ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

思い出も溶ける

2022年06月30日 23時54分48秒 | Weblog
何やら昨日からPCのネットが遅い。いつまで経っても何をどうやっても
更新に失敗するWindowsの呪いか、あるいはアパートの回線工事とかの関係か。

話は変わり、新作ゲームを遊ぼうと思ったら容量が足りないことに気が付き、
深夜でもゲーム関連の機器が買える店に行く。その周辺は以前住んでいた家が
割と近いということもあり、ついでに少し散歩をしたが、思いの外色々と変わって
いて、引越してからの時の長さを痛感する。大阪に越して来てまだ家具も揃わぬ
家にあって、ささやかな憩いとなった飯を提供してくれた思い出のコンビニも、
何もかもがと思える程に無くなっていた。
しかし、件のゲーム屋は大阪に越して来てからずっと何かとお世話になっており、
今なお健在で、それだけのはずが妙に安堵と嬉しさをもたらしてくれる。

常に新しさが必要で、それを求めて生きる以上、他者に対して変わらぬ君のままで
と願うことは僭越の極みであろうから、時に裏切りと思えるほどの変化も受け入れて
行かねばなるまい。幸いにして人並みの健康と人間関係とささやか程度の蓄えは
あるので、なおのことと言えよう。
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干上がりかねない

2022年06月28日 23時49分20秒 | Weblog
いつになったら来るのかと思っていたら明けていた。そんな梅雨。
確かに朝起きて部屋の温度が既に30度を超えていたならば、誰が何と言おうと
夏といって差し支えありますまい。
関東では電気が足りないとかそんな状況で、そこに梅雨が早く明けたことに
起因する渇水とかが重なって地獄のような状況にならないことを願うばかりである。

しかし、かかる暑さの中にあってもなお外せぬマスクの呪いじみた存在感。
とにかくマスクの中が蒸れて、常に口の周りが潤っているという、はっきり言って
不快の一語に尽きる状態。これで髭の伸びが促進されるかと思いきや、そんなことは
なく、どちらかと言うと鼻毛の伸びが早い。いずれにせよ不快。

気が付いたらこんな季節と言うような状態で、現に冬用の足元暖房や冬用の
掛け布団が未だにしまわれていない。
こっちの生活がおかしいのか、季節がおかしいのか、もはや分からなくなりつつある。
とりあえずお盆休みは取れるといいな
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奮戦あるのみ

2022年06月26日 23時59分16秒 | Weblog
少し晴れ間が見えれば、夏の匂いが立ち込める、そんな季節。
職業柄もあるが、色々と勉強をし続けないといずれ腐っていくため、
教本やら何やらの自己投資をしていかねばならない。
とは言え、職場で仕事をしながら学んでいくというやり方を結構長い
期間続けてきていたため、その感覚をすっかり忘れていた。

休日やらオフの時間を用いて、自費でスキルや知識を補填するというのは、
何かおかしいという気がしないでもないが、甘えと断じられれば返す言葉も
ないので、結局の所振り切って自身を丸ごと死地に放り込むのが一番という
結論に至る。中途半端におっかなびっくり、後方に保険を残して事に当たっても
腰が引けて身が入らない。それならば生活とか半端な未来とかそういったものを
投げ捨てて覚悟完了する方が、少なくとも性に合っている。

最近はその辺りの切り替えができる人が良しとされ、増えてきてもいるが、
世の中には得手不得手と言うものがある。現にもうかなり長く会社員をやっている
割に、自身のタイピングスキルは未だに象レベルなのが動かぬ証拠である。
本来個々人の得手不得手を踏まえて適材適所し、苦手を補い合って全体として
力を持った存在にするというのが会社、ないしは集団で事に当たる上での主目的
であったはずが、結局多くのスキルや知識の習得、そしてそれらのオンオフの切り
替えが求められるようになっているという現状。

そうなっている、そうせざるを得ない状況と言うのは詰まる所今のやり方に
破綻や限界が来ているからで、さりとて個人で打破できるほどの良き知恵もなし。
なので、持っているだけのありったけを不器用と謗られても出していくしか
ないのである。指揮官がいればもう少し有意義に立ち回れるかも知れない、
という意見が無い物ねだりの泣き言になるような環境であれば尚更である。
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数えるのはいつも苦手

