ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

誰に向いているのか

2024年07月21日 23時53分09秒 | Weblog
『女神転生5Vengeance』を未だにプレイしているが、前作では良く分からなかった、
と言うか話が長すぎて流していた諸々の設定がようやく腑に落ちて色々と世界観の
設定の深さを知る。しかし話が長い。と言っても大河的な長さではなくゲームプレイ
全体にかかる時間の長さで、そんなこんなで話もさっさと流して進めているので、
ストーリーや設定が記憶に残らないのである。
昔にプレイした『聖戦の系譜』も同様で、物語的な要所を抜き出すとそこまでではない
ものの、ゲーム全体で要する時間が非常に長い。
当時は確か高校生くらいで、今のようにネットやら電子書籍等のない、娯楽が限られた
時期であったにも関わらず、2周目に挑む気力も時間もなく、さっさと次のゲームに
移った訳であったが、同様の長さのゲームが、昔とは比べるべくもなく娯楽の増した
環境下においてしっかりと遊ばれるものなのだろうか。
以前にも少し書いたが、RPGのようなストーリーを追うタイプのゲームは、普通にプレイ
したら30~40時間で終わる程度の長さで十分で、クリア後の要素などで長く遊びたい人を
捕まえておけば良いと思われてならない。

実際に年をとるまではRPGは比較的高齢の人に向いていると思っていたが、そんなことは
全然なく、手の運動量が比較的少ないだけで、覚えることも多いし、ゲームによって作法も
統一されていないし、イライラする要素も多い。
そうなると操作が簡単で、ルールも簡潔で、結果が後にひかない、簡単なアクションゲーム
こそ、そういった人に適しているのではないかと思う。
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灯を絶やさぬ為の

2024年07月18日 23時50分56秒 | Weblog
月曜に祝日があると平日が一日減るので、得した気分になると感じて
やまない今日この頃。何を当たり前のことを言っているのだと思うかも
知れないが、かかる些細な心持ち一つが足を支えて明日へと進む力になる
のである。かかる力をあるものと信じねばならぬほどの状況であるとも
言えよう。乾きにあえぐものは雨の一粒にも生き返る心地がするのと同じ。

話は変わり、ふと机の上を見れば毎日とりあえず買っているおまけ付き菓子の
シールが堆く積まれていた。
最近買っているのはガンダムのやつで、たまに他のも買うが、もうそろそろ
魅力的な題材(ホロ素材)のものが出てきて欲しい。
それにしても思えば随分と買ってきたもので、一応気が向いた時に雑に
ファイルしているが、それでも残ったものがかなりある。
将来価値が出そうとか、そんなことは特に考えておらず、そもそも2000年代
以降のカードやシール系おまけの価値についての動向はまるで把握していない。
よしんばそういう世界があったとしても、その頃にはすでにトレカの類が
大流行りしていたから、そちらにほぼ需要を奪われていてまともな評価が付くには
まだもう少し年月がかかるであろうと思われる。

どちらにしても、日々のこういう買い物は自分にとっては日記をつけるのに
近しい行為なので、コンプリートしたいとかそういう欲求は無い。
翻せば、かかる状況なればこそコンプリートしたいと思うに足るシールやカードの
登場を願ってやまない訳である。
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能く動く

2024年07月16日 23時44分36秒 | Weblog
amazonのレビューで可動について妙に推されていたプラモを買って作ってみる。
件のレビューはサクラばかりなので基本的に大して気にも留めないが、時は今
賞与から間もなく、そもそものお値段もひどく張る訳でも無く、有名メーカーの
プラモと来ればハズレはあるまいという事で購入に至った。

モノは昨今発展著しい美少女プラモ、いわゆる美プラの範疇にあるものであるが、
肌色成分がゼロの少女体形のロボットというような体裁の品である。
なればこそ可動人形ではどうしても気になる肩や股関節周辺の造型を稼働に適した
形状に全振りできる訳で、おそらくそれが優れた可動の一因と思われる。
実際に組んでみると確かにそこいらの人型可動フィギュアよりも断然良く動く。
件のレビューではポーズ人形として最適という触れ込みであったが、これも確かに
その通りで、疑ってかかったことを少々恥じ入る。

