ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

人型ロボット

2024年01月30日 23時44分51秒 | Weblog
そんな訳で『勇気爆発バーンブレイバーン』を途中乗車で見始めたが、
件の作品は大体感想が『キモい』で結ばれる理由が少しだけ分かってきた。
いつの間にか環境に馴染むどころか当たり前のように浸透し、ついでに
信用も得ていたり、ロボットには必要のないはずの口周りの機能が無駄に
達者だったり、口呼吸だったりで、折に触れて異物感を撒き散らしている。

でもそんなロボットの口や歯のように、本来の機能的に不必要かつ生々しさを
醸すパーツを付与することでキモさを演出するというのは中々面白いと感じる。
そんな訳でロボットに付与されていたら嫌だと感じるパーツについて考えてみる。

ロボットには人間の元来持つ欲求が存在しないし、代謝や成長といったものも
存在しない。声帯による発声も不要だし、感覚器官を頭部に集中させる必要もない。
体温を維持する必要も薄いし、冷却機能も気化熱を利用しなくても良い。
なので、その辺を考慮すれば自ずと付いていたら嫌なパーツも見えてくるだろう。
当の人間からしても必要なのかどうか疑わしく、ついでに生々しいものだとなお良い。

という訳でまず提唱したいのは毛で、指や尻から生えているものだとポイントが高かろう。
次に汗で、腋やら股座が汗で染みになっていたり、錆が生じたりしていると生々しい。
一頻りのアクションの後に『ウォーィ』と野太い声を漏らすのも嫌な感じだ。
人間よりも人間臭いと定評のあるドラえもんやアトム、ロビタといったロボット達にすら
搭載されていないことからも、この嫌な生々しさは推して知るべしと言えよう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

触れられなければ

2024年01月28日 23時43分25秒 | Weblog
エロ漫画はアナログ版の方が消しが薄くてお得と思ってやまない今日この頃。
それはともかくとして、買った本に100均で買った包装紙で自作のカバーを
拵えるのが半ば楽しみになってきている。別に手放す時のことを考えてとか、
そういう理由は無いが、割と読む機会が多く、手汗が多い性質でもあるので、
よれよれになって悲しい印象にならないためと、エロ漫画自体が忖度しない
"抜き身"のデザインであるために、"鞘"を用意しないことには何かと危なっかしい
のが理由である。

しかし思えば、そんなアナログのエロ漫画も、近所で置いてある書店はもはや
絶滅寸前と言えるほど本当に少なくなった。今までも街に出たついでに漫画専門店
で購入していたものであるが、そんな店も概ね閉店、ないしはデジタル専売に移行し
ている。少し前にオリンピックがあった時、海外観光客の増加に際してこの手の
エロ関連のものの掃討作戦が布かれていたが、万博に際しても似たような、
もしくは(やった感を出すために)より過剰な方策がとられる可能性もあるから、
さらにアナログのエロ本という存在が隅に追いやられかねない。

個人的にアナログの本に対しての感情は愛情と言って差し支えないもので、
同時にエロ漫画に対して持っている感情もまた愛情に近い。ゆえに多大なる愛を
もってアナログのエロ漫画をお迎えするのである。即ちそれは手製のカバーを
かける行為であり、名を授けるが如き神聖な儀式でもある。
願わくは、この存在が日本から消えてなくなってしまわないように。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本気は出さなくていいです

2024年01月25日 23時42分32秒 | Weblog
大阪が寒いらしいが、日頃飲んでいる養命酒のせいか、大阪に来るまでに
住んでいた所の方が寒かったせいか、温暖化のせいか、言うほど寒くない
気がしてならない。

