自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

膝通を克服して健康登山! 団塊世代に贈るLOHAS情報です。

膝は伸ばさず・・・ 4

2016-09-20 07:04:08 | 図書メモ
下図も本文P.97からの転載です。


先日、越後岳のキツイ下りでは右側の「硬い足」をイメージし続け、
左膝に故障を起こさず、降りてきました。

この時、同時にイメージしたのが、「蹴爪」です。
やはり前述のMIFUYU先生から教わった、第六の指。
手指が5本あり、小指の付け根の豆状骨が第六のの指だとしたら、
足指も5本で、踵の骨(踵骨と書いてショウコツと読む)が第六だと思います。

解剖学的に、こういう解釈があるわけではないのですが、
「小さい手」「豆状骨!」と思いながら作業すると気が引き締まるので、
きつい下りの時も「蹴爪を使う!」とイメージしていると違うのです。

「同世代と比べれば元気」とはいえ、10年前と比べれば、
登りも下りも1割くらい遅くなって、無理はきかなくなっています。
あと20年は元気に野山を歩きたいと思いますから
良き友人たちと良い情報をシェアし、色々勉強していくつもりです。
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膝は伸ばさず・・・ 3   硬い足 と 柔らかい足

2016-09-19 09:47:29 | 図書メモ
下図は本文P.57に載っている骨格図です。
著者の方に著作権があるので、なるべくScanしないようにしていますが、
とても分かりやすいので、上記にお断りして掲載させていただきます。


P.56 柔らかい足というのは、内側のアーチが落ちて
   土踏まずが接地している状態(=偏平足のこと)

P.58 足が接地したとき、柔らかい足のまま全体重を支えると、
   足の親指は何万回もソールに押し付けられることになります。

   この過程で拇指より足首よりにある第一中足骨という骨が持ち上げられ、
   拇指も地面に押し付けられながら外反(外に回る)するのです。

MIFUYU先生に教わった「外反母趾のケア方法」は、
上図の右下にある、第一基節骨(外向き回転)と第一中足骨(内向き回転)を
左右の手指を使ってつまみ、それぞれ逆方向にマッサージすることです。

私も毎日少しずつ続けています。
ま、それほどひどくないので、あまり変化は感じませんが。
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膝は伸ばさず・・・ 2

2016-09-18 08:42:40 | 図書メモ



理論は後述するとして、何をすれば良いのか?を目次で拾ってみます。

①胸を張って腰を立てる
②アクセルとブレーキを入れ替える
③膝を曲げて楽に歩く
④つま先・膝は外に向ける
⑤二直線上を歩く
⑥肩を引いてあごを出す
⑦左半身で楽に歩く

実際は、理論の説明と、上記ステップを行うためのドリルがあり、
順を追って理解していくようになっています。

①~⑤は本を読んだだけで感じが掴めます。
が、⑥と⑦に関しては、今までの自分の歩きとは違うので
違和感があります。

*****************
①胸を張って腰を立てる
この項は、「鳩尾を持ち上げて、肛門を締めましょー!」と言いながら、
教室で実践しています。

②アクセルはカカトで、 ブレーキはつま先だそうです。

③「膝を曲げて楽にあるく」・・・・
これは誤解されがちな表現だと思います。
実際に説明を読んで、やってみると
つまり、<胸を張って、踵をアクセルに感じて歩いていると>
結構早足になってしまうのです。

「楽に」というと、「ゆっくり?歩く」というイメージですが、
この辺が、文章の限界なのかもしれません。


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膝は伸ばさず歩く??

2016-09-17 08:05:33 | 図書メモ
テリムクドリモドキ Brewer's Blackbird


図書メモです。本の名前は、

  「健康で長生きしたけりゃ、膝は伸ばさず歩きなさい。」

著者は常歩身体研究所代表・木寺英史氏。2015/4
先日(9/4)から何回かご紹介してた下記の本の監修者だと
気づかれた方は、そう多くはないことでしょう。

  「足についての本当の知識」の著者水口慶高氏の後に
   木寺英史・監修となっていました。

<はじめに>から分かるコンセプトは、
①現在主流のウオーキング・スタイルはエネルギーのロスが大きく、
  特に中高年には無理がある。
  特徴として、<地面を蹴って膝などの関節を伸ばしながら歩く>
  これを「伸展歩き」という。