問題を強いて挙げるならば、以下の通り。
デザイン上鋭角部分が多く指に刺さる+他の人形と組み合わせるのが大変
あまり大きく上を向けない
肩全体を胸ごと反らすような動きが出来ない
足の爪先が動かない

とは言えこれらも、そこいらの可動素体フィギュアよりも断然動くので性能としては十分。
あと個人的には頭身の割にちょっと足が小さい事と、手足がもう少し短いタイプのものが
欲しいと思ったくらい。
他には同社から出している美プラの頭部と互換性があるというのも良いポイントで、
特に余りがちなそれを、ちょっとした着せ替え感覚で挿げ替え出来るのは大きい。

こういう技術的な切磋琢磨は追いかけていてもとても楽しいものであるから、もっと
争い競い合って欲しいものである。そのついでに安くなればなお良し。
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いつもの手は通じない

2024年07月14日 23時43分23秒 | Weblog
最近プレイしたRPGにおいて、世界観や物語の土台部分の設定は非常に
良く出来ているにもかかわらず、ストーリーがトンチキという事態が割と多い。

ストーリーの流れで戦うことになって、仮に圧勝してもその後の話で結局負けて、
散々な目にあっているのを見るにつけ、そのバトルに意味はあるのか疑問を抱かずには
いられない。ついでにステータスやスキル構成上かなり優秀で、本気で殺しにかかれば
余裕でプレイヤーを血祭りにあげられるはずなのに、ひどい舐めプとしか思えないのも
難点の一つ。
結局ストーリーという、人物が決められた手筈で過たず動かないことには動かない代物を、
プレイヤーという不確定かつ自分勝手な存在に委ねざるを得ない構造にしてしまっている
ことに大きな問題があるように思える。
昔は表現方法が非常に限定されていたし、何だかんだ勢いで押し切れたところもあったように
思えるが、戦闘からシームレスで3Dのキャラがあれやこれや動く昨今においては無理が勝る。

特に見せ場ありきで話を進めるような、日曜朝の特撮物のような方式とは特に相性が悪いと
感じる。例えば実写でも映画と舞台演劇とでは、全く原作が同じであったとしても、表現の作法が
大きく異なる。それは表現側の制約的なものが関係しているだろうが、結果として最適、
もしくは効果的な手法も必然的に異なってくる。ゲームと映画や漫画であればさらにそれぞれに
受け取る手段も異なってくるから、同じ体験や感情を起こさせるにも作法や手法も大きく
変わってくるはずである。
ごく古来から存在する演劇や舞台をルーツに持つ映画などは、非常に長い時間をかけて演出や
表現方法における手法が模索され練られ続け今に至る訳で、比較的歴史の浅い漫画も
そこを土台にして非常に短時間の間に爆発的にその表現力を高めてきた。

ゲームもまた映画や漫画に倣って古来からの流れを汲んで研鑽を続けているが、問題なのは
それ自体の表現力そのものが日進月歩であるという事。ある時までは白黒で二次元だったものが、
やがて色がつき、音が付き、3次元的となり、双方向性も持ち、という有り様そのものが変化する
という存在はこれまでに無かったのではないか。
結局何が正解なのか、正直分からないが確実に言えるのは変化を続けるものを相手に、毎度同じ
やり方で事に当たるのは愚であるという事。うまく行かないのがある程度予測されるのであれば
思い切って捨ててしまうのも一つの手であるという事。そう、結局ゲームは面白さが第一である。
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季節は一日30分

2024年07月11日 23時45分00秒 | Weblog
随分と日が長くなったものだと感じたのも束の間で、結局太陽を拝む
ことのない時間帯に帰宅する生活の為、夜はどうあっても夜であり、
そこには冬も夏もない。折に触れては季節感が瘦せさらばえた旨を話して
いるが、かかる生活を続けていてはむべなりと言う話である。
駄目押しとばかりに、年中空調のきいた窓のない職場で働いているのである
から、家の窓を開けて感じられる季節特有のにおいにも格別の感情を抱いて
やまないのである。
この季節は夕立の何とも言えないむせ返るにおいが何とも言えない風情を
醸している。夕立と言える時間帯には基本的に家に居ないので、夜に
雷を伴うにわか雨があった時の話になるが、時折あたりが紫の雷光で照らされる
様も大変良い。無論近所に落雷しなければの話であるが。

