注げど満たず

そろそろ買い物でもして憂さを晴らそうかと思い、某通販サイトを見るも
そんな時に限ってめぼしいものが無く、悶々とする。
元々欲しいものなど、大概言われるまで気付かないような状態で、そもそも
欲しいものが何かを探しているという時点で何かがおかしいのだ。

欲しいものは最初から欲しいと心が決めている。決めたそれを探すことは
あっても、それが何かを探すという事は本当は欲しくなどなかった事に
ほかならない。精々その場の、もしくは過去として振り返った際の心の
慰みになる程度であろう。
そんな物やら物が、部屋には一杯。でも、溢れることがあっても、足りると
いう事はきっとないのだろう。

業務用

先日誕生日云々と書いたのですが、ニュアンス的には誕生日がもうすぐだ、
というつもりだったので実際にはもう少し先です。まさか祝いのメールが
来るとは思っていなかったので、私信ながら説明とさせて頂きました。

ともかく、日に日に日本語が不自由になっていくような気がしてならない
今日この頃です。ひどく簡単な事柄を説明するのにわざわざ言葉を探して
しまったり、さりとて探さないと言葉のデッドボールが発生するので、
ボークギリギリの会話模様となっています。お客さんが欠伸をかいてるよ！

サラリーマンになって、それなりに話術は身についた気になっていたけど、
一般会話スキルは下がる一方。身についた気になっていたのは、業務上の
話術なのだから、むべなりと言えばそうなのですが。

何度目のという話

もうじき五月も終わり、という事で本格的に暑い季節の到来と共に、
三十何度目かの誕生日を迎える事となるゑのです。何かもう色々と
どうでもいい気分です。

そんな中、コンビニでふと読んだ漫画雑誌の中に美術系予備校が出てきて
いるのがあり、しかも取材協力がかつて通っていた所でもあり、しみじみと
懐かしい気持ちになりました。アレからもうじき15年…。
しかし、何度か書いたように、今から考えても美術系予備校という所は
不思議な場所でした。後に通う事となる美大よりもアカデミックかつ
年齢及び色々な方面の人が居るというワンダーランド。

大体が一年間限定、及び恋愛は御法度という特殊環境が生み出したものも
多いかとは思いますが、ともあれ懐かしくなった次第です。
あの空間にはもはや二度と戻る気はないけど、クロッキー教室とかであれば
出てみたいなあ、と思う次第です。

遭遇と結末

久しぶりにゲームをぶっ通しで7時間もプレイしたせいか、コンビニで
買った『モンスターカオス』とか言うエナジードリンクをがぶ飲みした
せいか、或いは元々体調崩していた事に気がつかなかったのか、
とりあえず何だか具合の悪いゑのです。
ゲームやめたら鼻血を出し、腹は痛みだし、頭痛というかクラクラしている
状態。歳なのでしょうか。7時間って、言うほど大した時間じゃない。

さておき、先日半年ぶりくらいにGの字が我が家に侵入してきました。
もはやそれなりに付き合いも長くなってきていて、行動パターンも幾らか
読めるようになってきましたが、やはり共存などという選択肢はなく、
先程の遭遇時に好機を見たため、そこで仕留めました。

体調もこんな様子だし、不安の種が減るのは良いことだと思う事にする。

有線

ゲームがオンラインという手段を経て、何年経ったのか分からないが、
そのような中、ようやく我が家のPS3もオンライン対応と相成った。
というよりも、LANケーブルのスイッチングハブの存在を今まで知ら
なかったという所が非常に大きい。

知識獲得に傾ける努力が興味の二乗に比例する、という要は興味の薄い
ものに対して全く意識が向かないという己の性格を改めて思い知る。
とりあえず『スカイリム』の修正パッチでも落としたりしよう。

空きづくり

先日空き缶を片付けたことによって、ある程度すっきりした部屋を見て、
今までの荒んだ気持ちが環境によるものだと気付く。そうなると、周囲の
人達がやたらに転居を勧めてくる事にも納得がいく。…と言うか、
傍から見ても破滅的な空気というか『こいつダメだ』感が漂っていると
いう事にもなるのだろうか。

わずかであってもこういった片付けが、心にゆとりをもたらすのならば、
無駄と決め付けずに休日にまた少し片付けでもしてみようと思う。
差し当たっては、まだ床に少し散らばる空き瓶と、隅に積まれたダンボール
の処分あたりが妥当か。

無計画人間の資質

欲しいものも、やりたい事も山程あるはずなのに、それのために動こうと
いう気力が沸かない。例えば家に山と積まれたプラモデルを作る事だとか、
わずかな穴を埋めるだけの神羅万象チョコ集めだったりとか、昔から
言い続けて結局未だに目処の立たない同人誌作成とか、ざっと挙げるだけで
も随分である。
それにしても、こういうところで動けるか否かが人としての力というか、
出来る人間か否かの分水嶺になっている気がする。この先身に付けようと
して、ちゃんと身につくものなのか。むう。

日記

部屋中に散乱、堆積していた空き缶の山をようやく一括処分する。

片付け後の部屋を一望し、思いの他広さがあった事に気付くと同時に、
片付けの最中出てきた虫が紙魚一匹だけだった事に言いようのない
残念さか不安のようなものを覚える。Gの字が出たらそれはそれで不安に
苛まれるので、出ないに越したことはないのだが。

さておき、話は朝に遡って金環日食の話題であるが、どこでも書かれて
いるような内容である。概要としては、薄曇りながら逆にそれがフィルタの
役目を果たし、輪っかになった太陽がはっきりと目視できた。
金環というよりは銀環といった風情であったが、むしろそれが肌寒さと
相まって良い感じで、わざわざ早起きをして見た甲斐は十分にあり、
テレビや携帯のの画像では伝わり得ない何かを得た心地でありました。

それにしても、あの肌寒さは太陽が隠れたせいだったのか、たまたま
そういう天気だっただけなのか、謎である。

淀み

明日の日食の時間を改めて調べてみたら、結構朝だったので、一応早起き
をして見てみようと思い立つ。ただ、我が家の前には何年か前から大きな
建物が立ち、そいつが大体東の風景を占拠しているので、実際の所は
どうなるか、まだ分からない。それを避けようとするならば、家を出て
五分くらいは迂回しないといけない。今までそこまで邪魔と感じたことは
なかったが、或いは初めて邪魔と感じる事となるかも知れない。

また、今日は曇り空の下、散歩がてら川の流れでも見に近所の河川敷に
出向くが、案外人が多く、一般の人が休日にこういった場所に集まるのだと
いう事を改めて思い知らされる。例えば河川敷でバーベキューとか、
凧をあげたり野球をやったりといった習慣が、昔から無かった為であるが、
詰まる所自家用車の存在が決め手なのだろう。そんな自家用車たちは、
河川敷の入口に渋滞を起こしていた。実に不憫に思う。
そのような中、結局川の流れよりも、そんな休日を謳歌する人の群れを
見ている方がよほど面白く感じ、しばらくキャッチボールで応酬される
球を眺めていた。

キャッチボール…何十年ぶりというレベルであり、次の日が恐ろしいが
ひどく心惹かれるのは人の群れのせいか、陽気のせいか、あるいは。

寝休日

なんだかんだ言って今週一週間いろいろあったせいか、休日の今日は
その殆どを寝て過ごすという、アレな結末となった。
暑くもなく寒くもない、快適な季節の中にあって、横になるとついウトウト
してしまうとか、一度寝入ったならば4～5時間は目を覚まさないという
そのような事も一因と言えましょう。

明日は…そうだなあ、川の流れでも見に行くか。歩いてすぐだし。