ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

まつり

2014年10月30日 23時22分04秒 | Weblog
ここ数年で、ハロウィンという風習が日本でも根付いてきた印象である。
何年か前までは、日本に滞在している海外の人達限定の、割としめやかな
祝い事という感じであったのが、日本人や主に商業施設を巻き込んでの
一大イベントへと変貌しつつあるように思える。

ただ、個人的にも未だにハロウィンが何のイベントであるのか良く知らず、
おそらく他の多くの日本人もそうなのではないかと思われる。
そもそも、近所で行われている祭一つの由来すらほとんど知らない。
それでも祝いの席あらば、ここが祭りとはっちゃける祭好きの日本人の
気質が良く現れているとも思えるが、こういった祭に乗じた“商売人の
売り込み”に弱い(分かっていてもご祝儀的に乗ってしまう)ところも
また、日本人的気質と言えよう。

この流れでいくと、恋人がどうのとか、恋愛がどうのという系統の
“売り口上”が氾濫しそうな予感がするが、はっきり言って品が無いので
あまりエスカレートしない事を祈るばかりである。なお、これもまた、
少なくとも平安時代くらいから綿々と続く日本人的気質と言えるのだろう。
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気付かれないうちに

2014年10月29日 23時37分26秒 | Weblog
制服関連の資料に、ネクタイの結び方についての項目があり、それを見て
初めて己のネクタイの結び方が間違っていた事を知る。
高校生の時の制服がネクタイ付きで、常時着用と言うわけでは無かったが、
そこで知識を得てからずっと間違い通しだったことになる。

結び方について、生徒手帳やそういったところにもやり方は書いておらず、
その他の手引書や、教員による指導も無く、たまに結び方を忘れた同級生が
聞いてくる程度の環境が、今思うと間違いを正せなかった土台を醸成して
いたのだろう。

そもそもネクタイはそれなりにでも結んでしまって、形を作れば大体外面は
出来上がるので、過程がどうであるかは正誤も含めてほぼ分からない。
簡易的なネクタイの中には、胸元に付けるだけ、というタイプのものも
あるが、それもよほど注意深く見ないと分からない。

既に出来上がったものの外面から、正しい成り立ちを知ることがいかに
困難かということ、そして結果が何とか取り繕えれば良かろうと思って
いると、結局己のやり方しか見えなくなることを思い知らされる。

誰が、何が、すぐに困るわけでもないが、知ったならばすぐにでも
改めたくなる、そんな物事がまだ他にも沢山ありそうだ。
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無軌道でもいい

2014年10月27日 23時35分59秒 | Weblog
エナジードリンクの類を個人的に禁じてから少し経つが、その中で
これくらいはまあ良かろうとしていたパワードコーヒーが、やはり
どうしても近所のコンビニで見つからない。
きっとドラッグストアとか限定で、コンビニでの取り扱いはしていない
のだと勝手に思い込む事にする。

あとは何かを書こうと思ったのだが、思い出せなくなったので、最近
あったことを無軌道に書き記す事とする。

・近所の百貨店や商店街で『妖怪ウォッチ』関連の品物などが
そこかしこに並んでおり、しかも子供達が何か見えないような力でそれに
引き寄せられているのを目の当たりにするにつけ、件の作品の普及の具合を
思い知らされる。なお、『真打』が出る事はついこの間知った。

・日曜はアイスを思わず買ってしまうほど暑く、しかし深夜には驟雨に
雷、そして月曜ははっきり言って寒いと言えるほどの気温。
季節の変わり目とは言え、なかなかに奇妙な季候である。とりあえず、
風邪とかには気をつけたい。

・少し足を伸ばした先のコンビニで『メロンパン(表面のみ)』という
旨のお菓子を見かける。それなりに人気らしいが、単なるメロン風味の
クッキーなのではなかろうかと訝しい気持ちになる。
『○○の間で人気』というのは、最近の広告の常套句なのであろうか。
紙やテレビなどの媒体では効果が今ひとつでも、いかにも噂や口コミで
広まったような感じで流してやるだけで、ここまで効果があるというのは
驚きである。個人的には、その手のウェブで流れてくる風評は9割がた
誰かが営利目的で流しているものと感じる。

・神羅万象チョコの応募者全員プレゼント用のポイント(ベルマーク的
なもの)の形状が変わり、糊付け用のテンプレートを作り直す。
しかし問題はいつも使っているポイント貼り付け用のB6用紙に、きり良く
30枚を収められなくなったという点である。(とてもどうでもいい)

総括:とてもどうでもいい
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ろーるぷれい

2014年10月26日 22時36分42秒 | Weblog
深夜アニメなどを見ていると、女性が主人公であったり、登場人物に占める
女性の比率がとても高いものが多いと感じる。
単純に華やかさを求めた上での結果であろうが、さすがにあざとさが
前に出すぎているようにも感じ、もう少しでいいからもっともらしい
設定上の理由をつけてほしい、と思う。