しかし家に帰ってからの時間はあまりにも短く、そんな風景を堪能している
暇はない。そんな訳で一年がいやが上にも短くなるという寸法である。
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とっとと暑い

2024年07月09日 23時46分55秒 | Weblog
先週の金曜くらいからセミの声を聞くようになった。とは言えまだ公園などの
限られた場所で散発的に聞こえてくる程度なので、本格的な大合唱となるのは
もう少し先と思われる。去年はちょっと遅かったような記憶もあるが、今年は
それに反して少し早い気がする。梅雨がどこかへ行ったり、昨今夏の境界が
良く分からなくなってきているので、その影響を受けているのかも知れない。

実際問題、七月も始まったばかりだというのに帰宅時の室温が夜更けにも関わらず
既に31℃を越えているという有様で、早朝も早朝で29℃くらいで常に暑い。
朝にシャワーを浴びてもそれだけだと暑さで却って汗が出るので、粗熱を取る如く
仕上げに水を浴びないとやってられない。

七月で既にこの状態と来て、八月には一体どうなってしまうのであろうか。
かかる状況で冷房が壊れでもしたら、命に係わるのではないか。
心配ばかりしても仕方がないが、ともあれ予想される冷房代の増加に耐えられ
そうな程度には経済力があることを感謝しておくこととする。
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ライト層向け

2024年07月07日 23時31分34秒 | Weblog
個人的な意見であるが、ゲームのストーリー部分はせいぜい30時間程度の
プレイで完結するくらいがちょうど良いように感じる。サブクエとか、
その他の探索要素込みでも40時間程度とかで良く、特に周回要素のあるゲーム
ではそれを強く感じてやまない。
漫画でもメインストーリーのあるタイプの話であれば、単行本20巻程度で
十分と感じるのと同じく、どんなにいい話、良く出来た世界観、好ましいキャラが
出てきたとしても、あまりにも長く続くと飽きも来るし、何よりも初めの頃を
振り返った時にその長さにうんざりしてしまう。

ただ、世の中の大勢の意見としては30時間程度でクリアできてしまうゲームというのは
ボリューム不足と判定されるらしく、それは時間の有り余っている学生がメインターゲット
だからなのかも知れない。つまり大体平日は帰ったら寝て、休日にそこでのツケ払いを
するような生活環境にある身空としては、その辺りの時間感覚が違い過ぎるのである。
そして往々にして金の力で時短する、という趣旨のDLCもこんな時に限って大して機能
していない。とりあえず二週目以降は探索パート全カットするDLCとか欲しい。

これを無くしたらゲームにならないと思われるかも知れないが、昨今のRPGにおいて、
探索部分はストーリー上の舞台装置としては機能しておらず、有り体に言って時間稼ぎ
にしかなっていないので、案外取っても何とかなろう。しかもクエストクリア時に
ガッツリ経験値の入るようなシステムだと、雑魚敵すら無用の存在になる。

ともかく、じっくりどっぷり浸かりたい人も、サクッとさっぱり入るだけの人も、
どちらも満足できるようにはならないものか。さっぱり派の割と現実的な答えが、
攻略動画を観るという時点で結構深刻な問題のように感じる。
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100均では買えない

2024年07月04日 23時41分05秒 | Weblog
アナログ好きが高じてか、木製品に対して信仰めいた嗜好を持っており、洗面台に
置くコップを木製のものにしていたのであるが、当然と言うか何と言うか、ひび割れて
水漏れしたり、気が付いたらガッツリカビていたりと少々よろしくない状態に
陥ったため、色々諦めることとした。
夢はいずれ醒め、信仰はいずれ脱するものであるから、決して悲しくはない。
そう、これは卒業なのだ、という事で先日100均で買い物をした時に代わりを購入する。

