ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

2014年08月31日 23時00分42秒 | Weblog
綺麗な話題ではないとまず断っておいた上であるが、“汗”について、
出る場所によって塩分や油分が違うことに今更のように気付く。
さすがに全身をペロペロして調べたりはしていないが、味の詳細は
ともかくとして、場所によって差があることに疑問が湧く。

その他にも『脂汗』『冷や汗』という言葉があるように、精神的なものも
汗の成分には反映されるようで、存外デリケートなものなのかも知れない。

しかし、そもそも塩辛い汗や油分の多い汗にどのような効果や有効性が
あるのか、それが分からない。肉体のそれなりに重要な構成成分を
一緒に垂れ流してしまっているとしたら、それは損失ではなかろうか。
塩分が多い場合、液体の粘度が上がって流れ落ちにくくなるとか、そういう
理由なのだろうか。かと言って油が多ければ蒸発しづらくなって、汗の
本領である気化熱が発揮されづらくなるのではなかろうかと思うし、
やはり良く分からない。

特に現代人にとって、汗は嫌われる傾向にあるので、ゆくゆくは発汗機能が
退化して、別の放熱手段に置き換わったり、塩分や油分の過剰排出が
無くなって、水に近い汗が出るようになったりするのかも知れない。

その前に地球規模の環境変化が起こって、退化とか適応以前の話に
なるかも知れないが。
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細長

2014年08月30日 23時45分47秒 | Weblog
ここに書くネタが無いなあと思っていたら、ここを開設して3000日目
とかそういう表示が出ていたので、とりあえずそれだけでも書いておく
ことにする。毎日記事を書いているわけではないので、3000の日記が
ある訳ではないが、たぶんそれでも結構な数にはなっていそうである。

とは言え、ここでこれだけ書いていても、誰が省みるわけでもなく、
ちょっとしたことで容易に失われるような情報でもある。
今まで書いてきたことが、例えばずっと先に誰かの為になるような事が
あったりするのだろうか。
ともあれ、細く長く続けていくのみである。
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恒例行事

2014年08月28日 23時32分35秒 | Weblog
気がつけば夏も終わりに差し掛かり、時折秋らしさを感じる今日この頃。
世の中の学生達は、溜まった夏休みの宿題を絶賛消化中であろうが、
よく考えてみると、その宿題の意義が何なのかまるで分からない。

夏休みに遊び呆けないようにとか、それまでの学習内容を忘れさせない
(新学期からの授業の入りを良くする)ために用意しているとも言えるが、
夏休みに遊んで遊び尽くして何が悪いのだろうと個人的には思う。
しかも受験を控えているわけでもない学年であっても、結局は夏期講習漬け
であったりとか、通う塾をここぞとばかりに増やしたりとか、学生の
生活(学習)スタイルも昔と比べて大きく変わっていると思われる。
結局旧態依然とした慣習を引き摺っているだけの、生徒と教師双方に
とっての夏恒例我慢大会にしかなっていないのではないかと思う。

学校側が夏休み中に生徒側にして欲しくないことは、結局のところ随分と
限られているだろうと思われる。なので、最低週一回、出来れば毎日、
その日にあった事を一言、特定のフォームに記入して送信。教師も最低
週一回、出来れば毎日確認だけして、不審なところがあれば保護者に連絡、
のような形式で十分なのではなかろうか。

大抵学生は怠けるために、自動送信用のツールを作るだろうが、その程度は
想定内ということで。
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どうせならば

2014年08月26日 23時26分33秒 | Weblog
先日の夜は寝てからしばらくして地震があり、明け方には突然の雷が
あったりして、あまり寝付けなかったのだが、実際にあれが本当に起きた
事なのかどうか分からず、夢だったのではないかと振り返る。

『揺れている感じ』とか『大きな音』というのは、感覚的にも思い返し
やすく、いきおい夢にも出て来やすい印象がある。思わず睡眠を中断させ
得るレベルになってもそんなに不自然ではない。
ただ、こうした感覚は容易に再現され、半ば悪夢として顕現するのに反し、
心地よい感覚が夢に現れる事がほとんどないのは何故なのだろう。

