ、残りの日々を抜かりなく過ごしていきたいと思う次第です。

かくて続く青春の唄

作業中のBGMとして、『ジンギスカン』をかけてみると意外と捗った。
ちなみにジンギスカンはグループ名でもあり、曲名でもある。旧西ドイツの人の集まり
なので、曲は当然ドイツ語。と言うか、旧西ドイツという呼称が既に懐かしい。

それこそぼく達が生まれる前か直後くらいの曲で、父や母あたりが『若い頃は私達も
これ聴いてはっちゃけたりしたものよ』などとは言ってないですが、とにかく昔の曲
である。
しかし、学生の時に学祭で流したらいたく好評だったこともあり、案外年代や年齢を
問わない魅力とかがあるのかも知れない。
それにしても、ジャケットなどの写真で大体いつも真ん中にいる男（リーダー？）が
某動画サイトで『魔王』と呼ばれているのにはちょっと笑った。

確かに魔王である。それもランプをこすったら出てくる類の方。

なお、個人的におすすめの曲は『サムライ』。歌詞（昔CD持ってて、そこに歌詞訳が
書いてあった）が『笑い無し、涙なし、色も無しのサムライが悪の城に捕われた姫君を、
寄り来る敵をバッサバッサやって助け出してやったネめでたし！』という内容で、
何とも実にアレで良い。かの有名な『ジンギスカン』も訳は結構アレです。