条件としては、木製ではないことは第一として、割れない、錆びない、洗いやすいこと。
これに適うものはプラ製のものとなるのであるが、子供向けのファンシーめいたキャラが
プリントされた物や、計量カップのような薄手のものは避けたい、というなけなしの
わがままを発動させた結果、ややレトロな、コーラの絵が描かれたコップに落ち着く。
正直言うと、少々仄かに漂うダサさは否定できない。
しかし、100均に完璧を求めてはいけない。それを鑑みれば、仄かなダサさも味わいの
内と言えよう。それよりも何よりも、カビずに長く使えるという事こそが重要である。

木の味わいは正に他に代え難いものであるが、水に長く触れるような環境下で用いる
道具では他のものを選択するべき、という教訓を得るに至る。
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道具を増やす

2024年07月02日 23時40分59秒 | Weblog
機器毎にマッチングさせるのが面倒で、ワイヤレスイヤホンを別途購入する。
100均で500円で売っているという、文字にすると謎の存在ではあるが、異常とも言える
安さではあるので、ハズレを引いても気にならないのが強み。
これまで結構な数のワイヤレスイヤホンを購入してきたが、大体1年位経過した頃から
バッテリーの持ちが悪くなり、満充電から2時間程度で要充電のお知らせが入るように
なってくる。そうなると買い替えとなる訳であるが、件のイヤホンはどれくらい
頑張ってくれるであろうか。

しかし、家電量販店などでワイヤレスイヤホンを見てみると、高いものは数万円を
越えてくるのであるが、一体何が違うのであろうか。
電池の持ちが良いとか、電池切れ間近でも音質が変わらないとか、そういうので
あれば分かりやすいのであるが、音質とか低音の出具合とかそういうのは正直良く
分からない。
あまり大音量で音を聞かないようにしているのもあろうが、結局メインで視聴している
のがyoutubeのゆっくり解説動画だからというのが大きな理由かも知れない。
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百花繚乱

2024年06月30日 23時51分52秒 | Weblog
本屋の醍醐味の一つとして、棚にとりどりに陳列された本を眺めることが
あるが、本のジャンルによってメインで使われる表紙の色に傾向が結構偏って
いることに気付く。もちろん時代による流行りなどもあるだろうが、例えば
女児向けのライトノベルではとにかく蛍光ピンクが目に刺さるほど使用されて
いるのに反し、男児向けの本では青やら黄色やら赤といった原色が乱舞している。
何気に落ち着いた色で纏めているのが、児童向けの絵本というのも面白い。
あとは表紙ではきつい色は使っていないが、帯には使っているというケースも
見られ、平積みされている本では帯にどぎつい色をあまり使っていない、という
ジャンルもあった。売り場の雰囲気は書店側でデザインしたものであろうが、
帯の色には書店側の意思は及ばないと思われるので、偶然ではないと思われる。

そうなってくるといきおい連想されるのがエロ漫画であり、件の単行本表紙は
とかく蛍光ピンクと肌色、そしてそのカウンターとしてシアンが多用されるという
のがもはや様式美となっている印象であるが、全然関係ないはずの小学生女児向け
位のライトノベルや占い的な本の色遣いを二倍くらい濃くしたものに近いという、
奇妙な偶然。

ただ、本の表紙のデザインにおいて蛍光ピンクというのは、非常に分かりやすい
誘因効果をもたらすために、定番化している感もあるから、あとはその蛍光ピンクを
より際立たせるために濃い色を配するか、馴染ませるためにパステルカラーで周りを
固めるなどといった料理の仕方でまた大分変ったものになる。

とは言え、エロ漫画を筆頭に蛍光ピンクは雑に使われ過ぎというのが正直な感想。
最近では買う側は最初から欲しいと決めているか、ある程度中身の評判を知った上で
買うことが多いだろうから、いわゆるジャケ買いなどというものは多分期待できまい。

そうなってくると色々な作家が、各々の趣向を凝らして、ワガママなデザインの
表紙をあれやこれやと世に出して、目くるめく世界になる…かと思いきや、
実際本屋を見てみてもそこまで攻めたデザインの表紙はあまり多くない。
上記の件で、もしかして表紙にあまり力を割く必要は無いと判断されているのだろうか。
そうだとしたらこれほど悲しいことはない。
個人的にはデジタル殺しのホロ素材とか、半透明素材とか、箔押しとかをもっと使って
くれても良い。
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