いつものアレやコレ

夏も終わりに差し掛かったように見え、そういえば巷でセミの声が
聞こえなくなってきた。とは言え、十分過ぎるほどにはまだ暑いが。

『世界樹の迷宮X』もひとまず表ボスと言われる、名目上の最終ボスを
倒し、恒例のクリア後コンテンツ（本番）に挑む所。
休日には非常に捗るが、平日にプレイするとすぐに時間が無くなるあたり、
相変わらずの時間泥棒っぷりである。ひとまず他に気になるゲームも
無いし、モンハンも飽きてきたので、このまましばらくは続けていく予定。

話は変わり、紙パックに入った飲料についてきているストローの、その
袋がどういう訳か毎度毎度きれいに開けることが出来す、悪戦苦闘の末
引きちぎるということを繰り返している。
スマートな取り出し方、と謳うやり方を試してもうまく行かず、最終的には
引きちぎる始末。何かの呪いでもかかっているのか、不器用なのか、
みんな実は苦労しているのか、そこのところが良く分からない。

個人的には、"これが完成形だ"というフリをしているようにしか感じられず、
進化を放棄しているようにすら見えるので、誰でも確実に、かつスッキリ
ストローを取り出せる方式を探求していってほしいと願ってやまない。

まず第一に、ストローを斜めにくっつけるのをやめた方が良いと思う。
昔のストローは伸縮機構が無かったから仕方ないが、今のはその機構が
ついていて、ともすれば持て余すくらいに長いのに、なぜわざわざ取り出し
づらい斜め付けをしているのか。普通に側面か縁の部分に垂直につければ
幾分取り出しやすくなるだろうにと思うのだが。

甘美な囁きの如く

少し前からの話ではあるが、アルコール度数の高いチューハイが
随分と増えてきた。宝くじの頻度と額面が上がるとか、エナジードリンクや
ドリンク剤がやたらに増えてきたりとか、色々と社会をあてに出来ない
雰囲気が漂ってきており、世も末に近づいていると感じてやまない。

ただ、アルコール度数の高いチューハイなどは、金の無い大学生にとっても
有難いものになるかも知れないと、学生時代にまずい酒で酔いつぶれていた
身空としては思うが、最近の学生はもはや酩酊に楽しみや一体感を見出して
いない可能性もあるので、実際の所は分からない。
個人的にも、もうそんなに強い酒は色々捨てる気にならないと飲めないので、
なくても特に困らない。

エナジードリンクも、ここ最近飲まなくなった。飽きたということや健康
診断が近いからという理由もあるが、やはり元気の前借りという刹那的な
ブーストに頼ること自体が破滅への道に見えたのでやめたというのが大きい。

アルコールも宝くじも、エナジードリンクも、嗜む程度、日々の生活における
ちょっとした刺激として行う分には良いが、習慣となり、癖になり、依存する
ようになり、しまいにはそれなしでは生きられなくなったり、それに人生を
預けるようになってしまったら全てが終わりである。

色々大変な世の中にあって、救済策が数多用意されているのは良いが、
別に世の中自体が変わるようなものではない以上、あくまで個々人の救済に
しかならず、つまりはその個人が溺れたらもう浮いては来れないのであるから、
十分注意していきたいと思う。

適温

一人暮らしを十数年続けていて、今更気が付いたことであるが、
炊きたてのご飯とか、熱湯から作ったカップ麺とか、レンジで温めた
ばかりの食べ物とか、こういったものは得てして熱さが過剰になりやすく、
そして過剰に熱いと美味しくない。

レトルトカレーを作る時も炊きたてのご飯に、湯煎から引き上げた
ばかりのルーをかけてしまうと、熱過ぎて辛さも味ももはや分からなくなる。
よくよく考えてみると、店屋物のカレーは、ご飯は粗熱を取ってあり、
ルーも極度には熱くならないようにしている。
ラーメン屋でも、特に熱がこもりがちな油分の多いラーメンを扱っている
店ではその辺りの温度管理がしっかりしている印象だ。