個人的な寒さの指標はこんな感じで、上から下に行くにつれて寒さが厳しくなる。
・部屋の気温が9℃を切る
・朝、外に霜が降りている
・水溜りに氷が張っている
・霜柱が2センチ以上育っている
・朝、水道が凍って水が出ない
・道路に降った雪が融けない
・吐いた息ではなく、吹く息が凍る
・昼でも雪が余裕で積もる
・積もった雪が一週間くらい残っている
・バケツなどに張った水が凍って5センチ以上の厚さになる
・霜柱が何層にもなって10cmを超える
・外に干した洗濯物が凍る
大体こんな感じ。大阪に来る前に住んでいた所でも、さすがに吹く息が凍る程の
寒さはレアで、氷が張っても精々3cm厚程度。
洗濯物が凍ったのについては見たことがない。

一口に寒いと言っても湿度や風の強さとか、色々な要因があるので一概に
こうであれば寒いとは言えない所はあるが、とりあえず大阪に来て以来、雪が
降ることは何度かあれど、最大レベルでも朝に水道が凍った程度。
今の状況に関して言うと、部屋の気温が9℃前後だったという程度で、霜が
降りてすらいない。あまり本気を出されても困るが、まだ序の口なのだろう?
という気持ちは否めない。もちろん本気は出さなくて結構です。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悪夢と悪癖

2024年01月23日 23時43分05秒 | Weblog
何か昼寝の時以外で久し振りに悪夢を見たが、内容の良し悪しに
関わらず見た夢の内容は忘れることにしている。
そもそも特に気にかけていなければ、仕事している内に忘れるが、
問題は日々の貴重な癒しの時間を邪魔されたという点である。

なので当然起き抜けは普段以上にぼんやりと暗鬱な気持ちになるので
あるが、そのような状態でとりとめもなく神について考えたりもした。
何と言うか、うなされている時に陥る無限ループの亜種、または延長である。
この手の考えは大体素面になると、何考えてんだとなるものであるが、
多分に漏れずこれもその類であった。本当に酒が回った時のような感じで、
結構この線は行けるのかも?とまでに思ったりもするが、徐々に酔いが醒める
要領で冷静になっていき、考えの基となるようなところが土台おかしいと
気付き、そこから決壊する如く現実と理性の波に浅はかな考えは微塵に砕かれて
いくのである。
そして面白いことに、かような一連の働きを折に触れては懲りもせず、飽きもせず
繰り返している。ここまで来ると、もはや習慣や癖の類と言って差し支えなかろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

定期的に積んでいく

2024年01月21日 23時54分44秒 | Weblog
『勇気爆発バーンブレイバーン』がとても気になったので、定期的な録画リストに
加えることにした。まとめ系で語られているような感情を、実際にこの目で見て
味わわないことには始まらないと思い、今からでも波に乗ってみたくなった。
パイロットに乗られる感覚を嬉々として、ねっとり熱く語るロボットなど嫌過ぎるが、
むしろそこが今回の視聴の決め手となった。

話は変わり、身の周りが忙しくなってくると買った本を適当な場所に平積みしていく
という悪癖が再発してきたので、そろそろ平積みの本を整理しようとしたが、その過程で
詰んだ本を足の甲の上に崩してしまい悶絶する。幸い骨は無事だったが、何かの罰が
下ったのかも知れない。それにしても、数年くらい前からイラストレーターの画集が
非常に多く出るようになった気がする。とは言っても本屋で見られるのは今まで通り
名の通った画家のものばかりで、もっぱらAmazonなどで比較的小部数出ていると思われる
ものがそれに当たるのであるが、出版業もデジタル化やコロナの影響で方針を変えているの
かも知れない。しかし思うのは、一つの作品の中の情報量の多い(人物が多かったり、
背景が緻密に描かれている)類の作家の本に限ってB5判とちょっと小さめだったりする謎。

本棚とかに収納する上で、B5とA4はかなり隔絶された所があって、絶妙に共存が難しく、
収納する上で度々頭を悩ませる問題でもある。とりあえず、本棚がそろそろ一杯なので、
増設を真面目に検討せねばならぬ。しかし、ちょっと良い本棚は笑ってしまうほど高い。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利に流れる

