ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

枯れる前に

2024年07月30日 23時45分58秒 | Weblog
よくよく考えてみれば、徒歩圏内に映画館があるのに全くそれを利用していない。
元々映画鑑賞という趣味、もしくは習慣が無かったからであるが、ここ最近インプット
不足を痛感することしきりで、いい加減何かしら動かねばと思った次第である。
老いるから枯れるのではない。水をやらないから枯れるのだ。
大体月に一回程度でも、何かしら話題作は上映しているものであり、折しも今は
夏休み向けに作品が沢山出る時期でもあるから、観るものには困るまい。
出費にしても、月に一度程度で、徒歩圏内ということで交通費がゼロということを
考えれば気にするほどのものではないと言えよう。

あとは休日になると一気に減少する気力をどうにかするだけの問題で、それさえクリア
出来れば、休日の散歩の延長で映画鑑賞が実現できるはずである。
うまくすればその足でちょっと外食して帰るなどという、贅沢人間のような行動も
出来るかも知れないが、多くを夢見ると大体足元をすくわれるので、まずは小さな、
出来得るところから地道に積み上げていくことを第一に考えることとする。
つまりはチケットの予約だ。
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口を開くだけで暑い

2024年07月28日 23時53分48秒 | Weblog
その日の最低気温が明け方で、それでも30℃近いという時点で色々おかしい。
もはや市街地で生きる上でクーラーを回さずにいられることなど可能なのか。
今日も今日とて用事を済ませて帰宅すれば、室温が34℃という惨状。一挙手
一投足で暑さを覚えて汗をかくものだから、風呂で汗を流して乾かす前に汗に
塗れるという無限ループに陥ることも珍しくない。そんな中にあっても、
夏休みどころか出勤(外出)を控える旨の動きもない。当然テレワークもない。
数少ない利点は、汗で散々に湿気たタオルを手洗いして雑に干しても数時間で
乾くことくらい。体力と急な雨を考慮しなければ、汗はかき放題とも言える。

この暑さは、不要不急の外出を控えるよう呼びかけてもやむなしと言っても
良いのではないか。暑さはそれこそ周りにちょっと緑の多い場所であれば、
格段に和らぐものでもあるから地域差が大きいが、それでも市街地は概ね
一定の環境なのだから効果はあるだろう。
いつの間にか"冷夏""熱帯夜"という言葉が死語と化している現状に加え、暑さに
音を上げるのは甘えという価値観、どういう訳か現実を頑なに認めたがらない
手合いが多いのは何故なのか。自身がそう言い聞かされて育ち、実際に暑さに
対して我慢を続けてきたことに対する自負心のようなものなのか。

しかしそれは小学生がトイレ(大)を我慢することを誇る文化に近く、有り体に
言って半分頭が茹ってるとしか思えない。温泉卵やゆで卵が生卵に戻るかね。
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虹の如き輝き

2024年07月25日 23時52分56秒 | Weblog
買い物をしたら、ついに転がり込んできた噂の新札。来年の今頃くらいには
もう珍しくも何ともなくなるであろうが、何とも言えない新鮮さがある。
今回は千円札で、まだ他の札は見てもいないが、とりあえずホログラムの輝き
からしか得られない栄養素的なものを堪能することとする。

その昔、ビックリマンの天使VS悪魔シリーズのまさに盛りとも言える時期に、
ホログラムのシールが登場し、それに前後して追随する他のおまけシール群から
ホロシールが続々現れ、正にそれは戦場の如き様相であった。
結局その熱狂とも言える風潮は、激化を懸念した公正取引委員会が動いたことに
より一気に沈静化したのであったが、それこそ駄菓子屋の引きもの系パチモン
低品質シールにすらホロがあった(確率は不明)という恐ろしい時代であった。
個人的にホログラムが好きな理由の1/4くらいは、かかる夏の如き、各社がホログラム
などの高級素材シールで鎬を削っていた頃を思い起こさせるため、というのがある。

