友人が交通事故で入院したというので、見舞いに行く。
思ったよりも怪我が多かったが、思ったよりも重傷ではなかったので、
一安心ではあったものの、次は我が身かも知れないので、油断はできない。
また、友人と話をしている間、隣の入院患者と思しき人が、見舞いに来たで
あろう女性と物理的にイチャイチャしているのがまる分かりの音を
立てており、必要以上に会話を弾ませざるを得ない状況に陥った。
もちろん咎める気など無いのだが、視覚を遮るカーテン以外にも、聴覚を
ある程度遮れるような、音の壁とでもいうべきものが病室には必要なの
ではないかと思った。
しかし、今回訪れた病院がたまたまそうだっただけかも知れないが、病室の
雰囲気がとかく殺風景かつ無機質で、実に気の滅入る場所だという印象で
あった。帰りに寄ったデパート地下の食品売り場のような、賑やかで楽しげ
な感じが一欠片でもあれば、随分と変わると思うのだが、どうなのだろうか。
もちろん病院になど、好んで行きたいとは思わないが、行かねばならない
時は誰にもいずれ必ず来る。そんな存在の場所がああも無機質というのは
何とも味気ないを通り越して、正直恐怖ですらある。
思ったよりも怪我が多かったが、思ったよりも重傷ではなかったので、
一安心ではあったものの、次は我が身かも知れないので、油断はできない。
また、友人と話をしている間、隣の入院患者と思しき人が、見舞いに来たで
あろう女性と物理的にイチャイチャしているのがまる分かりの音を
立てており、必要以上に会話を弾ませざるを得ない状況に陥った。
もちろん咎める気など無いのだが、視覚を遮るカーテン以外にも、聴覚を
ある程度遮れるような、音の壁とでもいうべきものが病室には必要なの
ではないかと思った。
しかし、今回訪れた病院がたまたまそうだっただけかも知れないが、病室の
雰囲気がとかく殺風景かつ無機質で、実に気の滅入る場所だという印象で
あった。帰りに寄ったデパート地下の食品売り場のような、賑やかで楽しげ
な感じが一欠片でもあれば、随分と変わると思うのだが、どうなのだろうか。
もちろん病院になど、好んで行きたいとは思わないが、行かねばならない
時は誰にもいずれ必ず来る。そんな存在の場所がああも無機質というのは
何とも味気ないを通り越して、正直恐怖ですらある。