終電を逃し、いつもタクシーを拾う場所まで歩いたものの、そこに
タクシーの姿はなく、そうこうして歩いているうちに気がつけば家の前。
夏の始まりを感じさせる、やや蒸す夜の街道を一人ぶらりと歩くのは
我ながら風流だと時折思うが、そんな中でも仕事のことばかり考えていた
ので、風流も息抜き程度の扱いでしかない。
帰宅し、近所のコンビニで買った、学生の時分と変わらないような安い酒と
そのつまみを雑に放り込み、ゴミ箱のような部屋を家と思い込んでいる
この有様を実に可笑しいと一人ほくそ笑む、いつもの週末でした。
タクシーの姿はなく、そうこうして歩いているうちに気がつけば家の前。
夏の始まりを感じさせる、やや蒸す夜の街道を一人ぶらりと歩くのは
我ながら風流だと時折思うが、そんな中でも仕事のことばかり考えていた
ので、風流も息抜き程度の扱いでしかない。
帰宅し、近所のコンビニで買った、学生の時分と変わらないような安い酒と
そのつまみを雑に放り込み、ゴミ箱のような部屋を家と思い込んでいる
この有様を実に可笑しいと一人ほくそ笑む、いつもの週末でした。