ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

万能無事・万事無能

2012年09月25日 01時24分14秒 | Weblog
何気なく『ガンダム』について考えていて、ガンダムとアムロのような
超人頼みのところとか、ジムのような変に汎用性ばかりを重視した結果、
ビグザムあたりにダース単位で溶かされるような雑魚を量産してしまう
ところに、こういう組織ってあるよネと思った次第です。
なお、ぼくの『ガンダム』についての知識はこれが最大レベルで、
嗜む程度のガンダムです。

結局作中ではそのような雑魚でも圧倒的な物量と物資で押し切って、大局
を制するのですが、翻せばそのようなやり方で大局を制するには、物量と
物資がなければ無理ということではないかと思うわけです。
上のビグザム乗りではないですが、『戦は数だよ』という話です。

戦争に限らず、何かしらの競争において、ヒーローは必然的に生まれ、
頼りにされ、時流を変えるかのような活躍を見せますが、やはりどうしても
頼るような力である以上は一人の力でしかなく、大局を制する事は
できないと思います。
しかし、上記のような組織は万能超人救世主様の到来を待たずにはいられ
ないのです。ハッキリ言って、負けが込んだ博奕打ちと大差がありません。
曰く『これが当たれば倍にして返せる』。
そして皆がガンダムになろうとしても、精々カスタムジム止まりで、
ブラウ・ブロあたりに一薙ぎにされる事はどのみち避けられません。

何が言いたいのかというと、ザクはいいとして、陸戦型ドムとか、ゾックや
ズゴック、ゲルググのような適材適所、もしくは場所に応じてとんがった
仕様のモビルスーツが個々の持ち場を発揮できる環境が色々と幸せなの
ではないか、という事です。
きっと連邦軍ではガンタンクやガンキャノンは一芸バカと言われていた
事でしょう。実に口惜しい。

コメント
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