大体眠りに入る少し前が一番心地よく、あとはもうそれを越える事がない。
例えば快眠だった夢、というのは未だかつて一度も見たことがない。

美味しいものを食べて、止まらなくなる夢とか、キンキンに冷えたビールを
ほぼ底なしの胃袋で長々と一気する夢とか、そういう良い夢を見るのが夢。
現金ガッポリとか美女としっぽり系の夢は、醒めた後が空しくなりそう
なので次点。
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無能が有能

2014年08月25日 23時13分43秒 | Weblog
大長編版『ドラえもん』について、同作のレギュラーキャラの役割に
ついてぼんやり考えてみた結果が以下の通り。
・のび太:勇敢さ
・ドラえもん:知識、知恵
・ジャイアン:力
・静香:優しさ
・スネ夫:…
設定上、スネ夫に取り柄といえるものはなく(強いて言えば意外な根性)、
臆病で非力な存在であるが、ここで思い当たったのがまさにその
凡人っぷり、俗さであり、つまりは読者と物語を感覚的に結びつける
存在なのではないかという点である。

のび太も基本的には非力で怠惰でお世辞にも頭の良い男ではないが、
上にも書いた通り『勇気』というメンバーを牽引し得る無二の特性を
持っており、相棒のドラえもんの知恵と結びつけば蛮勇ということもなく
なるであろう。 つまりはそれぞれに決定的な欠点はあれど、メンバーは
それぞれがそれぞれヒーロー的資質を持っていると言える。
そんな中にあり、スネ夫の能力と思考はあまりにも人並みである。
それでも何とかメンバーについていき、時に予測不能の手柄を叩き出す。
そこに『僕でも活躍できるんだ』という安堵の気持ちを、観ている側と
共有させるのが、彼の真の役割なのではなかろうかと思うに至る。

ただ最近は、こういったキャラ分けがあまり行われておらず、皆欠点の無い
全員勇者のようなメンバー編成の作品が多いように感じられる。
キャラ=個性の多様性を受け入れる懐の広さが無くなったのか、或いは
多様化を容認し過ぎてぼかさざるを得なくなったのか、理由は分からない。

ともかく、個人的には俗で非力なキャラが殆ど意地だけで金星を
もぎ取っていく場面に、大きなカタルシスを覚えるので、それを可能に
し得るキャラは残しておいて欲しいと願うばかりである。
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通過儀礼

2014年08月23日 23時47分41秒 | Weblog
生まれて初めてバリウムを飲む。それまでに周りの人から色々と噂を
訊いてはいたが、聞きしに勝るきつさであった。これでも昔に比べれば
マシになっているというから恐ろしい話である。

まず口に含んだ瞬間、美味い不味い以前に、チョークを牛乳で溶いたような
明らかな『鉱物感』があり、口(脳)がそれを飲み物であるどころか
食べ物認定をしない。それをジョッキ2/3程度、ほぼ一気で飲る。
同量の焼酎一気と同じような感覚で、飲んでるつもりが減ってないという、
『いつ無くなるのコレ』と言いたくなるような心を挫く感覚と戦いつつ、
無心で嚥下するこの状況は、学生時代の明日無き飲み会を脳裏に蘇らせた。

全くの余談であるが、微妙に組成は違うもののバリウム=硫酸バリウムは
油絵具の体質顔料(一口に言えば嵩増しや性質調整に使うもの)としても
使われ、マニアックな画材屋に置いてあったりもする。
体質顔料はその他にも炭酸カルシウム(石灰)や水酸化アルミニウム
(アルミナホワイト)などがあり、油で練ると半透明になるので、昔
半透明の画肌を作ろうとした時に購入した記憶があるが、結局使わず
今もどこかで眠っているはずである。

ともあれ、R35なだけあり、今更また大人の階段を上ったような
心地であった。これから毎年やるのか…。
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維持と健康

2014年08月19日 23時33分08秒 | Weblog
最近会話をしていて言葉に詰まる事が増えた。『こういうの…何て言うん
だっけ?』というのがとても多い。
出来るだけシンプルに分かりやすく、ウィットに富んでいればなお良かろう、
というように己自身で要求を引き上げている節が無いわけでもないが、
結果としては砂を噛んだような舌の回り具合となってしまっている。