②江戸時代までの日本人が得意としていた歩きは、
  地面を蹴らずに膝を曲げて進む「屈曲歩き」である。

③「屈曲歩き」から基本的なポイントを抽出し、誰でも手軽に
  実践できるようにした歩き方を「ロコモ歩き」として紹介する。

P.3 歩行が困難であった病を克服された方、腰痛や膝痛または
  外反母趾の痛みが解消した、または軽減した方が続出・・・・

人によると思いますが、「良い」「良くなった」と言われる療法は、
試してみるのが、私の信条です。
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足についての本当の知識  5 代表的な症例

2016-09-16 13:47:15 | 図書メモ


P.127 ランナーが患うケガや障害の、代表的なもの

   ①ランナーズ・ニー:膝周りに慢性的な疼痛がある。  
             腸脛靭帯炎が原因といわれている。

   ②シンスプリント:スネの内側に慢性的な疼痛がある。
            後脛骨筋腱のスネの骨に付着している部分の炎症

   ③足底筋膜炎:つちふまず、とくにカカト寄りの部分に荷重するたびに
          痛みを感じる症状。


現在、世の中はインターバル・ウオーキング流行で、あまり走らない時代です。
私自身は、Slow Joggingに近く、早めに歩いたり、少し走ったりしています。
いずれにしても100歳前後まで、大事に使っていかねばならない足なので、
勉強は常に必要だと思います。
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足についての本当の知識  4  COP と COG

2016-09-15 05:56:59 | ネットワーキング


P.103に重要なイラストが示されていますが、用語解説がありません。
(多分、この業界では常識の言葉なのかも)
しかたなくネットで調べてみました。
<作業療法的見聞録http://otstudent.blog55.fc2.com/blog-entry-16.html>

COG:Center of Gravity
・身体があらゆる方向に自由に回転しうる点
・身体各部の重量が相互に平衡である点
・基本矢状面、基本前額面および基本水平面の3つの面が交差する点

COP:Center of Pressure
・床反力が作用する平均位置
・床反力作用線が身体重心を貫かない場合、物体には回転運動が生じる

うぅ~、むずかしー!!


ま、P.103のイラストや写真をみると一目瞭然なのですが・・・・

   正常な足はカカト外側から接地してアウトエッジを通り、
   最後に拇指から抜ける。

   過剰回内は、接地直後から内側に荷重がかかり柔らかい足のまま
   離床する。


つまり、膝が内向き(=足先も内股)状態だと、
重心線は足の内側(拇指サイド)を通り、拇指と第二指の間を通過。
足が正常なら、重心線はカカト外側から小指サイドを通って、拇指先へ。

この「過剰回内」だと、足のアーチが崩れ、
著者の定義する「柔らかい足」になってしまい、
本来の使われ方<固い足と柔らかい足の使い分け>が出来なくなってしまう。

先日、越前岳に行った下りの急坂は、足裏の重心線が内側に行かないよう、
ず~っと意識していたら、筋肉の疲れ具合は少し軽減されたようです。
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足についての本当の知識  3 Core Stability

2016-09-14 05:56:27 | 図書メモ




著者の水口氏は、足の不調が全身の不調の引き金にもなり得るし、
身体のどこかの不調が足に負荷をかけ、ぎっこんばったんと
「悪くなるスパイラルに陥る可能性がある」と説いています。


P.64 腹部には上下左右前後に内臓を包むような形で機能する
   いくつかの筋や筋膜があります。
   このユニットをまとめてコアといいます。
   そしてコアの安定性のことをコア・スタビリティといいます。

   このコアこそが姿勢を保つためにとても重要な役割を果たしている

   たとえて表現すると「コア・スタビリティが安定している」

   =「お腹の中に空気がしっかりと充填された風船が入っていて、
     その圧力で体幹から上の重い荷物を支えている」というイメージ


P.65の写真を見ると、「うん、こんなイメージよね。」と思えますが、
口(文章だけ)での説明では、今ひとつ分かり難いかも。
だから私は教室で「レントゲンをとるときのイメージよ~~!!」と叫び、

「鳩尾を上げて~!」「おへそを引っ込めて~~~!」と注意喚起します。
でも、聴いてすぐに動ける人は2割くらい・・・
伝えること(特に初心者に)の難しさを感じます。
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ホームページ用写真の撮影