2024年01月18日 23時39分41秒 | Weblog
話は年始に遡り、今年から年末年始の新幹線のぞみは全席指定になる
という事で、ようやくと重い腰を上げスマートEXの導入に踏み切る。
この手のデジタル的なものは、なべて精神的な抵抗感が大きいが、実際に
やってみると便利さに病みつきになるといういつもの流れで、ここまでに
電子書籍やネット通販、ICカード乗車券などがそうであったように、
スマートEXも大変便利な代物であった。
難点は新幹線以外の在来線の特急に使えない事と、特急券と一体化している
ために都区内などのちょっとお得区間が使えない事。
あとは家族連れとかの複数人だと入出用の切符を発行する必要があるらしく、
その辺りが面倒なこと。考えてみるとそこそこ難点は多いが、混雑必至の
時期に適当なタイミングで席を取れるのはやはり大きい。

個人的には指定席での旅にあまり慣れていないので、特定の電車に乗り遅れない
ように気を揉んでしまって、乗り換えの時間を多めにとった結果、移動時間が
増えるという問題もある。
こんな調子で今年はどれくらい生活のデジタル化に切り替えが行われていくのか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

更に美味しく

2024年01月16日 23時50分23秒 | Weblog
『ダンジョン飯』の作者のラクガキ本が出たので購入。
少し前にも同作の設定本を買っていて、内容は満腹と言える満足度だったが、
今回も大変満足。こちらは設定に関する説明、と言うかテキスト的なものは
あまり無いので、作品を一通り読んでいなかったり、設定本を予め読んで
いなかったりすると何のことやらさっぱり分からん点には注意。

先に書いた設定本の段階でも感心することしきりであったが、数多ある
キャラの描き分けの引き出しの多さに加え、ヒゲや髪型、服装を替えても
誰が誰か識別できるようにしているこだわりには兜を脱ぐ思いであった。
その服装に関しても、着方や構造、素材やインナーについても設定がしっかり
しており、とにかく設定面のこだわりが凄まじい。

面白いと思ったのは、作中のキャラ達を現実世界のある場面に放り込んだ時の
反応を描いている所。本編で語られなかったそのキャラの"らしさ"が随所に
見られて、そのキャラの解像度や立体感がさらに増し、とても味わい深い。
人間や動物、服装に関しての興味が強いのが感じられる反面、鎧とか武器に
関してはそこまででもない感じもするのも、作家の人となりが見えて面白い。
設定本というには緩く、ファンブックというには公式過ぎる(作者が描いてるし)。
こういう類の本の分類は一体何にあたるのか。
設定本は元々好きだが、こういうのも大変良い。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

染める力

2024年01月14日 23時21分35秒 | Weblog
養命酒および陶陶酒の割り物として、酒に足したりする目的の100%レモン汁
を試してみたが、かなり少量でもレモンの風味が勝ることに驚く。
飲みやすさに関してはかなり改善されるが、レモン風味で強烈に上書きされる
ので、美味いかというと少々言葉に詰まる所はある。

しかし、このことで世に多く存在するチューハイの類の、特に安価なもので
レモンがやたらに多用される理由が良く解かった。ほんのちょっと入れるだけで
アルコールのきつい感じや薬っぽい風味が上書きされるのであるから。
これを考えると、レモン風味のくせになおアルコールのきつさが残る一部の
チューハイや、結構レモン果汁が入っているのにかなり甘いやつの、素顔と言うか
レモン風味の化粧を落とした姿がいかにおぞましいかが知れる。
油絵具で言うと黒や赤茶系の、ちょっと入れるだけで全体を支配する類の、
扱いに困る、全然チューブが痩せないやつである。

実際そのレモン汁も毎回元の酒に対して半分程度の量しか使わないこともあり、
全然減ってない。でもラベルには開封後は概ね二週間程度を目安に飲み切るように
注意書きがあるという、なかなかに無理な注文。酒の割り物として以外の使い道が
見出せればよいのであるが、今の所それが見当たらない。
最悪飲めなくなったら、クエン酸の汁という扱いで洗浄目的に供する手も有りか。
いやそもそも生のまま飲むのが困難なものに対して、どうやってそれが劣化したこと
を知り得ようか。まあ、一度に飲む量は少ないから、腹壊したら駄目になったという
認識で良い気がしてきた。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みんな大好き

