ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

記号化生活

2015年08月30日 23時16分00秒 | Weblog
よく漫画やアニメで『オーッホッホ』と笑うキャラがいるが、
実際に書かれた文字通りに発声している訳ではなく、アーッハッハ
という発声が声の質の関係で先に書いたように聞こえるという、
ある種の聞きなしなのではなかろうか、と不意に思い立つ。

上記のオーッホッホにはもう一種類、くぐもった、
喉周りにかなり脂肪が付いていることを感じさせる笑いがあると
言えるが、いずれにしてもその表現はかなり記号化されており、
現実世界で、表記通りに発声すると少々不自然なことになる。

これに限らず、記号化は先達の知恵の結晶であり、その恩恵に
与って生活をより良くしていくのは何ら悪いことではなく、
むしろ当たり前と言ってよいが、その使用に当たって、出来る
だけその由来を知っておいた方が、その生活をより豊かに
出来るのではなかろうかと思う次第である。
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休むための行動

2015年08月27日 23時47分48秒 | Weblog
近所の小学校が既に新学期を迎えているような様子であったのだが、
最近の夏休みは九月前に終わってしまうのだろうか。夏の暑さは
むしろ厳しくなる一方だというのに、何とも不憫な話である。
せめて教室にクーラーでもついていれば、いくらかマシになろうという
話であるが、よほど設備の整った私立学校とかでない限りは、それは
望むべくもなかろう。

そういえばセミの声もあまりうるさくなくなり、夜の暑さも随分と
和らいだ印象で、夏の終わりを今更のように感じる。

なお、こちらの夏休みはまだ取得できていないという、いつもの話。
なので、夏らしい思い出とか、そういう類のものがほとんどない。
勉強や仕事は、それはそれで非常に大事なものであるが、そればかりでは
生きている感じがしなくなる。
そもそも、より良く生きるための手段として仕事なり勉強なりがある
はずであろう。本末転倒も甚だしい。
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また画材の話

2015年08月25日 23時28分22秒 | Weblog
以前から度々行っている、文房具についての話であるが、日常的な
メモ用途に供するにおいては、やはりノック式水性ボールペンが
最も使いやすいという結論に至った。
少し洒落っ気を出して、黒以外のブルーブラックであったりセピアを
用いれば、文字を書く上でこれ以上求めることはない。

また、しばらく模索中であった『白いペン』についても、シグノの
白の他に良いのが見つかった。
モノはゼブラのマッキーペイントマーカー白で、細字と極細字の
ツインタイプのペンで、シグノ白のように出が悪くなるというような
場面が少なく、隠蔽力も抜群で、人物絵の目のハイライトを入れられる
程度には細かい描画もできるので、個人的にはかなり具合がよい。

欠点は、書いた跡がつやありになるため、さらに上から何か書く場合に
乗りが悪かったり、色味が変わってしまう可能性がある所である。
試してはいないが、水彩絵の具などを上から乗せようとする場合には
かなり影響が出ると予想される。
前述のシグノは一応艶消しなのでまだ幾分仕上がりが自然と言える。
また、両者に共通するのは、紙質によっては浮くほど白く出る可能性が
あるという点である。

とはいえ、描き方や使う場面は人によって様々なので、参考程度に
とらえて頂ければと思う次第である。
かように需要の少なそうな、狭い情報がどれほど役に立つのかは
この際気にしない。
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堕ちる所まで

2015年08月23日 23時08分05秒 | Weblog
いつものように神羅万象チョコを購入して、袋を開けたが中身
(カード)がない。すわ不良品かと思ったが、ふと見ると袋の下から
2センチくらいの所に切れ込みがあり、そこから抜かれていたようだ。

複数買ったもののうち、いくつかがその被害に遭っており、まさか
全滅かとも覚悟したが、中身まで抜かれていたのは一つだけで、その
切れ込みの位置から同時に確認できる懸賞用コードは手つかずだったり、
キラカードも出たので、おそらくは犯人の欲しいカードをピンポイント
で狙った犯行と推測される。

内容や規模に関して、実にしみったれた呆れる限りの犯行で、しかし
立派に器物破損であったり窃盗等の罪に問いうるもので、額面以上に
精神的ダメージがでかい。
もちろん、一番の被害者は店側であろう。袋に穴をあけられ、中身を
抜かれて売り物を台無しにされたのだから。