2016-09-13 06:00:39 | 自力整体
ミドリツバメ Tree swallow


自力整体ナビゲータは健康意識向上のために各自ホームページを作っています。
私も以前、自分でねじり鉢巻きで何日もかけて作りました。

時が流れ、時代は変わり、色々なジャンルのボディ・ワーカーたちが
魅力的なホームページを作っています。
最近、夫がミュージカル研究会のホームページを作ってくれ、
「ついでに(!)自力整体のも、つくってやろうか?」という話になりました。

最近の流行はトップページの写真が Slide show になるようなので、
色々な写真を編集することに。
昔、百名山巡りで撮った写真ばかりでは、「若すぎる・・・・」
だって<20年以上前から10年かけて>ですからね~。

ま、現状をお見せしなければ、誰も信用してくれませんから、
近影を撮影しに昨日、多摩川台公園に出かけました。
月曜日の午後とはいえ、小春日和なのに無人の、絶好のコンディション。

夫は「自力整体だの、健康体操なんてやらなくても、俺は健康だ!」と言って、
一緒にやる気は全然ありません。でも門前の小僧だけあって
私がやる実技の勘所は、きちっと押さえて写真を撮ってくれます。

一緒に自力整体をやって、<健康家族のお手本>になってくれるのが
私の理想でしたが、「陰ながらの応援」でも、今は十分です。
何かと<求め過ぎる>のが家族や夫婦の常のようですが、
求めすぎて<常に嵐>のような壮年時代は無駄だったのだろうか?という思いが
深まりゆく秋の空気の中で浮かんで、消えていきました。
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ミュー研練習に若者Visitor =^-^=

2016-09-11 05:59:39 | ネットワーキング
クサチヒメドリ Savannah Sparrow


昨日は9月第一回目のミュー研練習日。
シェア奥沢で知り合った若きアメリカ人、クリス君が初参加。
ミュージカル研究会は、「やる気のある方」なら年齢を問わず、
特に男性は大歓迎です。(だって、現在メンバー18名のうち、4人しかいないし、
コーラスの声量とか、深みの点で男声は絶対必要だし、
役作りの上でもVarietyは重要なのです。)

でも彼は「日本の大学院で都市工学を学ぶ」という目標があって、
受験勉強中ですから、「ちゃんと参加」なんて絶対無理そう。
それでも、「気軽に見学に来て~」と声をかける理由は、

日本の中高年のカルチャー事情を海外の人々に知ってもらいたい。
もちろん、一緒に音楽や演技を楽しめれば最高。
彼を通じて、我がミュー研の存在を色々な人に広めてもらい、
それが縁で、新人が訪れてくれるかも・・・・

日本語は堪能だし、Open mindな彼は、すぐに皆と打ち解けて、
歌や踊りに参加してくれました。我が会の唯一の若者、Alvinとは、
年齢も殆ど同じなので、色々情報交換できて、良かったようです。

現役時代ほど機会は多くないですが、洗足池周りや色々な場所で
国際交流ができることは素晴らしいと思います。

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外反母趾 治し方

2016-09-09 07:47:58 | 健康法
Mountain bluebird ムジルリツグミ


ここでランニング・ライターMIFUYU先生から教わった秘伝をお伝えしましょう。
彼女は、この方法でご自分の外反母趾がかなり改善したそうです。
外反の原因は、人それぞれですから、原因を取り除くのが第一ですが、
触ってみて気持ちが良ければ、効くのではないかと思います。

足指の骨は先端から順に、末節骨distal、基節骨proximal、中足骨metatarsal bone
指は5本ですから、親指から小指に向かって、第一~第五までの名前がつきます。
一つのケア法として、

   第一末節骨の爪の両脇を下から左手でつまみ、
   第一基節骨の細い部分を上から右手でつまみ、
   この二つの骨を雑巾絞りのように、反対方向へ捻じります。
   筋肉を傷めないよう、優しく「色々な方向に行けるんだよ」という感じで。

私は昔から肝経の行間(こうかん)というツボから第一と第二中足骨の間を
手の指先3本を合わせてマッサージするのが好きでした。
が、そんな先端部を捻じることは思いつきませんでしたねぇ。

ツボや経絡の意味、色々な刺激方法を知っていると、
ポケッとしている暇はなく、常に手足のどこかを刺激することが出来ます。
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