2022年06月23日 23時55分29秒 | Weblog
『自習』を『自害』と空目して疲れていることを実感する今日この頃。
五月が過ぎたと思った傍で既に六月も終わろうとしており、冷静に考えて
一年の半分が過ぎている状態であるが、二月から三月にかけての記憶が定かでない。
要するに一年の感覚がごちゃ混ぜ状態で、去年の事だったのか、今年の事
だったのか、時系列も怪しい。

こういった事態に陥るにつけ、神羅万象チョコのカレンダー効果は大きかったのだと
実感する。あれのおかげで2005年から2019年くらいまでの季節感と時系列は
崩れないで来れた。
思い出に縋って生きるつもりはないが、さりとてそれがてんでバラバラに転がった
ままでいるのも忍びない。最低限並べておきたいものの、それが叶わない。
お気に入りの漫画の背表紙が途中から隠されたかのような、そんな感覚。

せめてガオロードがもっと続けば、またカレンダー効果の復活が期待できるかも
知れないが、それは一体何年後になるのであろうか。
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ある意味体を労る

2022年06月21日 23時51分37秒 | Weblog
腹が出てきたり、腰に不安の種が植わっていたりという昨今の状況を
鑑みて、ささやかに筋トレをすることにした。
もちろんゴリゴリに鍛えるのが目的ではなく、肉体的な憂いを少しでも
減らせればという考えからで、日に数分程度、ストレッチのついでくらいの
感覚で臨むことにしている。
そして、この手のものは結構な需要があるのか、youtubeでも多くの関連
チャンネルがあり、毎日数分程度で出っ腹が治る的な謳い文句のものも
かなりの量がある。とりあえずその系統のものをざっと見て、毎日続けられ
そうなものを選択してメニューに加えている感じである。

ただ、初めのうちは筋肉痛であったり、寝る直前に行ったことで寝付きが
悪くなったりで、そこまで効果が見えなかったが、日に数分とは言え、ある程度
続けていると、少しばかり体に変化が起きているように感じる。
心なしか気力も回復してきたように感じる。まだ始めて一月も経っていないので、
腹が引っ込んだりという外面上の変化はないが、代謝が良くなったという感覚は
あり、少なくとも健康には良さそうだという実感を得るに至る。

と言うか、職場で昼くらいに眠くならなくなったのは、会社員的な熟練度が
上がったためと思っていたのであるが、多分実際の所は代謝がもの凄く悪くなった
だけなのではなかろうかと思い至る程には肉体的変化を実感している。
つまり昼が眠い。でも続けたい。
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静かに古くなっていく

2022年06月19日 23時44分03秒 | Weblog
何か以前にも書いたような気がするが、改めて思ったことなので、もう一度。
入院していた時に、若い看護師がしくじった際に『めっちゃごめんなさい』と
言われて、ひどく困惑したのであるが、それはその態度からではなく、
『めっちゃ』という言葉がいつの間にここまで浸透していたことに対してで
あった。あれからも、当然のようにその後に触れる機会はあり、と言うか
気にすればするほど浸透していることを実感し、いつの間にかそうなったのか
未だに良く分からないまま、世の移り変わりを感じずにはいられなかった。

代わりにほぼ同じ場面で用いられてきていた『超』という語と入れ替わりに
なっているように思われ、ラインとかTwitterのような文字主体のコミュニケーション
からはかような表現の転換が行われにくかろうに、どこから浸透していったのか。

よくよく考えてみると、若い世代と職場以外で話す機会がなく、つまり新しい、
くだけた表現に触れる機会が久しく無かったためにかような事態に陥ったのでは
ないかと思われた。学祭の時に同窓会的なものを行っていたが、コロナの始まる
前から出ていないので、その辺りもありそう。
若手との奇譚のない交流というのは、思いの外重要そうである。
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しっかり食べる