ご飯やルーなどは扇風機による強制冷却や放置によって適温に調整できるが、
問題はカップ麺である。作る時の湯の温度を低くは出来ないし、作った後に
放置すると麺が伸びてしまう。そこで作った後に氷を数個投入して適温に
するという方式を編み出す。
言ってしまえば簡単なこの方法を思いつかなかったのは、ひとえに10年以上
冷凍室が実質死んだ冷蔵庫を使い続けてきてしまったことが大きいと思われる。

氷がちゃんと作れて、冷凍食品やアイスがしっかり保存出来て、霜や氷壁に
閉ざされることの無いまともな冷凍庫付きの冷蔵庫を使うようになったのは
つい数年前。その他、電子レンジも数年前にデビューしている。
そこいらの大学生だったら二年目を迎える前くらいで気が付きそうなことに、
十数年を費やしてようやく行き着くあたり、己のスローペースっぷりを思い知る。

かように今更ながら氷がもたらす恩恵に与っている今日この頃。
子供の頃はつまらない味だと思っていた麦茶も、この歳になると滋味溢れる
飲み物という評価。そこに氷と真空断熱タンブラーでこれ以上に無いほどの
夏気分を堪能している。カフェインが無いので、深夜に喉が渇いた時にも
がぶ飲みできるのが強み。
氷も時に冷えすぎと感じる時があるので、ぬるくした麦茶もまた良い。

ひとまず、温度も味のうちである。という話。

雨風

台風の関係で早めに帰宅したものの、手持無沙汰になった上に腹を
壊したりもしている始末。外では雨風がうなりをあげていて、
うわんうわんと家が揺れているかのような感覚があるが、気圧の変化的なものが
もたらすものなのか、錯覚なのか、それとも本当に揺れているのか。
ひとまず半開きにしたトイレのドアが僅かに開閉を繰り返しているから、
気のせいばかりではなさそうだ。

腹を壊したのも、気圧の変化のせいかも知れない。気圧の変化に敏感な
人を周りで何人か知っているが、ひどい時には体調を崩すこともあったから
存外侮れない。

ひとまず明日には通り過ぎて、そしてまた涼しくなれば良いのであるが、
天気予報の気温を見る限りではそのようなことはなさそうである。残念。

アニメという娯楽

『あそびあそばせ』というアニメを観ている。
いわゆる日常系と呼ばれる、可愛気な女子中学生が他愛のない日々を
送るというような、一瞥して緩そうな内容であるのだが、所々に
容赦の無さであるとか、下ネタであるとか、理性の箍の外れた演技とか
が良い具合に入っていて、毎週観るのが楽しみになってきている。

予約録画をうっかり忘れても、他の局で結構日をずらして放映されるので、
見逃しが少ないというのも、しばらくアニメから離れていた身空としては
有り難い。

そういえば近々ジョジョ5部のアニメも始まるということなので、
そちらも追っていかねばなるまい。原作はざっと読むには読んだものの、
所詮古本屋での立ち読みであったので、色々と抜けていたり読み切れていない
所があり、その辺を補完するためにも見逃せない。
ただ、原作も最初だけしか読んでいない6部に関してはどうなるか分からない。

39の夏

夏休みが終わってしまった。
大阪では土曜日がかなり涼しく、終日クーラー不要なほどで、
柄にもなく今日がこのまましばらく続けばいいのに、と思ってしまった。
とは言え、そんなことを言っても始まらないので、明日から色々頑張る。

話は変わり、画材屋へ買い出しに出かけた際、客層の女性比率が妙に多い
ことに気が付く。店頭ポップとか、作例を見ても女性がターゲットである
ことが窺い知れ、アナログのお絵描きというものが手芸と同じような
扱いになってきているのではないかと思うに至る。
そういえば、量販店のプラモコーナーで女性を見かけることも多くなった
気がする。女性の方がアナログに対しての信頼値が高いというか、そちらを
好む傾向があるのかも知れない。

更に話は変わり、某漫画専門店の同人誌コーナーを見て、割と近い昔に
絵柄の転換期があったのではないかという漠然とした感覚がよぎった。
あと、総合的に絵のレベルが結構上がっている。
漫画家やアニメーター、ゲーム系の専門学校の教育水準が上がっている
せいなのか、それらの職に就いた人が同人誌を作っているからなのか、
理由は良く分からないが、少々興味深く感じた。

