ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

持つ、ということ

2014年07月31日 23時51分47秒 | Weblog
ざっと見た限りの印象であるが、ものを形あるものとして手元に置いて
おきたい人と、デジタルデータなどの必要限度の情報のみ手元に置いて
あればいいという人がおり、見事なまでに好対照をなしていると感じた。

見事なまでに、と感じたのは物質を好む傾向と、情報を好む傾向それぞれの
間がないためであり、いずれもその傾向が極端に寄っている。
総じて物質を好む人はものを残しておきたがり、情報を好む人はものを
捨てたがる。
個人的に興味を引くのは、それほど強烈なまでに発せられる、その主義の
ようなものがどの段階で、何がきっかけで生まれたのかという点である。

おそらくは後天的な要因に端を発するものであるだろうが、それにしても
強烈な印象を放っている。もしかしたら情報化時代に適応した、ニュータイプ
的存在なのかも知れぬと、無責任な妄想を膨らませる今日この頃である。
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点滅

2014年07月29日 23時25分21秒 | Weblog
先日は頭痛で早くに寝たのだが、そのせいかおかしな夢を見た。
ある場所の鏡に全力でぶつかりに行くと、別の世界に抜け、そこでは
指の数が四本の別の生き物になり、喰われる側の存在になっているという
ものであった。どうしてそこへ行くことになったのかは、夢の個人的な
性質上支離滅裂なものであるため分からなかったが、起きた後に思わず
己の手指を確認してしまうほどの妙なリアリティがあった。

その他にも、起きては寝るを繰り返す毎に別の夢を見たのだが、もう忘れた。

眠っている時、人間はそれまでの記憶の最適化を行うらしいが、その最適化
の過程で色々な記憶を断片的に触っていった発露が夢なのではないかと
ふと思った。つまり夢には、いわゆる夢診断の材料となるような心理的な
願望や欲求などが現れるわけではなく、ファミコンのカセットを半刺しに
した時に現れるような、内部データの一部が不規則に出てくるパターンに
過ぎないのでは無かろうか、と思った次第である。

そう言えば、最近のゲームではそういうのは見かけなくなったなあ。
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オラオラ

2014年07月27日 22時50分26秒 | Weblog
子供向けアニメで、敵(の行動)に対して『絶対に許さない』と平和的解決
の道を自ら全放棄する場面があり、個人的にどうかと思う節があったが、
さりとて徹底的に反省や後悔、罰を与える訳でもなく、一発ビンタして
終わらせるような展開にヤキモキしたことがあった。

今もかような展開を続けているのかは分からないが、下衆な行動をとった
敵役には、胸のすくような徹底的なお仕置きタイムを設けてやることが
必須のように思えた次第である。

先日よりプレイしている『妖怪ウォッチ2』の最終ボスについて、性格が
下衆という訳ではないが、個人的にひどく腹の立つキャラで、件のゲームに
なぜ『究極神拳』的な要素がないのかと強く思ったことが、最初のきっかけ
であった。
そしてその次の日、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険』のお仕置きオラオラ
タイムを観るにあたり、ムカつく奴に徹底的なお仕置きをぶちかます
事は(エンターテインメントの原則的に)大事であると確信するに至る。

ゲームの場合、主人公=プレイヤーの分身であるから『許す』『許さない』
程度の選択肢は必要であろう。
許すならば許すで、相手は改心しても良いし、法の裁きを待つべく、然る
べき場所に放り込まれるのを眺めているのも良いだろう。
許さないならば許さないで、個人的な恨みをボタン連打で晴らすも良し、
被害者全員で袋叩きにするも良し、身動きできない状態にしてそのまま放置
するも良し、地球外に追放するも良しである。

かような行為を『野蛮』という人もいるだろうが、それはあくまで現実での
話。ゲームは現実の延長ではなく、現実では不可能なことを疑似体験させる
ツールであり、しかも選択式なので『野蛮』だったとしてもそれは
ゲーム自体ではなく、プレイヤー自身の一側面である。

なお、『妖怪ウォッチ2』で特にお仕置きタイムを実装して欲しいのは、
前述の最終ボスと、自転車レースで視界を遮ってくるあの黄色い奴の
二つである。ボス戦全般にあってもOKであるが、件のゲームのボスは
総じて因縁が薄いので、最終ボスとその前座以外にはあまり恨みが
沸かないのが残念。
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ニトロ