2022年06月16日 23時49分17秒 | Weblog
定期的に訪れる活字への飢えと、前から何かと気になっていたことも
あり、『孫子』を購読中。こういう何かちょっと読みたくなった時に、
すぐ手が出せる電子書籍の有難み。
当然ながら物語の類ではなく、ビジネス書のような内容なので、帰りの電車
の中など、時間がある時にチマチマと読み進めている。
個人的な処理能力や記憶容量の問題から、一気に読んだとしても身に付かず、
さしずめこの年齢で高カロリー高脂肪かつ難消化物を一気食いするようなもので、
胃もたれを起こしたり下したりして、結局味わったという感覚しか残らない
という、そんな感じ。

この歳になってようやく気が付くのは、知識を蓄えるという事は、言うなれば
冷蔵庫に食材を入れておくに等しく、そのままでは食べるにしても難があり、
さりとて入れっぱなしでは腐るばかりであるということ。
そして知識はしっかり、出来れば自身の口に合うように料理して、咀嚼して
飲み込んで、そこでやっと血肉になるのだということ。

無論初めて食べるものであれば、やり方が分からなかったり、うまく消化
しきれなかったりもする。しかしそれは回数を重ねることで慣れるものでもある。
なので、かの本も何周かしてじっくり食べていこうと思う。
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真っ暗

2022年06月15日 01時20分21秒 | Weblog
久し振りに日をまたいでの帰宅となり、部屋に入るも明かりが
点かないことのもの悲しさよ。そろそろ蛍光灯も寿命かと思い、
資料部屋の明かりから蛍光灯を抜いて入れ替えるも反応なし。

すわ電気系統が死んだかとも思ったが、部屋にある他の家電は通電
しているようなので、おそらくペンダントライト自体が死んでいる
ものと判断し、隣の部屋のものと取り換え、今度こそ無事に復帰。
遅くに帰ってきて、散々な目に遭ったが、これが前住んでいたワンルーム
だったら詰んでいたので、不幸中の幸いと言えよう。

しかし、前住んでいた家は十年以上ライトそのものの故障はなかった
ので、そこがちょっと気になる。とは言え、最近の明かりが突然消える
現象の原因もはっきりしたし、部屋も明るくなったので万事解決とする。
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四十にして未だ惑う

2022年06月12日 23時48分40秒 | Weblog
また一つ歳をとる。かかる歳になってもまだ親から誕生日祝いの
メールが来ることに少々複雑な気持ちを抱きつつも、それもこれも
あるうちが花とも思うので、精一杯の心ばかりの返答メールを返す。

振り返れば、厄年などと高をくくっていたものの、先達の言い伝えは
馬鹿に出来ないと思うほどには色々あり、最たるものが入院であった。
厄年終了の数日前にも滑り込みとばかりに何か来たりと、結局今年が
終わるまでは安心できなさそうな感じではある。
しかし、色々あったことの元を辿れば、大体が頼まれ事を安請け合い
したことに起因するものであったから、たとえ人に恨まれても、
圧迫面接でNoの選択肢が見えないような状況にあっても、否とはっきり
言える心の強さが問題なのであろう。

とにもかくにも、これからの人生がどこまであるのかも、もはや分からない
地点まで来たという実感があり、もう少し我儘に生きることを考えて
行こうと思った今日この頃。
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急に急ぐ勿れ

2022年06月09日 23時40分42秒 | Weblog
何事も急だと体に害だとふと考える。
いわゆる季節の変わり目に体調を崩すことが多いのも、気温やら湿度
などの環境の変化が急な為であろうし、運動の前に体操をしないと
色々切れたり違えたりして怪我や痛い目にあったりする。

生き馬の目を抜くが如きスピード感が随所で求められる昨今、望む
望まないにかかわらず、急がなければならないことは多々ある。
急ぐにしても、何の備えも慣らしも無しに覚悟一つでアクセル全開に
してはならず、得てして心身に少なくないダメージを被ってしまう。
必要あっての事であるし、逸る気持ちも仕方がないが急に急いではならない。
可能な限り徐々に、体と気持ちを慣らしつつ、無論補給や備えは十分に、
それでやっと急ぎ始めるのが良い。

例えば職場において、かなりのきつい作業を行っている所があっても、
かような急発進が行われない環境においては、心身を壊す人は結構少なく、
反して容易い作業を行っている所であっても、急発進や何やらで作業や
スケジュールの密度が乱高下する環境においては心身を壊す人が多い。

内容も重要ではあるが、どう動かすのかの方がより重要と言えよう。
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