以前にもそういった“確認済み”の神羅万象チョコを掴まされた事が
あるが、先にも書いた通り、実害以上の精神的ダメージがあり、犯人の
生爪を剥ぐくらいの罰を科したい気持ちにすらなる。

しかし、神羅万象でこれなのだから、最近出た某ゲームのカードチョコ
(台紙に低確率の当たりが付いている)とかは、さらに酷いことに
なりそうな予感がする。

当時は考えたことも、被害にあったこともなかったが、ビックリマン
とかでもこういった事例はあったのだろうか。 色々と悲しい。
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混ぜるな相棒

2015年08月21日 23時24分34秒 | Weblog
アニメ『うしおととら』を観て懐かしい気持ちになると同時に、
主題歌の『混ぜるな危険』というフレーズが実にマッチしている
としみじみ思ったりする。

歌詞の通り、出会ったらやばそうな手合いに限って、互いに引き合う
かのようにくっついて、案の定を通り越して想像を絶する連携を
発揮してしまうという話は世の中にもいくつかある。
とは言え、現実世界であっても空想世界であっても端から見ている
分には実に気持ちの良いタッグと映る(ことが多い)ので、
うまく機能したバディものの物語は、名作になる可能性が高いと
感じる。
ただ、二人分のエピソードを追っていく必要があるので、短編には
向かず、長編向きといえよう。そして、出会いがあれば別れ有り、
ずっと腐れ縁の虎に翼、鬼に金棒のコンビのまま終わらせるのも
アリだが、二人の別れがどうなるのかも、この手の物語の見所と
いって良いだろう。

しかし、色々な作品を思い浮かべてみると、相棒のキャラが
立ちまくっている作品の最終ボスは、総じて何だか印象が薄い。
同様にこの系統の作品は、ライバルキャラとかが出てくる場合も
多いがそっちの方がずっと個性的であることが多い。
そうなると、一つの物語で四人以上のキャラを立てることは物理的な
限界なのかとも思う。実際にストーリーを組み立ててみたことが
ないので、はっきりしたことは言えないが。
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評価と審判

2015年08月18日 23時27分20秒 | Weblog
世間ではデザイン盗用などの件で、色々と話題になっており、気が付けば
母校も渦中のただ中にある。
母校とはいっても、所属していたのはデザイン科ではなく絵画学科であり、
卒業したのももう十年以上も前の話になる。

デジタルやネットが台頭し始めた頃の当時とはかなり事情が異なる上に、
デザイン科はよその科で、授業内容などを詳しくは知らないという
断りを先に入れておくとして、個人的に授業や講義で著作権云々について
のレクチャーは、そういえばされた記憶がなかった。講師や教授が
『プロでやるならこういったモチーフの流用は通用しないよー』と合間に
さらりと言う程度で、これこれこういう事例があって、これはアウトです、
というようなちゃんとした教えを受けたのは、会社に入ってからであった。

こういったデザイン盗用であるとか、著作権、肖像権がらみの話は、結構
昔からあったとは思うが、それが会社なり個人のブランドに大きく影響を
及ぼすようになったのは割と最近のことのように感じる。
今まではかき消されて届かなかった個人の小さな“気付き”が、世界中の
多くの人に発信され、届き得る世の中になった。
そしてそれが大きな波になって、企業すら飲み込む程になる。
もちろんその波は発信者にはね返って来ることもあり、そうなれば
一人の人間などひとたまりもなかろう。

個人的に、デザインを盗用して楽に稼ごうというような不埒な輩を戒める
ために諸々の法律や罰は必要と感じるが、それによって新しいものを生み
出すことに対し尻込みしてしまったり、他者の粗探しに終始するだけの
人が増えてしまわないかという懸念も大きい。

『安易に他者の苦労や努力の成果を掠めとったり、ただ乗りする』ような
よこしまな意志の有無こそが問題で、審判する側をして、その部分の
判断能力が必須であるといえよう。もちろん、簡単なことではない。
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謎で遊ぶ

2015年08月16日 23時23分24秒 | Weblog
近所のゲーム屋にて、値札のバーコードを手持ちのリーダーで
読み込んで、スマホで何かを確認している人がいたのだが、
あれは一体何なのだろうかと訝しく思う。

スマホアプリで昔懐かしバーコードバトラー的なゲームが出た
のか、何かの業者か情報収集中なのかは分からないが、さすがに
かようにピンポイントの内容はGoogle先生でも答えてくれないので、
少々やきもきする。

