拳が空を切るような

最近、仕事中に何かを出してしまっているような気がして少々心配である。
何かとは、殺気とか負のオーラとかそういう類のろくでもないアレ。

ふとしたタイミングで思わず飛び出しそうになる悪態や嫌味にも気を配らない
といけない。不意に話しかけられたり、ＰＣのハングなどの突発的な一撃が
いつ来るかも分からず、得てしてそういう時に心が緩みがちであるので、
全くもって油断がならない。そんな時に限って相手が上司だったり。

でも、そういうアレコレは己が未熟である事の証拠に他ならない。
例えばベテランの上司などは、まるで仏か死神の如く、淀みなく淡々と
軋轢も摩擦も生まず確実に物事を進めている。
『バキ』とか『バガボンド』とかでしばしば言及される達人の境地に近いと
言って良い。
ああいう風になれるのだろうか。なったとして、今まで通りのモチベーションが
保てるのだろうか。そもそも、ならなければならないものなのだろうか。

段々と霞む

気が付けばもう七月も終わりに差し掛かっていました。日中あまり外に
出ていないので詳しくは分からないのですが、雨や曇りばかりで、夏らしい
感じがあまりない印象でした。単に昼間外出する事がほとんど無かった
だけかも知れません。
そして、八月のトップ絵についても、まるで考えていません。
去年の八月が屋外の引き絵だったような気がするので、今回は屋内あたり
かなあ…といつもこんな風に月毎のトップ絵を考えています。

あと、地味に重宝しているのが季語一覧。日常生活に季節感がまるでない
ぼくでも四季折々の小道具を配するだけでアラ不思議。
あとは昔四季を感じていられた頃の記憶が頼りです。

足りない何か

昨日虫の話をしたのですが、あの後掃除をしていたら普通に遭遇して
しまいました。噂をすれば影とはこの事よ。…また逃げられましたが。

最近も相変わらずゴミ収集の便宜上缶飲料ばかり飲んでいて、その中に
ゼリー飲料が含まれているわけなのですが、いつも振る力が弱いせいか
回数が少ないせいか、飲みづらい思いをしています。

大体注意書きに『○○回振るのがオススメ』みたいな事が書いてあるのだけど、
自販機で買った場合、出てくる際の落下の衝撃は何回分として数えるべきなのか。
と言うか、前にも書いているように、回数が少なめに設定されている
気がしてならない。

そもそもストローをつければ振る必要すらないような気もするのだけど、
これは野暮というやつなのだろうか。
何だかんだ言っても、ともかく飲みますが。

罠という罠

住んでいるアパートの階段や通路に害虫駆除用のトラップ餌が
仕掛けられていた。
この間帰宅した際も、玄関のドアを開けたその足元で動く影があり、
即座に踏み潰し『暗闇の中の黒い物は大きく感じる』と感心したり色々
あったものだけど、ともかく対策を講じてくれたのは有難い。

と思っていて、帰宅してみたらそれがきれいさっぱり無くなっていた。
折からの大雨で流されたのか、中身が雨水と共に流れ出て害虫その他の
生物を遍く死滅させてしまったのか、誰かが独り占めしたのか、詳しい所は
さっぱり分からない。もしかしたら、トラップ故の誘引効果があだとなり、
かえって奴らの来訪を招いてしまったからかも知れない。

書いているように、普通に目に付く場所に置いてあったというのも、
よくよく考えてみればおかしな話だ。きっと真に効果的な場所に置き換えたに
違いない。きっと、そういう事で。　虫が減ればいいなあ。

境界不明瞭

ここ大阪では七月が終わりに近付いているにも関わらず、天気が悪くて
嫌になります。厳密に言えば基本的には曇りで時々突発的な豪雨という、
洗濯好きの人間泣かせな天気が続いています。

そんな大阪をよそに、東京の方ではワンダーフェスティバルが開催されて
いたとか何とか。コミケもそうですが、ぼくは未だにこの手のイベントに
行った事がありません。近いうちに、出来れば出品者側で出たいものです。

あと、話が相当にそれるのですが、女性受けを狙った漫画やゲームに出てくる
女性キャラが総じて味オンチ（そして男性陣が料理上手）である事に
何か嫌な予感を禁じ得ません。と言うかそれ以外にも男女の役割逆転が
そこかしこで見られるようになった気がします。
個人的には役割を充分に果たし、分担がはっきりしているのならば、
逆転しようが変化しようが構わないと思うのですが、どうにも怪しい所です。

…この件に関しては個人的な感情論に走りそうになるので、なるべく控えめに
しようと思います。何というか、偏見のかたまり。

未来ゲーム

今日の大阪ではにわか雨やら祭で花火やらがあったりしたようだけど、
それらを遠く耳にしながら床に就いていたゑのです。

来週にもうモンスターハンターの最新作が出ると言うのが信じられず、
随分と久し振りにゲーム雑誌を見てみたら（当たり前だが）本当で、
その他のゲームに関しては、未来雑誌かと目を疑う程にエキセントリック
というかアバンギャルドな服とかデザインのキャラが目白押しで、
軽くめまいを覚える。

