ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

しなしな

2019年06月30日 23時26分15秒 | Weblog
時折雨が降ったものの、思ったほどではなかったので、近所を散歩する。
家にこもりきりでいると、特にこの時期は心にカビが生える心地になるので、
意識して無理にでも外に出るようにしてはいるが、外は外で、今度は
体からキノコが生えてきそうなくらいに蒸し暑い。

ともあれ、寂れた商店街に七夕の笹が飾ってあり、もう七月だということを
ここで思い知らされる。やはり外出は大事である。他人の書いた短冊を
読むのは個人的に割と好きで、毎度しばし見てしまうのであるが、書かれた
願い事の中に『youtuberになりたい』という旨のものを見つけて、隔世の感
を覚える。知り合いなどからそういう話はしばしば耳にしていたが、
こうして実物を目の当たりにすると、ちょっと不思議な気持ちになる。
(異世界に転生して無双したい、という旨のが無くて安心した)
いずれにしても、これらの諸々の願いがいずれも叶うことを願ってやまない。

しかし、それにしても蒸す。冷房は既に真夏もかくやの働きっぷりであるが、
部屋に干した洗濯物が乾かないどころか、部屋の折り紙たちが心なしか
どれもしっとりしてきている気がする。
折る作業中でも、直線的、鋭角的にパリッと折れないので、何かと締まらない。

こういった蒸し暑い時期にこそ輝く作業とか、そういうものは果たして
どれ位あるのだろうか。個人的には漆塗りくらいしか思いつかない。
高湿度は高気温以上に創作活動の大敵だと改めて認識した次第である。
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暑さでふやける

2019年06月27日 23時34分18秒 | Weblog
大阪サミットが始まったものの、思ったよりもバタバタした感じは
なく、自宅の近所では精々パトカーが往来する程度で、言うほど
普段と変わらない状態であった。大阪市内はかなり大変という話で
あるが、この分ならば休日の外出も大阪の中心地を避ければ問題
なさそうと思えてきた。 あとは雨さえ何とかなれば、の話であるが。

というように梅雨らしく、非常にジメジメした日が続くようになり、
いつ雨が降るかも分からないために、寝る時には部屋を閉め切って
クーラーをかけている。思えばもうすっかり夏である。

折り紙が手指の汗でふやけ気味になるのも、完全に折り畳んだはずの
紙が次の日には湿気で半開き程度にまで開いていたりするのも、
何とも季節感があり、風情を感じる。

プラモにおける塗料(溶剤)の具合であるとか、フィギュアにおける
篏合の良さや傾き具合とかのように、気温や湿度の影響を受けやすい
物質と向き合う趣味というものは、そこから季節感や風情を受け取る
ことが出来るので、とても好ましく思う。

往々にして寒過ぎ、暑過ぎでは機能不全を起こしたり、どうにもならなく
なったりもするが、それもまた風情。
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偏食で然るべき

2019年06月25日 23時46分25秒 | Weblog
いつの頃からあったのか、きっと太古の昔よりあったのであろう。
エロ漫画における『オーク』と『ゴブリン』の話。

結論から言うと、個人的にエロ漫画において、オークもゴブリンも
好きではない。これに類するものとして、脂ぎった肥満中年や、殺人も
辞さない勢いの悪漢が居るが、やはりどれも好む所ではない。
ただ、オークとゴブリンに関しては、ギャグ要素があればまだアリと
思えるので、そこはファンタジーの特権と言うべきか、救いと言えば救いである。

あまり人に訊くことのないテーマであるために、他人の嗜好については
正直良くわかっていないが、思うに、エロ漫画におけるヒロインの好み
よりも、男性側に求める好みの方が好き嫌いが分かれるのではなかろうか。

"これはアリ""これはナシ"というような要領でふるいにかけていくと、
我ながらに驚くほど『偏食』であることに気付くが、これは自分に限った
話ではないと思いたい。
絵は好みだけど、男の喋りが鬱陶しいので萎えた、とか、ヒロインの造形は
好みだけど、相手の男にどうしても憎しみが湧いてしまい、それどころでは
なくなってしまった、などという事例は、きっと思った以上にありふれた
風景なのではなかろうか。