今後何かの間違いでも何でも、ホログラムが大流行りして、猫も杓子もホログラム、
というような流れになったりしないであろうか。
トレカとポケモン以外であれば大体どのようなモチーフであっても買う。


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不条理の種

2024年07月23日 23時40分42秒 | Weblog
電車で聞こえてきた男女の会話。
女性がイラついた口調で男性に、『何か怒ってる?』と聞き、男性は否定。
しかしそこからさらにイラついた雰囲気で問い詰めるという地獄のようなやり取り。
仮にここで、男性が『この質問で腹立った』などと返そうものなら確実に爆発し、当分
女性は不機嫌タイムに突入であろう。思うに、この語を訳すならば『私は今不機嫌
なので何か愉しませるようなことをしろ』ということなのであろう。

不快をもたらした相手には不快を与えて良いとか、危害を加えようとした相手には
危害を与えて良いとか、そういった過激な思想の持ち主はしばしば見られるが、
恐ろしいのはそういった手合いはその返す手の威力を無限大に設定しているという点で、
さらにそこに気付いていない、つまりは当たり前と認識している可能性すらある。
他には、半ば無条件で自らには快がもたらされるとか、自分が思っていることは察して
もらって当然とか、自分の周りに理解できない感情が漂っていると我慢できないとか、
その辺も入ってくる。

個人的な偏見ながら、かかる不条理コミュニケーションを悪びれもせず繰り返すのは
女性に多く見られるイメージがあるが、ここに至る原因は一体どこにあるのだろうか。
何かしら教育上の問題があってこうなるのか、それとも雑誌とかネットとかの情報が
問題の種になっているのか、今も昔も大きな違いが無いという点も含めて不思議である。
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誰に向いているのか

2024年07月21日 23時53分09秒 | Weblog
『女神転生5Vengeance』を未だにプレイしているが、前作では良く分からなかった、
と言うか話が長すぎて流していた諸々の設定がようやく腑に落ちて色々と世界観の
設定の深さを知る。しかし話が長い。と言っても大河的な長さではなくゲームプレイ
全体にかかる時間の長さで、そんなこんなで話もさっさと流して進めているので、
ストーリーや設定が記憶に残らないのである。
昔にプレイした『聖戦の系譜』も同様で、物語的な要所を抜き出すとそこまでではない
ものの、ゲーム全体で要する時間が非常に長い。
当時は確か高校生くらいで、今のようにネットやら電子書籍等のない、娯楽が限られた
時期であったにも関わらず、2周目に挑む気力も時間もなく、さっさと次のゲームに
移った訳であったが、同様の長さのゲームが、昔とは比べるべくもなく娯楽の増した
環境下においてしっかりと遊ばれるものなのだろうか。
以前にも少し書いたが、RPGのようなストーリーを追うタイプのゲームは、普通にプレイ
したら30~40時間で終わる程度の長さで十分で、クリア後の要素などで長く遊びたい人を
捕まえておけば良いと思われてならない。

実際に年をとるまではRPGは比較的高齢の人に向いていると思っていたが、そんなことは
全然なく、手の運動量が比較的少ないだけで、覚えることも多いし、ゲームによって作法も
統一されていないし、イライラする要素も多い。
そうなると操作が簡単で、ルールも簡潔で、結果が後にひかない、簡単なアクションゲーム
こそ、そういった人に適しているのではないかと思う。
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灯を絶やさぬ為の

2024年07月18日 23時50分56秒 | Weblog
月曜に祝日があると平日が一日減るので、得した気分になると感じて
やまない今日この頃。何を当たり前のことを言っているのだと思うかも
知れないが、かかる些細な心持ち一つが足を支えて明日へと進む力になる
のである。かかる力をあるものと信じねばならぬほどの状況であるとも
言えよう。乾きにあえぐものは雨の一粒にも生き返る心地がするのと同じ。