また、その深夜アニメの中でアニメの製作現場(制作進行)を題材にした
ものがあり、とても面白いと思っているのであるが、フィクションとは言え、
日付が変わるまで働くのが普通だったり、誇張とは思えないくらいの
綱渡り進行っぷりだったり、これを観てアニメの製作に関わりたいと思う
人が減るのではないかと心配になる内容であった。

基本的に黒い所やくさい所はカットしているとは思うが、製作現場の人間が
金の話をほとんどしていないのは好印象であった。あと、エナジードリンク
摂取率の高さが少し気になった。スポンサーとかそういうものだと思いたい。

ともあれ、キャラクターは極度に誇張されているとは思うが、非常に
細分化された、各分野のエキスパートが連携を取って、各々の役割を
果たして一つのものを作っているというのは間違いなく感じ、そこに
感動に近いものを覚える。

話がいささか私怨めいた内容になるが、世の中には歪んだ平等論者がいて、
往々にしてかような手合いは、将棋で例えるならば手駒を全て金将にすれば
良かろうというような思想を持っている。運用サイドのコストを減らす
目的であろうが、現場サイドのスキルアップコストの方が大きく、何より
士気が乱れるため、コスト以前の問題となりかねない。

出来る人ばかりとは限らない、分かっている人ばかりとは限らない。
本当は企業側が時間と金をかけて、人員をしっかり育成する(その間の
作業は一切しない)ことが必要であろうが、それが出来ない事の方が
おそらく多い。ならば、運用で工夫せよと思えてならない。
無い物ねだりをしている場合ではない。育てる意思や責任なく“出来る
だろう”で仕事を押し付けるのは論外だ。

とりあえず、余計な雑音のない環境で一心に集中して仕事が出来る
環境をひどく懐かしく、羨ましく感じた今日この頃である。
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薄札の城

2014年10月23日 23時41分35秒 | Weblog
あの後、箱で頼んでいた頼みの綱とも言える神羅万象チョコが届く。
開封するが、結論から言って散々な結果に終わる。
どういう訳か、昨晩買った箱とおそらく内容が全く同じ(昨晩は6個購入
したが、同じ位置から全く同じカードが出た)という、嫌がらせレベルの
引きの悪さを発揮する。個人的には、箱の中身は3パターンくらいしか無い
のではないかという感覚。

こうなれば出るまで買ってやると闘志を燃やしてやりたい所だが、先日
書いたようにそもそも近所で売っていない。ここまで来ると我が運も
ここに窮まれりと感じる。しばらくはおとなしくしているべきであろうか。

最近は、こういったささやかな娯楽まで、実に阿漕に金を搾り取りに
来ている印象で、友人はとあるゲームに月あたり5~7万円の出資を
しているという。それ以外にも身辺で“課金”の語を聞かない日はない。
反して企業や職場は金≠幸福というような、個人にとって幸福な環境こそが
(長期的に見て)成果を最大限に引き出し得る、というような発想に
移り変わってきているように見受けられる。

平たく言えば、“金のため”では喚起できる『やる気度』に限界があるが、
“幸福のため”であればそれを打破でき、そもそも働くとか起業する目的の
根っこにあるのがそっちじゃね?(原点回帰すっぺ)という話。
“幸福”というと実に胡散臭い語になるが、『理屈じゃない原動力』の
元にあるものだと思ってもらえれば宜しかろう。

そのうち娯楽がきつくなって、仕事の幸福に安息を求めるという逆転現象が
起きるかも知れない。とは言え、おそらく現在の阿漕なスタイルの娯楽が、
バベルの塔よろしく雷に打たれて崩壊する方が先であろうが。
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もはやチョコは見えず

2014年10月22日 23時38分21秒 | Weblog
近所のコンビニなどで、神羅万象チョコをとんと見かけない。
見かけたとしても既に売り切れて、痕跡しかなかったりするのだが、
この地域での人気が高まっているのだろうか。人気があるならあるで、
カードショップなどでも取り扱って欲しいものであるが、どうもその気配は
感じられない。中途半端、もしくはごく局地的な人気なのかも知れない。

少し前に神羅万象の一番くじをやっていたらしいが、近隣の店舗はおろか
存在を疑わしく感じるほど、全く見かけず、唯一やや遠くのコンビニで
お菓子を買った時、そこの店長に『もしかして一番くじを予約された方
ですか?』と質問されたのみである。
なお、一番くじの予約(買占め)は二万円強もするらしく、その近辺には
かなりの猛者が潜んでいることとなる。その猛者の勢力圏がどれほどかは
知らないが、今回の件はそれとは無関係であると思いたい。

そして、ただでさえ出にくいキラカードがダブり続けると言う災難に
見舞われている。決まった三種類ばかりがとにかくよく出る。
今日迷子になりながらも見つけた店で購入したそれから、また同じ
キラカードが出た時には、さすがに乾いた笑いが出る。

明日届く、追加のもう一箱から何が出るのか。なかなかに恐ろしい。
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座す