そもそも今生きていて、住み慣れたこの場所にあっても、解っている
ことなどごく僅かでしかなく、知っているような気になっている
だけであるのだから、今回の件も至極些細な問題と言えるかも知れない。
多分、謎であることの方が多すぎて、いちいち解明すべく追いかけて
いたならば、時間も脳容量も処理能力も全く足りなくなることが
明らかであるから、ものを認識するという段階で、相当に情報を
削減、整理、圧縮して“軽く”しているのであろう。

とはいえ、くだらないことや、勝手にアレコレ考えるのは好きであるので、
謎が多いということは個人的に、概ね素晴らしいと思う。
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積み男

2015年08月14日 23時14分00秒 | Weblog
ここ最近は魅力的なフィギュアが多く、“置き場所はどうしよう”
のおの字の出る前に購入完了してしまうために、既に家における
我が身の置き所をどうしようかという所まで来つつある。

一応フィギュアも箱に入っているとはいえ、ある程度そのままの
状態で鑑賞することも可能であるが、開封して直に外気に晒した
ときの新鮮さのような、得も言われぬ匂い立つものは得難く、
(※同様の感覚は神羅万象チョコのカードでも味わえる)
置く場所もないのに時々開封したくなる衝動に駆られる程である。

展示するフィギュアを一定日数で交代するという、博物館のような
方法も有りではあるが、生来のものぐさが祟り、実現できないでいる。
また、フィギュアの中には展示可能状態から箱に再び収めるのに
難儀するようなものもある。
いずれにせよ当人のやる気の問題で、前述の神羅万象のカードですら
未だに2割程度しかファイリング出来ていないような人間の、
整理整頓にかける情熱が果たしてどれほどのものと言えるのか。

解決策の一つと目される引っ越しについても、その前後に片付けや
荷作りがあり、整理整頓は避けようがない。

非難されない程度のやり方で、他人に任せるのが最終的な解なのか。
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内なる声に抗する術なし

2015年08月12日 23時22分42秒 | Weblog
本日はエロについて。

今更ながら、アニメ声の女性が喘いでいると、どうにも笑いの方が
先に来てしまい、気が削がれてしまうことに気付く。
エロゲーやエロマンガに特有の、癖のある台詞回しをそのままご丁寧
に発声していたりすると、もはやどうしようもない。
リアルとか非リアルであるとか、そういう話ではなく、単純に
個人的な声に対しての嗜好の問題である。

絵面についてはどちらもいけるクチであるが、上記の問題のせいで
アニメはどうにも敬遠がちになる。
もちろん三次元でもアニメ声がきつい女優さんは苦手であるし、
二次元でもケレン味が弱めな声の人ならば問題はない。
上に書いたように、台詞の内容も重要であるが。

エロ系のアイテムについて、個人的にはマンガが一番しっくり来るもの
だという認識であったのだが、脳内で好きなように声をあてられたり、
時に消音したりできるというマンガの利点を考えるとむべなりと言えよう。
マンガ万歳。
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そこに愛はあるか

2015年08月10日 23時25分46秒 | Weblog
今回のシリーズから年三回と縮小傾向の兆しを見せる神羅万象チョコを
粛々と購入、開封する。絵の傾向かたまたまなのか分からないが、
個人的にビックリマン2000の11弾の時とどこか似たような感覚に陥る。

とは言え、ビックリマンの時のように、ストーリー上で大破壊や混乱
が起きているような状況ではないので、まだまだ続きそうな感じはする。
しかし、続くとは言っても、弾と弾の間にストーリーが濃密に補完
されていくとかそのようなことはなく、かろうじて死んでいないと
判断できる程度の更新が数ヶ月なされるだけの、必要最小限のレベル
なので、そこはもう少し何とかして欲しいと思ってやまない。
素人目に見ても、お金がかけられていない感じが透けており、仁義無き
世界の瘴気が袋から漂ってくるようで、そこまでしてやるものなのか
と問わずにはいられなくなる。

コンテンツを立ち上げたならば、ある程度温かく見守って、それが多少
稼ぎの悪い、出来の悪い子であっても、作り手はそれを邪険に扱っては
ならないと思う。たとえ赤の他人の子供でも、悪し様に扱われるのを
目にすれば、ひどく嫌な気持ちになるのと同じ感覚である。
メーカーが愛さないものをユーザーが愛してくれるわけがない。
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