異常の異常は正常

件のペンタブレットがメーカーから帰ってきた。気が重い。
返品のためという事もあるが、代替機として購入予定のintuos4のドライバ
が、問題のあった５のドライバに近そうな予感があったためである。
元々往生際の悪い性分であったため、せめて返品する前に出来る事は
やっておこうと、メーカーに調査中にウェブなどで仕入れた情報から、
いくつかの方法を試してみる。例えばドライバの遅延起動などである。
いろいろ試して、やはり甲斐なくいよいよ返品の色が濃厚になった時、
USBハブが目に入る。サポートとの話でも、ハブからの接続は動作しない
原因となる旨を聞いていたのだが、最後の足掻きという事で繋いでみる。

…なぜか正常に動作した。三週間近くに渡る苦闘がここに終了する。
PCが異常なのだから、むしろ非推奨の手段こそ正常なのだと個人的に
納得するが、いつ問題が起きてもおかしくないような状態なのは間違いない。

とりあえず数時間触った感想としては、タッチ機能はいらない、という点。
あと、メーカーは多くのショップや量販店などでクラシックペン（細軸の
ペン）が軒並み売り切れているという事実を受け入れるべきである。
別に太軸があるのは構わないが、細軸を基本として、ゴム製グリップを
付けるとあの太さになる、という仕様にすればいいのに、と思った次第です。

あと、今回の件のまとめを以下に。同様の問題が発生した方への一助と
なれば幸いです。

デバイス：intuos5 touch
問題：接続してもドライバが認識されない。つまりどうにも動かない

対処
・ドライバの再インストール
・旧ドライバのアンインストールとディレクトリからの削除
・ドライバの遅延起動(コントロールパネル→管理ツールから)
・マウスの付け替え、もしくは挿すUSBポートを変える
・USBハブから接続する

今回は最後の対処法のみ有効でした。まだ油断はできないですが。