話は変わり、ふと机の上を見れば毎日とりあえず買っているおまけ付き菓子の
シールが堆く積まれていた。
最近買っているのはガンダムのやつで、たまに他のも買うが、もうそろそろ
魅力的な題材(ホロ素材)のものが出てきて欲しい。
それにしても思えば随分と買ってきたもので、一応気が向いた時に雑に
ファイルしているが、それでも残ったものがかなりある。
将来価値が出そうとか、そんなことは特に考えておらず、そもそも2000年代
以降のカードやシール系おまけの価値についての動向はまるで把握していない。
よしんばそういう世界があったとしても、その頃にはすでにトレカの類が
大流行りしていたから、そちらにほぼ需要を奪われていてまともな評価が付くには
まだもう少し年月がかかるであろうと思われる。

どちらにしても、日々のこういう買い物は自分にとっては日記をつけるのに
近しい行為なので、コンプリートしたいとかそういう欲求は無い。
翻せば、かかる状況なればこそコンプリートしたいと思うに足るシールやカードの
登場を願ってやまない訳である。
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能く動く

2024年07月16日 23時44分36秒 | Weblog
amazonのレビューで可動について妙に推されていたプラモを買って作ってみる。
件のレビューはサクラばかりなので基本的に大して気にも留めないが、時は今
賞与から間もなく、そもそものお値段もひどく張る訳でも無く、有名メーカーの
プラモと来ればハズレはあるまいという事で購入に至った。

モノは昨今発展著しい美少女プラモ、いわゆる美プラの範疇にあるものであるが、
肌色成分がゼロの少女体形のロボットというような体裁の品である。
なればこそ可動人形ではどうしても気になる肩や股関節周辺の造型を稼働に適した
形状に全振りできる訳で、おそらくそれが優れた可動の一因と思われる。
実際に組んでみると確かにそこいらの人型可動フィギュアよりも断然良く動く。
件のレビューではポーズ人形として最適という触れ込みであったが、これも確かに
その通りで、疑ってかかったことを少々恥じ入る。

問題を強いて挙げるならば、以下の通り。
デザイン上鋭角部分が多く指に刺さる+他の人形と組み合わせるのが大変
あまり大きく上を向けない
肩全体を胸ごと反らすような動きが出来ない
足の爪先が動かない

とは言えこれらも、そこいらの可動素体フィギュアよりも断然動くので性能としては十分。
あと個人的には頭身の割にちょっと足が小さい事と、手足がもう少し短いタイプのものが
欲しいと思ったくらい。
他には同社から出している美プラの頭部と互換性があるというのも良いポイントで、
特に余りがちなそれを、ちょっとした着せ替え感覚で挿げ替え出来るのは大きい。

こういう技術的な切磋琢磨は追いかけていてもとても楽しいものであるから、もっと
争い競い合って欲しいものである。そのついでに安くなればなお良し。
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いつもの手は通じない

2024年07月14日 23時43分23秒 | Weblog
最近プレイしたRPGにおいて、世界観や物語の土台部分の設定は非常に
良く出来ているにもかかわらず、ストーリーがトンチキという事態が割と多い。

ストーリーの流れで戦うことになって、仮に圧勝してもその後の話で結局負けて、
散々な目にあっているのを見るにつけ、そのバトルに意味はあるのか疑問を抱かずには
いられない。ついでにステータスやスキル構成上かなり優秀で、本気で殺しにかかれば
余裕でプレイヤーを血祭りにあげられるはずなのに、ひどい舐めプとしか思えないのも
難点の一つ。
結局ストーリーという、人物が決められた手筈で過たず動かないことには動かない代物を、
プレイヤーという不確定かつ自分勝手な存在に委ねざるを得ない構造にしてしまっている
ことに大きな問題があるように思える。
昔は表現方法が非常に限定されていたし、何だかんだ勢いで押し切れたところもあったように
思えるが、戦闘からシームレスで3Dのキャラがあれやこれや動く昨今においては無理が勝る。