エロ漫画における男性役は風景と同じ、という旨は以前から説いている
ものであるが、それは別に空気のように希薄という意味合いではない。
その上に立つキャラクターやストーリーを下支えする、いわば土台とも言うべき
存在である。

とりあえず個人的にはオークやゴブリンよりも、触手とかの方がまだイケると感じる。
人格がない存在というのは、不快要素に結び付きづらい分、案外アリな路線。
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いつも煮え切らない

2019年06月23日 23時35分21秒 | Weblog
何か買い物でもと休みが始まる前には思っていたものの、実際に
時が来るとその気が途端に失せてしまういつもの休日。
空模様も雨が降りそうなそうでもないような、何ともはっきりしない
様子で、それがさらに外出を億劫にさせる。結局近所の散歩と、その
ついでに本屋に寄るにとどまる。

そこで新しい折り紙の本を見つけたので、雨が降り出して外出が
出来なくなっても何も問題はなく、思うままに折り紙に興じる。
高難度のものも比較的安定して折れるようになってきたので、
ここいらで少し細かい折りに耐えうるような紙を、と思って色々探して
みるが、来週は大阪サミットの関係で何かとものが届かない。
その時点で街へ買い出しに行けるような時間ではなく、後の祭りで
あったが、一応早めに仕事切り上げて何とかするという手が無くもない。

とは言え、さすがにそこまで急ぎで欲しいものでもないし、すごく
欲しいものでもないから、また物欲が尖がってきたころに買えば
良かろうということで、また色々なものを保留状態にして次の週を
迎えることとする。
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いつも変わり目

2019年06月20日 23時35分14秒 | Weblog
気が付けばもうじき7月で、色々なことを保留状態にしたまま
ここまで来てしまった感が募る。買おうと思っていた色々なものや、
やろうと思っていたあれもこれも殆ど手つかず、もしくは中途半端な
ままである。
何と言うか、気持ちがあまりはっきりせず、ぼんやりしてダラダラ
しているうちに日が過ぎているというような、そんな体たらく。

ゲームでもすればもう少し気が引き締まるのであろうか。
悪い意味で日常のループに嵌ってしまっているのかも知れない。

来週は大阪サミットとかの関係でAmazonも届くのが遅れたり、外出も
ままならなさそうであるから、買い物や少し遠くへの外出は次の
土日が勝負であろう。同じことを考えてる人で混まないことを
祈りつつ、気力の復活とかその辺りを頑張る。
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誰も喜ばない話

2019年06月18日 23時31分27秒 | Weblog
入浴時にヒゲを剃る勢いで、何となく鼠蹊部当たりの毛をちょいと
剃ってみる。これから汗をかく季節で、その部分の毛がふやけたように
なるのがやや不快だったこともあり、ものの試しと実行したが、
次の日世間で言われている通りかなりチクチクして、色々と腑に落ちる。

多分これは一度剃ってしまったならば、容易には抜け出せないループが
始まる類のもので、普段身だしなみとして欠かさず剃っている人に対する
尊敬の念を深めるに至る。
個人的には既に気が済んだ上に、誰かに見せるようなものでもないので、
多分これ以上何かするということはないだろう。

今後は大人しく、いつも通りヒゲだけを剃っていくこととする。
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満を持すならば

2019年06月16日 23時39分36秒 | Weblog
フィギュアにおけるリメイク版は比較的最近になって増えてきている
感があるが、個人的には少々物足りなく感じてしまう。
型の精度が上がって、造形がおしなべてシャープになっているという、
その点は間違いなく評価できるが、塗装に関しては塗料の彩度が
良くなっていたり、シャープさが増していたりという点のみで、
却ってあっさりしてしまっている感が否めないものが多い。
ひどい場合は塗りの精度が上がってしまった結果、迫力のようなものが
損なわれてしまうこともある。

フィギュアのリメイクにおいて、買う側が求めるものは、今出来得る
最高レベルの技術を持って前よりも格段に進化したもの、であろう。
フィニッシャーの用意した商品サンプル用の塗装が、一般の製品上でも
実現されている、とかそういうものであって、単純に精度上げて、
綺麗な色を使いました、というのとは違う。
何なら、顔はもちろんとして、手とかそのフィギュアの表現における
要となる所には旧版の3倍くらいの塗装工程をつぎ込むくらいのことは
やって欲しい。