しかも細部は凝ってて違いもあるのだけど、みんなどこか似たような印象で
記憶に引っかからないと来ている。ゲームのキャラっていつからこんな
装飾過剰になったのだろうか。
顔の造形に凝るのは良いとして、服とかのデザインに必要以上に凝るより、
別バージョンの服を用意するほうが良いような気がする。
アクションやRPG等のゲームでは『得意武器』という大変便利な小道具が
使えるので、何も服装で個性を出す必要が無い。と言うより服装がそのキャラの
役割を感じさせる事の邪魔になりかねない。

個人的な趣味ではあるが、やはりシンプルな方が良い。
ゲーム内における役割が一目で解る位の。

大物買い

最近大物のフィギュア、20～30センチ位の塗装済み完成品を
置く場所もないのに買う機会が増えた。
しかしながら、店頭で買うにはあまりにかさばり、通販で買うには
（それなりに出来の良いものはすぐに無くなる）リスクが高い。
そうなると自然と予約購入する事になるのだけど、やはり前人気が高い
メーカーやキャラのものの場合、予約を開始して間も無く品切れになる事も
良くある話で、結局予約したのが半年以上前になったりする。
一応物凄く高価な物ではないので、いざ発売（発送）となって手元にお金が
ありませんでしたという事はないけど、それくらいの期間を置かれると
変に冷めてしまい、過去の自分を呪うかも知れない。
或いは予約の段階で往々にして出される、試作品状態の写真にだまされて…、
という事もまた有り得る。
さりとて、買わずに日和見を決め込んだとして、その品物が予想以上の出来
だった（そして即日完売した）場合、それはそれでまた悲惨と言える。

画集などは収納の場所もそれほど取られず、予約しないと買える保証が無い
という事も無いので、良さそうだったら即購入という事が出来るのだけど、
上に書いたようにフィギュアでは中々そう言う訳にはいかない。
もっとも、飾る場所が無いという事が一番の問題かも知れないのだけど。

日月重なりて

日本の各所で今日は大規模な日食が観られたそうですが、気が付いたら
終わっていました。てっきり午後だとばかり思っていた上に、丁度はかったかの
ようにそのタイミングで仕事が飛び込んできたりして、ともかく観れませんでした。

学生時代の後輩はこの為の島行きツアーに参加したらしいけど、そちらの方で
良い天気に恵まれていた事を願うばかりです。

そして次に大規模な日食が起こるのは二十数年後とかそんな話を聞きました。
その時こそは、定年を迎えた穏やかな気持ちで天体ショーを拝む事ができるかも
知れません。天体ショーと言えば、ハレー彗星を思い出しましたが、
そちらの方はギリギリ死ぬ前にもう一度は拝めるかも知れません。

何十年先の事を語りつつも、目の前の仕事に汲々として先が見えず、
リアルな数十年後を考えると恐ろしい気持ちで、向けた目を戻したくなる。
結局はそんな感じです。

夏ですか

何か言いようのない浮き足立った気分がそこかしこに漂っているなあ、と
思ったら、世間の学生さんたちは夏休みに突入したようで、自分の勘も
まだまだ捨てたものではないと思ったりした。
ここ大阪では未だに梅雨から脱し切れていないような空模様で、
本当に夏休みが始まったのかどうか疑わしく思っているのは、ぼくだけでは
無いような気がする。どのみち今年の夏休みはおろか、お盆休みもありませんが。

そう言えば『ヱヴァンゲリヲン』もまだ観てない。ドラクエも買ってない。
そうこうしているうちにまた夏が終わるのだろうと思うと、気ばかり焦る。

当たり前の有難み

初めはメンテナンスか何かだと思っていたのです。

結論から言うと、この連休で住んでいるアパートの水道系が不調でした。
一日に数時間、数回にわたって水が出なくなると言う症状で、
それ自体は金曜の夜から既に始まっていて、その時は朝には戻っていました。
しかし、土曜の夜になってまた再発した際気付くべきだったのです。

本格的に気付いた（アパートに告知の張り紙がされた）のが日曜の深夜で、
断水がいつ解消されるかも分からない中、風呂もトイレも不可能。
手も顔も洗えず、ご飯もカップ麺も作れないという兵糧攻め。しかも嫌味な
事に外は雨。いつ終わるか分からない断水解除を待っていても、腹は減るばかり。
どうにか鍋に残った水で顔を洗い、コンビニで物資調達を行い、当面の生命線を
確保する。

どうして連休というものは、銀行とか水道とかそういうものが良く止まるのだろう。
ろくでもない思い出がまた一つ増えた気がしました。