うっかりすると淫語がポロリとまろび出てしまうという危機心があって
及び腰になるというのも以前に書いた気がするが、いずれにせよ
会話のスキルや思考力が低下している実感が強く沸きあがってきている。

今年で35といういい年になり、肉体的な健康について真剣に考えて
いかなくてはならなくなってきているが、同時に精神的、知能的な健康に
ついても考えていかねばなるまいと思った次第である。
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入れ物

2014年08月18日 23時41分38秒 | Weblog
先日の買い物の話の続き。
服を買うべしという話の流れで、バッグも新調せよという指令が下り、
『大きめの手持ちバッグがトートバッグがよろしかろう』という内容で
あったのだが、どうにも納得がいかずこれに関しては保留となった。

店の人などに訊くと、確かに最近の流行りであるらしいが、人の渦のような
ここ某大型家電量販店の中にあっても、そんなものを持っている人が
一人もいないという事と、個人的に大きなバッグを持った男というのは
『笑ゥせぇるすまん』を初めとする、昭和的な(やや胡散臭い)物売りの
ように感ぜられてならず、それが納得のいかない理由であった。

そもそも折り畳み傘とA4の本が入れば個人的には十分という認識のバッグに、
これ以上大きくして何を入れるのかが思いつかず、同行の友人に問うと、
『それは男の器と同等なり』と返すので言葉に詰まる。

とりあえず今のバッグの流行が少し流れるまで、新しいのを買うのは
控えておこうと思った次第である。
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思うだけならばタダ

2014年08月17日 23時34分25秒 | Weblog
いい歳こいてロクな服が無いとの叱責を受け、友人と街へ服を買いに
出かける。長らく街中を長時間歩き回るということをしてこなかったため、
体力や気力諸々で不安が先立ったが、早い段階でアルコールを注入した
ことと、気心知れた友人の同行ということもあり杞憂に終わる。
文字通り、有難いの一言である。

とは言え、やはり普段以上に疲れたのは確かである。それなりに冷房の
効いた建物の中で、時々補給しつつという状況でありながら、この体たらく
であるのだから、コミケの会場などに行ったら帰ってこれなさそうである。

普段一般に目にする、或いは出会う“普通の人々”という存在が、実は
思いの外強く大きく、忍耐強いということを思い知らされた。
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未開感覚

2014年08月14日 23時02分46秒 | Weblog
世間はすっかりお盆休みのようで、人も車もまばらな街中を往きつつ
今日も変わらず出勤であるが、今日はどうにもその町が下水臭いと感じる。
普段もドブのような匂いを漂わせていたり、飲み屋の前は異臭を常に
放っていたりはするが、とにかく今日は全体的に臭いがきつかった。

これはもしかすると、普段臭いを抑えるべく、知らないところで必死に
働いている人がいて、それがお盆休みで出払ってしまった結果引き起こされた
事態なのではなかろうかとさえ思ったが、単純に先日早めに寝た事で
若干体調が良くなった結果、いつもは鈍磨していた感覚が戻ったために
そう感ぜられたのかも知れない。

個人的には、臭さや匂いについて、殊更に良く利くということを主張してくる
人を、あまり快く思わない。食事をよりよく楽しむためには、ある程度以上
の嗅覚があった方が良いとは思うが、悪い匂いの感知能力に関しては、
半ば強迫観念のような存在と化しており、軋轢の元にしかならないと
感じている。

“悪臭”の度合いを数値化することが一般的になったり、悪臭を緩和する
フィルターを鼻に仕込んだり、悪臭成分を科学的に分解する物質を常に散布
したり、都市計画の段階で景観と同レベルで環境臭について対策されるとか、
それくらいまでに嗅覚に関する技術や認識が進まなければ、多少の粗は
甘んじるべし、と感じてやまない。

そうして嗅覚に関する文化が著しく発達した未来、深夜の国道で
美味しそうなカレーのにおいをそこら中に撒き散らしつつ走り抜ける
『香走族』なる輩が跋扈する…というのを適当に想像した。
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