それが不可能ならば、いっそ開き直って、無塗装版の顔や手のパーツを
おまけとして余分に追加しておけば良かろうとすら思う。

製品としての要求される質のレベルの上昇と、日々向上する製造に関する
技術と、これまたうなぎのぼりな製造にかかる人件費…素人の身空で
ざっくり考えてみても、ちょっともうバランスがおかしい。
もうあと少し、頑張って欲しいと願ってやまない。そのためならば、
発売日が半年くらいずれたって構わない。
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なれど変わらず

2019年06月13日 23時39分40秒 | Weblog
ついに40歳になってしまった。
気持ちと体が当然のように追いついてきておらず、世間的な四十路との
乖離はもはや語ることすら恐ろしい。
ここまで来たら開き直って己が道を邁進するのが良いのであろう。
今更苦手を克服するよりも、他所の迷惑にならない程度に今の手持ちと
得意分野を伸ばすことに費やす方が余程有意義と感じる。

先人曰く、四十にして惑わず。金言を都合よく解釈した上で、健康に
気をつかいつつ、後はやりたいようにやる。

しかし母親から未だに誕生祝のメールが来るのは複雑な気持ちである。
何か(主に孫が欲しい的な)のプレッシャーのようにも感じるが、
無下にも出来ないので、一足早い暑中見舞いのつもりで返事を出すが、
多分贅沢な悩みなのだろう。何もかも、今のうちだ。
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収まれど乱れる

2019年06月11日 23時12分31秒 | Weblog
引越してきて結構経つが、引っ越しの際に買った大きめの本棚も
それなりの割合が埋まってきた。購入ペースから予測する限り、もうあと
数年は大丈夫だろうと見ているが、折に触れて気になるのは本の配置である。

ふとしたきっかけで本を棚に収めようとして、その勢いから芋づる式に
あれも替えてこれも替えて、とやっているときりがなく、途中で切り上げても
モヤモヤばかりが募るために、寝る前とかにこうなってしまうと危険。

前の家の教訓もあって、決断を先送りにするための、とりあえず平積みに
しておけるスペースとかも敢えて廃した(前の家はそれで本の塔が3つほど
出来て、収拾が付かなくなった)ので、買ってきた本はとにかく本棚に
収めるか、そもそも開封しないか、或いは封印かの三択しか存在しない。

本来は仮置きに近い形で本を置けるように、居住エリアにも小さめの本棚を
設けていたが、当然すぐに満杯となり、今では満足に機能していない。
そのような状況下のため、溢れた本が適当に倉庫エリアの本棚に収まっていく
ため、いきおい並びは適当なものにならざるを得ず、その乱雑さがここにきて
限界に達したという訳である。

置くスペースがあるうちに何とかしないと、多分後から面倒なことになる。
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思えば静かな日常

2019年06月09日 23時24分45秒 | Weblog
大阪に越してきて久しいが、不思議に思うことがある。
住んでいる地域に限った話かも知れないが、大型のハエが全然いない。
今くらいの時期はものが腐ったりしやすく、水気も多いので、
以前住んでいた所では、ごく当たり前にハエを目にしていたし、家に
入り込んでくることも珍しくなく、よく格闘したことを覚えている。

それがここ大阪では精々コバエ程度で、大きなものは屋外でもほとんど
見かけない。動物のフンやカラスに散らされた生ゴミにすら寄ってきて
いない。先に書いたようにハエが日常の風景だった身空としては、少々
異常にすら感じる。一体何が原因なのか。
衛生が行き届いていて、元より発生する機会がないのか、天敵の数が
優勢で増えることが出来ない状態なのか、地域的に分布が少ないだけなのか、
どこから調べたものかも分からないので何とも言えないが、とにかく
見かける機会は非常に少ないことは間違いない。

とは言え、あまりそこいらをブンブン飛び回っているくらいの頻度で
見かけるのもちょっと嫌なので、少ない分にはむしろ有り難い。
ただ、理由が知りたいだけである。
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