特に見せ場ありきで話を進めるような、日曜朝の特撮物のような方式とは特に相性が悪いと
感じる。例えば実写でも映画と舞台演劇とでは、全く原作が同じであったとしても、表現の作法が
大きく異なる。それは表現側の制約的なものが関係しているだろうが、結果として最適、
もしくは効果的な手法も必然的に異なってくる。ゲームと映画や漫画であればさらにそれぞれに
受け取る手段も異なってくるから、同じ体験や感情を起こさせるにも作法や手法も大きく
変わってくるはずである。
ごく古来から存在する演劇や舞台をルーツに持つ映画などは、非常に長い時間をかけて演出や
表現方法における手法が模索され練られ続け今に至る訳で、比較的歴史の浅い漫画も
そこを土台にして非常に短時間の間に爆発的にその表現力を高めてきた。

ゲームもまた映画や漫画に倣って古来からの流れを汲んで研鑽を続けているが、問題なのは
それ自体の表現力そのものが日進月歩であるという事。ある時までは白黒で二次元だったものが、
やがて色がつき、音が付き、3次元的となり、双方向性も持ち、という有り様そのものが変化する
という存在はこれまでに無かったのではないか。
結局何が正解なのか、正直分からないが確実に言えるのは変化を続けるものを相手に、毎度同じ
やり方で事に当たるのは愚であるという事。うまく行かないのがある程度予測されるのであれば
思い切って捨ててしまうのも一つの手であるという事。そう、結局ゲームは面白さが第一である。
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季節は一日30分

2024年07月11日 23時45分00秒 | Weblog
随分と日が長くなったものだと感じたのも束の間で、結局太陽を拝む
ことのない時間帯に帰宅する生活の為、夜はどうあっても夜であり、
そこには冬も夏もない。折に触れては季節感が瘦せさらばえた旨を話して
いるが、かかる生活を続けていてはむべなりと言う話である。
駄目押しとばかりに、年中空調のきいた窓のない職場で働いているのである
から、家の窓を開けて感じられる季節特有のにおいにも格別の感情を抱いて
やまないのである。
この季節は夕立の何とも言えないむせ返るにおいが何とも言えない風情を
醸している。夕立と言える時間帯には基本的に家に居ないので、夜に
雷を伴うにわか雨があった時の話になるが、時折あたりが紫の雷光で照らされる
様も大変良い。無論近所に落雷しなければの話であるが。

しかし家に帰ってからの時間はあまりにも短く、そんな風景を堪能している
暇はない。そんな訳で一年がいやが上にも短くなるという寸法である。
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とっとと暑い

2024年07月09日 23時46分55秒 | Weblog
先週の金曜くらいからセミの声を聞くようになった。とは言えまだ公園などの
限られた場所で散発的に聞こえてくる程度なので、本格的な大合唱となるのは
もう少し先と思われる。去年はちょっと遅かったような記憶もあるが、今年は
それに反して少し早い気がする。梅雨がどこかへ行ったり、昨今夏の境界が
良く分からなくなってきているので、その影響を受けているのかも知れない。

実際問題、七月も始まったばかりだというのに帰宅時の室温が夜更けにも関わらず
既に31℃を越えているという有様で、早朝も早朝で29℃くらいで常に暑い。
朝にシャワーを浴びてもそれだけだと暑さで却って汗が出るので、粗熱を取る如く
仕上げに水を浴びないとやってられない。

七月で既にこの状態と来て、八月には一体どうなってしまうのであろうか。
かかる状況で冷房が壊れでもしたら、命に係わるのではないか。
心配ばかりしても仕方がないが、ともあれ予想される冷房代の増加に耐えられ
そうな程度には経済力があることを感謝しておくこととする。
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