今回の夏のコミケは結局行かなかったが、近いうちに行ってみたい。
委託でやっているものとはずいぶん違ったものが見えてくる気がする。

ともあれこうして三十代最後の夏が終わる。
夏休みの間、結局ずっと『世界樹の迷宮』をやっていただけで、おかげで
随分と進んだのであるが、それに対して特に後悔はしていない。

行先

絶賛夏季休暇中。そろそろ曜日の感覚がなくなってきたので、
ついでに昼夜の区別がなくなる前に通常の生活時間の感覚に戻していきたい。

比較的近所にある小学校が閉校となり、早くも取り壊しが始まっていた。
少し前に閉校前に一般開放していた所とはまた別の小学校で、少子化が
かなり深刻な状態にあることを改めて思い知る。これで小学校の跡地に老人
介護系の施設が出来たならば、いよいよもって危険は色濃いものとなる。
おそらくはマンションとかであろうが、不安は募るばかり。

思えば、前の家も引越して数年後に目の前の駐車場が介護付き老人専用
マンションになっていた。ジンクスとかそういうものはあまり信じないが、
とりあえず朝昼の日差しを遮らない程度の建物が建って欲しいものである。

散歩の時に通る公園も何やら工事が始まったし、一体どこへ向かっていると
いうのか。多分、己が望むようなものではないのだろうな、とは思うが。

追われるかのように

季節柄であることと、お手軽さですっかり常食している袋めん（そば）で
あるが、市販のそばつゆのやたらに短い消費期限に追い立てられている
という側面も否定できない。
ストレートでそのまま使えるタイプのものは裏書に、開封したらそのまま
使い切り、保存も冷蔵庫で最長三日に止めるべし、とあり、異臭や異味が
ある場合はたちどころに破棄せよという物騒な注意書きがある。
程よいうま味と塩分と糖分のバランスで、しかも脂分がほとんど無いと
来ているから、微生物や真菌共の好餌となるのであろう。
実際コバエを捕るためのトラップに供されるというから、むべなりと言う話である。

ともあれ、そんなそばつゆでも概ね三倍濃縮以上のものになると期限は
延びる傾向にあるが、いずれにしても一人暮らしの身空では結構なペースで
使って行かないと使い切ることが出来ない。
ここまでくると何かに追われているような、もっと極端な言い方をすれば
呪いめいたもののようにすら感じる。

今日買い物に行った際に突然足がつったが、蕎麦の食べ過ぎが原因ではないと
思いたい。それにしてもお盆休みだからなのか、ショッピングモールの人の
何と多いことよ。
それだけの人がいたのに、まるですれ違いが起こらない『世界樹の迷宮X』
というか3DSに斜陽を感じた。そもそも3DSを手にしている人がいない。

結局インドア

ひとまず夏季休暇を取得したのはいいが、何をするのか考えていない。
東京方面をはじめとした遠出は少し前にやったのと、お盆の時期はどこも
混んでいて色々と高くつくので避けたい。
何かまとまったことをやるにしても、思いつくのはゲームかプラモと
いうような状態。それも十分な娯楽ではあるが、終日インドアでは心に
カビが生えてしまいそうなので、もう少し開放的なイベントを差し挟みたい。

結局未だに漠然としたままで、このまま夏休みを終えてしまいそうな
勢いであるが、ちょっと本気を出して考えていきたい。
思えば台風の進路も心配である。晴れているうちに大物の洗濯でもしておくか。

夏の合間

会社のPCに自宅で使っているPCのパスワードで入ろうとしたり、
家で麦茶を飲もうとして、危うくそばつゆをコップにあけようとして
しまった時に、己の疲労を実感する。

夏もそろそろ中盤戦といった趣で、独特のうら寂しさを漂わせている。
今日に限っては朝と夜が程よい暑さであったために、特にそれを
強く感じた。思えば道端に落ちているセミの屍も増えてきている。

という訳で、今日も今日とて粛々と世界樹の迷宮を地道に進める。
とは言え、うっかりするとすぐに寝不足になるので油断が出来ない。