2014年10月20日 23時42分25秒 | Weblog
10年以上使ってきた椅子の脚の車の部分が、映画でよくある銃弾を
打ち込まれた直後の自動車のタイヤのようになり、ガタが来たことを
実感する。座面はとっくに平らでスカスカになっているので、座布団に
よる補強が既に欠かせない状態である。

そのような経緯から、そろそろ椅子の買い替えを、とも思うのだが
以前からしつこい程書いているように、我が家はモノが増えすぎた関係で
とても狭く、椅子が搬出出来るかどうか、それが分からない。
仮に搬出できたとしても、ちゃんと搬入できる椅子を購入しなければ
ならないのは確実で、しかも新旧の椅子を同じ部屋に置いておく余裕が
ないため、椅子を粗大ゴミに出してから、新しい椅子が来るまで座るものが
ない状態に陥るというおまけ付きである。

粗大ゴミに出すにも、コンビニで券を買ったりとか、事前連絡が必要とか、
面倒な事ばかりだ。本当はベッドも替えたいが、こればかりは魔法でも
使わない限り搬出不可能なので諦めることにする。

とりあえず予算上限を高めにして、新しい椅子を見繕おう。
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金心

2014年10月19日 23時22分30秒 | Weblog
好きな事を仕事にするな、というのは先達の格言である。
それがなぜかというと、仕事=給料を貰うという行為によって己の
“好きな事”に金銭的、あるいは社会的な格付けがなされ、多くの場合
耐えがたい感覚をもたらすからと思われる。

自分の好きな物事に、赤の他人から金銭的な、血の通っていない評価を
下されたら、いい気はしないだろう。
ただ、仕事を最大限やることで(自己満足的ではあるが)その感覚を
軽減させることが出来、また、報酬が適正であれば仕事に対しての誇りも
生まれるので、慣れにより飼いならせる感覚ではある。

しかしそこに“余計な金や時間をかけるべからず”という悪魔の言葉が
加わると状況は一変する。好きであるとか以前に価値が崩壊し、全ての
それらのものごとが数字に変化する。今まで血の通った、温度あるものが、
砂や石に変じたような心地である。
当然そうなると仕事に対しての熱も失せ、評価(報酬)も低下するという
負のスパイラルに陥り、止められなければ辞める以外に選択肢がなくなる。

お金は色々なものごとに替え得る存在で、価値的には相互関係にあり、
等価といえるものであるが、お金ありきの場合、往々にして不幸を招く。
何だかんだ言っても、人は心の生き物。ちょっとばかり新しいだけの獣だ。
周囲の変化に適応するにも百年単位。進化など、もっとずっと先だ。
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季節の早さ

2014年10月16日 23時36分11秒 | Weblog
発売からしばらく経ったはずなのに、近所のコンビニで『神羅万象チョコ』
を見かけない。台風の影響とかで遅れているのか、誰かが店頭に並んだ
瞬間に全て刈り取っていくのか分からないが、ここまで見かけないと少々
不安になる。

さておき、コンビニで他の品揃えなどを見ると、夏から急速に秋、冬を
感じさせるものに入れ替わったと感じる。ホット系の飲料が増えたのは
もちろんとして、カップ麺や弁当、お菓子に至るまで、これから寒くなる
にあたって欲しくなりそうなものばかりになってきている。

コンビニの品揃えにようやく季節感を得るほど、感覚がアレな状態に
なっている事はもはや突っ込むまでも無かろう。
でもまだ、アイスやざる蕎麦を食べたいと思う時がある辺り、症状は
悪化していると思われる。
季節感が周回遅れで正常化する日もそう遠くないかも知れぬ。
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ギャグ漫画

2014年10月15日 23時26分28秒 | Weblog
あれから『世にも奇妙な漫☆画太郎』も購入し、我が家のギャグ漫画も
それなりに潤ったが、結局のところ当初目論んでいた寝付きを良くする
効果は全くなく、むしろ逆効果であるという結論に至った。

ひとまずこれらのギャグ漫画を読んでぼんやり思ったことを以下に列挙する。
・『THE MOMOTAROH』は『マカロニほうれん荘』のテイストを実は結構
正統的に受け継いでいた気がする
・『マカロニほうれん荘』と『えの素』は同じギャグ漫画であっても、
対極にある存在と感じた
・『世にも奇妙な漫☆画太郎』の何でもない一コマである、眼鏡をかけた
小太りのハゲ中年が下着姿でアパートに正座している周りに、むやみ
やたらに棒に刺さった生首が林立している、というシーンに、ひどく
懐かしさを感じる。

上の状況は文にするとひどくグロテスクであるが、実際は小学生的投げやり
感の充満したものであり、実際小学生の時に『珍遊記』で感じた笑いの
ツボとほぼ合致したためと思われる。

『キン肉マン』もそうであるが、作者の、良い意味で子供じみたところが
強く感じられる作品というものは、独特の魅力を醸し出すように思う。
往々にしてそういった傾向をもつ作者は、作品が単発でも長く愛されている
気がする。無論、簡単に真似できるものではないが。
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