2014年07月23日 23時30分40秒 | Weblog
少し前からエナジードリンクが流行りのようで、色々な銘柄のものが
出ているが、かように需要がある程、今の人々は疲れてるのだろうかと
思い始めると居たたまれない気持ちになるので、仕事以外での眠気覚まし
程度の利用を心がけるようにしている。

とは言え、休日に昼食を買い出しに行く際のついでで購入していた結果、
最近出たものは大体網羅したような状況である。なお、個人的に一番
効いてるような気がするのはリゲインのエナジードリンクであった。

そんな、いかにも元気が出そうな名前のエナジードリンクであるが、実際に
効いているのかどうかは実の所分からない。より確実に言えるのは、高頻度
で飲みまくっているとあっという間に糖尿になりそうだという点である。
日に2本以上などもっての外。大体一日おきを目安に飲るのが個人的な
目安である。

曰く、これは燃料ではない。ブースターである。エンジンの寿命と引き
換えにその時の最高速を叩き出すためのものだ。と思うようにしている。
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嗜み

2014年07月22日 23時45分32秒 | Weblog
大昔、絵を描けるというかどで、子供に『遊戯王』のカードの絵を描いて
くれとせがまれたことがある。よくよく考えてみると、依然として絵が
描けるということは全体的に見て珍しい部類のスキルである。

絵を描ける人間は、概して周囲の人間も同じように絵が描ける人達である
ことが多く、その中には大抵非常にレベルの高い人が含まれる為、往々に
して絵を描ける人達はそのスキルを低く自己評価しがちである。
結果それを商売とするにあたって、売り手に足元を見られたりする事に
なったりすることが多いのであるが、今回はそういう内容ではない。

話を戻すと、結論から言って言葉や年齢、性別の壁を超えて伝え得る、
『絵が描ける』というスキルをさらに有効活用するために、さらに『万能的
に伝わりうる絵のネタ』というものを幾つか持っておくことは、有意義
なことではなかろうかと思った次第である。

具体的には、世界的な有名人や美術品の似顔絵(宗教色のあるものはNG)
であったり、アニメの有名なキャラ(ピカチュウとかドラえもん、ガンダム)
とかである。要点は
・特定の人間にとって不快となり得ないものであること。
・ゆるい気持ちになれること。出来れば笑いを取れるもの。
・ほとんどの人が知っているもの。もしくは多くの人の興味をひき得るもの。
・画材や状況で多少乱れても、誤解を生じないシンプルなものであること。

ざっとこんな感じだろうか。こういう視点で見てみると、日本のキャラが
強い理由が少し分かってくる気がする。

とりあえずジバニャン描けるようにはなっておこう。
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儲からざる信者

2014年07月21日 23時13分33秒 | Weblog
『神羅万象超完璧大全』という本が出ていたので購入する。
現在発売中の10章第2弾までの全カードを網羅している、カードカタログ
であるが、上で説明した10章がまだ途中であるため、全く完璧でも大全でも
ないところに疑問符を付けざるを得ないが、特典カードがあるならば、
釣られざるを得ない。

幼少の頃に集めていた『ビックリマン』や『ドキドキ学園』において、
こういったカードリストやカードカタログは確かに存在していたが、
そこまで高価なものではなく、(絵とかは限りなく小さいが)小学生の
小遣いでも買える程度のものであったと記憶している。

そうなると件の神羅万象のカードカタログは、子供向けというにはあまりに
高価であると言え、余裕で箱買いできる程度の経済力を持っている層に
向けてのものであると推測する。
完全に終了してもいないタイミングで、半ば慌てて出したかのような
雰囲気や、『超完璧』というあまり後先を考えていなさそうな冠の付け方と
合わせて、あまり良い印象がない。

個人的には、前に出していた『完璧大全』の続刊として、『完璧大全2』と
でも銘打って(前回のは再販して)出せば良かったのではなかろうかと
思ってやまない。もちろん今の10章が終わった後で。

定期的にテコ入れを目論むのならば、『月刊神羅万象』のようなムック本
(限定カード付きか、安価なカタログ)でも出せばよかろう。
その辺で利益が出ないから、今回のような阿漕な売り方をするしかない
のかも知れないが。ともあれ、ある程度以上の内容ならば買う。
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再燃テレビっ子