2024年01月11日 23時30分14秒 | Weblog
『葬送のフリーレン』に『ダンジョン飯』が加わり、世は稀に見るエルフ黄金時代。
個人的にアニメのエルフキャラについて、特段造詣が深いわけではないが、
ディードリット以降大きな波が来ていないように思われたので、実に数十年ぶりで
奇しくもエルフ的なタイムスケールと言えよう。と言うか、ディードリットが強すぎる。

『ロードス島戦記』以降、エルフと言わず耳長キャラで印象的なものはいなかったか、
あれやこれやと思い返してみたものの、実はラムちゃんが少し耳が尖っていたことに
気付いた程度で、それ以外は『アウターゾーン』のミザリィくらいしか出てこなかった。

とは言え、過去のジャンプ作品が今になってアニメ化される例も結構あるし、
『アウターゾーン』は名作の部類なので、ここで波に乗ってミザリィ参戦、となったら面白い。
一応彼女は謎の存在なので、エルフとは言えないのが難点。それでも作中では
そこそこノリのいい所もあるキャラだったので、令和の現代であれば初音ミクのコスプレ
くらいはやってくれそうな勢いではある。正直ちょっと見てみたい。

過去のジャンプ作品のアニメ化と言えば『BASTARD!!』もそうで、件の作品でもエルフは
出てくるが、アーシェス・ネイはちょっと印象が弱い。話の核が二転三転するので物語の
核心と言えるのか疑わしいが、エルフ的には十賢者の方が印象が強い。美女不在だが。
しかしなぜエルフはかくも我々の心を掴んで離さないのか。
良く解からんがよく分かる。つまりは心の故郷的な所に根を張っている何かなのであろう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

解釈遊び

2024年01月09日 23時34分48秒 | Weblog
ひどく今更ながら『アイドル』を聴いて、何か癖になってしまってる今日この頃。
最近の若い衆はなべて歌が上手いが、子供の頃からこんな複雑怪奇なメロディラインの
曲ばっかり聞いて、あまつさえ歌えていたのならば、上手くなるのも納得。
そんな曲の歌詞も叙述トリックみたいな内容で、解釈が色々割れそうな感じがするのも
なかなか面白い。なお『推しの子』は全く内容を知らない状態。

とりあえず前半がアイドルを見ているアイドルオタクもしくはアイドル予備軍の視点。
後半がアイドル本人の視点。『君』『愛』『嘘』というワードがごちゃ混ぜになって
いて、何か良く分からなくなってくるが、歌の中で『君』と呼ばれている二人の片方が
前半の主だとしたら、なかなかにすれ違い感があって面白くなりそう。
『愛』も前半と後半で『アイ』と『愛』で区別されているので、内容的には別物であろう。
後半の内容的にはいわゆるアガペー的な愛が『愛』で、半ば我執にも似た自己投影的な
ものが『アイ』だとすると色々としっくりくる気がする。
その『愛』を悉く煙に巻きつつも、ほぼ主体になっているのが『嘘』。

PVから立ち上る胡散臭さもあり、『一番星の生まれ変わり』というワードから、
すわルシファー(一番星:宵の明星)かとも思ったが、多分素直に金星=美の女神と
解釈する方向でよろしかろう。解釈に熱が入るとすぐオカルト系に行くのは良くない。

という感じで個人的には解釈したが、多分もっと破滅的な解釈もあるだろう。
『水星の魔女』の主題歌は本編の内容にかなり沿ったものだったので、この歌に関しても
『推しの子』の内容を知ることでまたかなり解釈が変わると思う。

でも、個人的に流行りとなるとどうにも手が伸びなくなる癖がある。あんなに流行って
いつか読もうと思っていた『鬼滅の刃』も未だに全く読んでいないという体たらく。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする