くっさめ

くしゃみの時に出す音で、その人の個性が分かるのではなかろうかという
いきなりな仮説を立ててみる。音や声もさることながら、そこに至るまでの
予備動作や行為時のポーズなどにおいて、個人差は著しく、しかも
言わば“不意打ち”のリアクションであるため、構えてかかりにくい。

少々やかましいが、統計を取り、体系化すれば何かしらの傾向は
見えてくるのではなかろうか、と思う。
なお、あまり関係ないが、歯を磨いている時にくしゃみをすると
大惨事になる。そして下手に我慢して暴発させると、さらにひどいことに
なるので、水場から離れて歯を磨く人は要注意である。

誘導

寒い季節に買ったものの、暑くなり始め、めっきり飲まなくなった
粉ココアの袋に『袋をしっかり閉めないと虫が湧きます』と、かなり
明言されており、なかなかの勇気だと感心する。

本来ならば、食品としての印象を悪くするようなことには触れなさそうな
ものであるが、それでも明言せざるを得なかったということは、かなり
高確率で湧くか、やばい虫が湧くということなのだろう。
そうなると、特に他でも虫が湧きそうなこの状況下では、暑かろうと
何とかして消費せねば、という気持ちになってくる。

そこも計算のうちに入れて、あの警告文なのだとしたら、実に恐れ入る。

心腐りて身黴生す

六月もいつの間にか近づき、蒸し暑くなってきている。
一年のうちで一番具合の良い月が、五月であることは何度かここで書いて
きているが、その一番がこれでは先が思いやられるという程度には
冴えない体たらくであった。

仮に肉体的な具合が良かったとしても、精神的なものが伴わなければ
無いのと同じか、より悪いだけである。つまりはきっとそういうこと
なのだろうと、むりやり納得する。

精神的な健康を維持するために、今できることは何かと問われれば、
寝る事であると答えるのみ。あとは寸暇を趣味で埋め尽くすことのみ。

半端睡眠

家に程近いところに病院があり、救急車が度々通るのだが、先日は
殊更その数が多く、不安を通り越して何事かと思うほどであった。

さらには、救急車の音ではないが、何かのアラームの音で早朝に起こされ、
一日を寝不足の曖昧な状態で過ごす羽目になったりもした。
携帯に登録してあるアラームにはそのような音はなく、おそらく階下の
住人のものか、聞き間違いであろうとは思うのだが、ここのところ
やたらに早朝に目を覚ます機会が多いように感じる。

耳栓でもすれば良いのかも知れないが、それだと目覚ましが耳に入らない。
如何ともし難い状況であるが、とりあえず安眠が欲しい。

休日造形倶楽部

ふと思い立って久しぶりに『Sculptris』を触ってみる。

かなり昔に書いたが、デジタル造形ツールとでも言うようなものである。
せっかくなので『ジョジョの奇妙な冒険』のキャラでも作ってみようと
思ったら、思いの外のめり込み、休日の結構な時間を費やした。

成果というほどのものではないが、何かもったいないので作ったものを
添付してみる。モチーフは言わずもがなの吉良吉影さん（整形前）。
髪型などの微妙な違いや首がやや細いとかはご愛嬌ということで。
余談ながら、色々と資料をあさる中、吉良氏と同い年（第四部時点の年齢）
であることにも気付く。と言うか、あと半月くらいで追い抜く。むう。

それにしても、こうして造形にのめり込んでしまったのも、荒木氏の絵が
意外なほどに立体を正確に考慮してあったからで、作れば必ず絵の通りに
なるという、欠けたピースが埋まっていくような喜びがあったことが大きい。

機会があれば、また別のキャラも作ってみようか…。

新作

『女神転生Ⅳ』をプレイ中。まだまだ序盤であるが、そこかしこに
旧作のファンが喜びそうな要素が散りばめられており、懐かしいような
気持ちになる。これをプレイするまで、3DSと共に長い沈黙の期間を
過ごしてきた『どうぶつの森』は、めでたくお役御免となった。
何が楽しいのか分からず、結局ほとんど触らないままであったのだが。

そう言えば『ソウルハッカーズ』も、結局中盤くらいで放置であった。
今後の3DSの有力タイトルで思いつくのは『モンハン』であるが、これは
プレイしないと思うので、おそらく今のが途中で放置することはないだろう。
多分。

張るばかりにあらず

曜日の感覚が一日ずれていた。朝にコンビニに寄った際に、見かける
雑誌で曜日を知ることが一種の習慣であったのだが、久しぶりにその感覚
がずれていて、少々焦る。
主観視点ではジャンプの次の日にマガジンが並んでいたので、おそらくは
火曜日が意識から吹き飛んだのだと予想する。言うほどに曜日の感覚の
ズレが致命的となることはないが、ショックはそれなりにあった。

ここ最近、色々なものがうまくできなくなってきているような感覚に
襲われ、ただでさえ濃い不安の色がさらに濃くなっている。
漢字の『茶』という字が『ヌホ』とカタカナで書いてあるように見えたり、
我が目を疑うような機会が増えた。

これだけ抜けてしまっていると、うっかりで大惨事ということにも
なりかねない。さりとて、常に気の抜けないままでいるというのも、
精神衛生上良くない。とりあえず、乗り物を運転するような事態だけは
断固回避するようにしよう。

迷宮

腹痛で明け方に目が覚める。
気を取り直して眠ろうとするものの、迷宮と化したビルの中でトイレを
探す夢にうなされ、体調不良と寝不足のままに一日が始まることとなった。
そのまま休もうかとも思ったが、結局出社する。つまりは社畜である。

この他には取り立てて書くようなこともなかったので、復調を期して、
今日はもう眠ることにする。

悪習

深夜にその日の夕飯を食べるようになって以来、日中の腹の具合が
不安定になった。そもそも深夜の食事は色々と体に悪いという話がある
くらいなので、この結果は当然といえよう。

昼以降、深夜まで固形物を口に入れないという生活も、考えるからに
体に悪そうであり、長年の習慣から反する行為ということと合わせて、
やはり体には悪いのだろう。

これが習慣として身についてしまう前に、何としても元に戻そう、

愚問

『愚か』という概念は相対的なものであると、ふと思う。
初めから何も知らない人や、知識や記憶を失った人には、往々にして
愚かであるとは言わないし、同じ知識水準でも時代によって愚かとは
言わない物事は多いだろう（その逆も然りであるが）。

誰かしら賢い人がいたり、その時代の知識の水準がどこかで決まっており、
そこから比して『愚か』という概念が発生していると思われる。
なお、この話では無知=愚か　ではない。無知≒愚か　程度である。

昔のことは生きている間だけでしか知らないが、愚かでないために
必要な知識の量は随分と増えたように感じる。本当は最低限の智慧だけで
良かったところが、半ば不必要な知識で水増しされた感もあるが、
ともかく、頼んでも望んでもいないのに雨あられと降り注ぐ、情報と
それに含まれる知識を日々振り分け、整理し、取り入れることが、愚かで
ないことの条件になっている。
地域や環境によってかなり違うだろうが、少なくとも今の置かれている
場所ではそうである。

『愚かでもいいじゃないか』という人もいるだろう。しかし、『愚か』
という概念は先にも書いた通り、相対的なものだ。なので、それが許される
場所もあれば、許されない場所もある。ある場所では愚かと見なされない
ような場所もあるが、ある場所では愚かとみなされる事もある。

ゆえに、知れば知るほど人は本質的には愚かになっていくのではないか、
とも思う。　…なんか良く分からなくなってきた。