2014年07月20日 23時20分24秒 | Weblog
ここ最近になり、ようやく大相撲の面白さを知るに至る。
あんな狭い場所で、相手の事を転ばせたり押し出したり(それで怪我しない
ことも含む)するためだけに年がら年中鍛えに鍛えた、恵まれた体格の
男同士が全力で正面衝突する様は正に真剣勝負で、熱くなれないわけがない。

昔は太った男同士が取っ組み合っている、地味なものだと思っていたのだが、
その認識はとんでもない間違いであった。
『週刊少年ジャンプ』でも、男ばかりの相撲漫画がそれなりに好調のようで、
相撲人気の上昇と共に期待してやまない。
その他、たまに国営放送にデーモン閣下が解説として招かれたり、そういう
肩肘張らない感じも良い。ともあれ、いずれは生で観てみたいものである。

今のところ、大相撲(途中まで)→アニメ『ハイキュー!!』→大相撲
(途中まで)→びじゅチューンという黄金ラインが発生しており、数時間
テレビから離れられない状態である。難点はこの流れだと、ちょうどおいしい
取組を逃しがちであるという所である。

大相撲はダイジェスト版があるから良いといえば良いのであるが…。
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より良い欲求解消

2014年07月17日 22時54分49秒 | Weblog
少し前まで平日は四時間半くらいの睡眠時間であったが、さすがにきつく、
どこかで長めの睡眠時間を取る日を設けないと立ち行かなくなった。
ここ最近は新しいゲームをプレイしているので、なおのこと注意せねば
なるまい。
とは言え、寝たら寝たで熟睡が望めるわけでもなく、大体は何かしらの
後味の悪い夢を見たり、3時間程度おきに目が覚めてしまったりで、
眠る際に得ていた幸福感のようなものが薄れてしまっている。

基本的に眠るのが大好きで、毎日寝ることが楽しみではあるが、それが
気持ちだけになってきており、つまりは体がついてきていない。
肉体のみを酷使したあとに眠れば、かなり違ったものになるのだろうか。
次の連休あたりに試してみても良いかもしれない。
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不意打ち

2014年07月15日 23時25分57秒 | Weblog
そういえば、先週の休日にやっていたアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』で、
幼少の砌に大流行りし、以前にここでも書いた“アパアウウー”が生登場
しており、数十年待ち続けたその公式とも言うべき演技と、思えば遠くまで
来たものだという感慨に胸を熱くする。

何というか、既にとうの昔に手に入れることを諦めた品が、適当に入った
店でたまたま売られているのを見つけた時のような、大層ロマンチックな
状況であったのだが、実際はさらりと入ってじんわりと抜けていくという、
飾り気の欠片もない出来事であった。人生における重要なイベントが
そうであったように、かように大きな出来事といえど、概してそのように
あっさりしたものなのかも知れぬ。

有難いことは、前振りがあってもなくても、得られる感慨にあまり差がない
という点であろう。大仰な演出のあとにやってきても、さらりとさりげなく
やってきても、同じように良いものだと感じられる。

なので、これからもなるべく原作を読み返さずにアニメを追っていこうと
思った次第である。
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贅沢な問題

2014年07月14日 23時01分08秒 | Weblog
昔と比べて、頭を使うにも回転が今ひとつで、眉間に力を入れ気合のような
ものを込める(フリをする)ことで事態の解決を図ってきたが、それを
続けた結果、しかめっ面が板について離れなくなった。
学生時代と比べて、心なしか骨格まで変わったような気さえする。

あとは白髪もかなり増えた。少し前に大仕事を任された際に一気に増えた
という自覚はあるが、その後も着々と増えているあたり、気苦労の面に
おいて、仮に何をしていたとしてもそんなに差はないのかも知れない。

年齢のせいか、経験のせいか、環境のせいか、気の迷いか分からないが、
数年くらい前から、自分以外の誰かに技術的なものを伝えたいという欲求が
少しづつ湧いてきているのを感じる。今はまだ面倒だという気持ちが勝って
いるために、手前勝手なことばかりをやっているが、どういう形で実現
させるのか、そもそも実現させるつもりがあるのかについては、自分自身
でも分からない。

そもそも、欠けているのはやる気だけ。
実際のところ、それくらいのシンプルな問題である。
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